ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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それぞれのキャラクターが良かった
エルファバは善性の人間ではないし、悪性の人間でもない。そこがキャラクター造型として興味深かった。
グリンダは観客に対しての第一印象が決して良くないと思うのだが、それをストーリー上で覆してくるのが面白かった。
ミュージカルなので、ミュージカルのシーンが楽しいのも良かったし、映像が美しかったのも良い。
前編は女性同士の友情モノとして良い出来だったので、これが後編になってどういう物語になるのか気になる。
エルファバのウソで固められた世界で抗い西の悪い魔法使いとなる前日譚
最初はオズの魔法使いの二次創作のミュージカル映画化であることを知らずに見たけどとても楽しめた
動物が喋り魔法という概念が存在しエメラルドシティにいるオズが讃えられているがその裏ではオズが魔法使いではなかったり動物を喋れなくさせたりと陰謀がうごめき裏がある世界観の中で全てが真逆なエルファバとグリンダのストーリーが良かった
肌が緑色で魔法の才能に溢れているエルファバ
コミュ力が高く魔法の才能がないグリンダ
同じ部屋になり性格が正反対な2人はいつも嫌ってばかり。この時の「大嫌い!」は2人がいかに対立し嫌っているかがよく表現されていて単純に音ハメが凄く素晴らしいミュージカルだった。だけど同じ人が気になったり魔法使いになりたいなどの共通点が見つかり仲良くなっていく
そこで仲良くエメラルドシティに辿り着きエルファバが魔法使いになる…と思いきやオズは魔法使いではなく動物を喋れなくさせてたのはそのオズ本人。子供の頃から憧れ続けてきたオズとエメラルドシティは欺瞞に満ちた世界だとしエルファバは抵抗する
そして最終的にはグリンダはエルファバの誘いを断り、エルファバは西の悪い魔法使いとなってしまう。昔みたいにもう2度とエメラルドシティを目指し楽しむことが出来なくなり、結局2人は完璧に相容れることはなく、エルファバも自分自身のオズ達に裏切られた気持ちを優先した時の寂しさは計り知れないだろう
この時の「重力に逆らって」のラストの絶叫はまさにエルファバの鬱憤が解放されたかのようでまさにこの作品の真骨頂だろう
この完全に分かれてしまったエルファバとグリンダはどうなっていくのか?その後のオズやエメラルドシティはどうなるのか?とにかく続編が楽しみ
あと単純にCGとセットすげぇ
CGは特に歴史のヤギ先生や王子の乗ってたウマとかホンモノそっくりやわ
それとセットは冒頭のバラの畑を再現するために900万本用意したり、「重力に逆らえ」の時の飛行シーンはCGを使わずほぼ人力
とにかくこだわりが凄く、過去に何度も頓挫しかけてきたからか最高の作品に仕上げてお出ししてくれた
ジョンMチュウ監督はまさに素晴らしい監督だ
壮大で美しいミュージカル!
辛さをエネルギーに変える最強の女エルファバ
緑色の皮膚を持ち、偏見や嫌味、心ない言葉に傷ついていたエルファバは、足が不自由な妹の魔法学校の付き添いで、金髪で色白な絵に描いた人気者の裕福な女性、自己顕示欲満々のグリンダと出会う。
自分の怒りをきっかけに、強い感情を持って周りを圧倒するエルファバ。彼女の姿を見た魔法学校のカリスマ的存在の女魔法使い教師から、能力を見出され、特別授業を受けるチャンスをゲットする。外見の特異性ではなく、初めてありのままの自分を認めてくれた喜びに高揚し、自分の未来に希望を持ち、真摯に自分の才能を伸ばそうと努力する。
一方、他の人から気に入られよう、自分が1番になるために善意的に前向きなグリンダは仲間を増やしていくが、エルファバが同部屋で暮らすこととなる。
2人の対極な性格や考え方の対比が色や洋服、メロディーに出ていて面白い。
自由大好き、ただ今が楽しければいい、自由を愛するイケメン愉快快楽主義者のフィエロとの三角関係や、車椅子で過ごすエルファバの恋の物語もあった。
2人の出会いは、それぞれの良い個性と個性とが混じりあい、新しい信念と世界を切り開く力を生み出していく姿を描いている。音楽も浮遊感があったり、耳に残るメロディーが素敵だ。見ていて前向きな気持ちになれるし、元気になれると思う。
悲しみと苦しみを背負っているものは、どんな逆境でも立ち向かえる耐性力を持つ。
ラストに描かれるエルファバの力強さと誰にも負けない自己肯定感、無敵感は見ていて清々しく、鑑賞している劇場全員の新しい道を切り開く位、自分も最強になったような魔法をかけられた体感があった。
三時間を超える上映時間も見飽きずに楽しめた。
続編も楽しみだ。
ミュージカルとの違い
個人的に、舞台は華やかさ、映画はストーリー、アクションを見に行ってるんだと思った。
ストーリー中心の舞台も、見に入っていますが。
ウィキッド、歌とダンスがいまいち入り込めなくて間延びして見ていました。
ミュージカル系の映画は他にも見ていてそっちは別に面白く見ること出来たのですが。
だいぶ、残念です。
ミュージカルはミュージカルで見るのがいいですね。
何だろう…最初から最後までエルファバに感情移入してしまって、ずっと胸が痛かったです…。
西か雪山か
ミュージカルは未見。
とは言えロングランであることは知る。
オズも魔法使いもあまり興味はなかったが、それだけ人を惹きつける内容なのだろうと興味津々、鑑賞した。
「レ・ミゼラブル」は進行がミュージカルそのままだったが、こちらは長さからみるに楽曲やセリフはミュージカルにない部分が加えられているのだろうか。
主人公二人の出会いと友情が生まれるまで、そしてこれから訪れるだろう試練への入り口が鮮やかなセットを背景に、とても丁寧に描かれていた。
そこにはアメリカのハイティーンが主人公となる青春ドラマっぽい葛藤が織り込まれていて安定感が、ゆえに懐かしさがあり愉快に鑑賞する。
などとラストに迫るほど思い出されたのは「アナと雪の女王」で、西か雪山かと眺めた。
マイノリティーの悪目立ちと、目立つことそれ自体が何らかのエネルギー、パワーであることと、その力を受け入れ、隠れるのではなく解放すること。そうして周囲へ及ぼす影響の責任もまた自ら負うこと。これらは宿命なのだろう。
覚醒した主人公は続き、どのようにこの宿命と対峙し、いかに解決してゆくのか。とても楽しみだ。
あと、もしかすると自己肯定感とは、生まれながら気づかぬうちに履かされてきたゲタの高さなのかもしれない、と観ながら思う。
登場したさいのミシェル・ヨーのカリスマがかった貫禄と美しさに息をのんだ!
後編、早く観たい!
アリアナ・グランデの歌が聴きたかったので、字幕版鑑賞。
全編を通して、音楽も映像もとても良かった。
サム&キャットの時に最高に可愛らしくって大好きだったアリアナが痩せっぽっちなのが、なんだか痛々しかったけど、歌も演技も最高に素晴らしかった!
も一人の主役シンシア・エリヴォも私は知らない女優さんだったけど、パンチのある歌声と演技力が素晴らしい。
全体的にアミューズメントパークでのアトラクションを意識してるのかなと感じる演出が多かったけど、別にディズニーじゃなかった。USJとかでアトラクションできないかな。あったら絶対行きたい。
長い作品だったので、眠ってしまわないか心配だったけど、素晴らしい世界観にすんなり引き込まれ、あっという間の2時間40分でした。
トイレ対策のアイテムにボンタンアメを2箱用意しておいたのも良かったです。
結局、7粒くらいしか食べなかったけど、鑑賞前にアイスカフェオレ(S)、鑑賞中にホットココア(S)を飲んだけど、公演前に一度トイレに行っただけで、公演中は全く尿意なし!集中して鑑賞できて、自分に勝った気分!ありがとう、ボンタンアメ!
劇場に行ってから前後編だということを知ったけど、後編、楽しみすぎます!
西の魔女降臨
パート1だった。
初めて目にするウィキッドの物語。
冒頭「西の魔女は溶けた」と王国を脅かす脅威は消えたとのエピソードから始まる。
グリンダの回想として物語は紡がれていき、2人の出会い、反発と邂逅、そして西の魔女の生誕までが描かれる。
基本、ミュージカルは苦手な部類だ。
なのだが初っ端のアリアナの声にやられる。なんて澄んだ伸びのある歌声であろうか。
本作は8割くらい歌ってんじゃないかと思う。結構ダンスが好きだった。
ダンスにも色んな種類があって、系統が統一されてるわけではなく、歌やシチュエーションに即して種類を変えていってたのかなぁとも思う。なのでトリッキーなフリもあって楽しかった。
何より目を惹くのは、彩りで…美術も衣装もスッゴイ作り込みなんだけど、トータルデザイナーでもいるのかなと思うくらい世界観に説得力があった。
派手だし上品で見事だった。
物語は2人の友情を軸に動いていって、どちらかというとエルフィの方が優等生でグリンダの方はおバカ。
けれど、エルフィは肌の色の違いから差別を受ける事が多く自己肯定感が低い。
動物が喋る世界で肌の色が緑な事くらい指したる問題でもないのではと思わなくもない。
グリンダの方は自己肯定感の塊みたいな存在で、コミカルな演技も相まって映える。
なぜ制服を着ないんだろうと最後まで疑問だったけど、ポリシーみたいなもんがあるんだろう。
そのポリシーを後押しする図太い実家の経済力もあるのだろうと勝手に想像。
なんせ両親の溺愛を一身に受けてしたい事が出来る。おバカキャラが救いだとも思われる。
最後の歌唱は凄い解放感だった。
重力に抗い生きるってテーマなんだけど、彼女の半生がしっかり伝わり、かつ映像的な疾走感や表現力が、それまで彼女を地面に縛り付けていた鎖を引きちぎる爽快感が歌声から響いてくる。
気持ち良かった。
そして、つづいたw
知らなかった。
次はどんな話が語られるのだろうか?とても楽しみな作品だった。
ミュージカル映画ではじめて感動の涙が流れてしまったエンタメ作品。 本年度ベスト!
自分的に観たい映画の中で優先順位が低かったけど観て良かった!
ストーリーもミュージカルも最高の作品。
今回は字幕版で鑑賞。
だけど是非吹替版(エルファバのCV
:高畑充希さん)でも観たくなる程、ミュージカルパートが素晴らしかった!
思ってたのと違って、悪い魔女がエルファバ(シンシア・エリヴォさん)。
良い魔女がグリンダ(アリアナ・グランデさん)だと思ってたらちょっと違っていたみたい。
信じたく無いけど、もしかしてエルファバが闇落ちするのか?
パート2が早く観たくなる。
ってか本作はシリーズ化されるの?
序盤は人種差別や妬みを表現していた感じ。
だけど徐々にエルファバとグリンダに友情が芽生えて行く感じが良かった。
出だしで悪い魔女が死んだ事をオズの町中の人が喜び歌う姿に、魔女がどれだけ悪い事をしたのかが疑問。
あれだけ喜んでいるからには、どんな悪事をしたのか?
パート2が早く観たい(笑)
ミュージカルシーンが満載!
流石のアリアナ・グランデさん。
歌も踊りも素晴らしい!
着ている衣装が全て美しい。
アカデミー衣装デザイン賞を授賞も納得!
それに引けを取らないシンシア・エリヴォさんも良かった!
音響の良いスクリーンで観る事を強く推奨する作品だった。
序盤は冴えない感じのエルファバ。
魔術を覚えてからの姿が堂々としてカッコ良すぎた!
ディズニー映画と勘違いする作風(笑)
ディズニーランドでショーを見ている感じでテンションが上がる。
色彩豊かな映像も美しく、特に出だしの花畑のシーンに感動(笑)
今作では魔術が使えなかったグリンダがどの様に魔女になって行くのか?
かなり興味深いです( ´∀`)
長すぎた
序盤はストーリーの展開にばらつきを感じた。
アリアナの性格が性悪で
なんか残念に思えた、、もう少し歌うシーンがみたかった
最後のクライマックスは圧巻!!
エルファバの運命がかわいそう…
でも最後は自分の運命を背負って強く羽ばたくシーンに
感動した
感心と感動
お膳立て
ビクター・フレミング監督の「オズの魔法使」(39)は「Over Tha Rainbow」という名曲とともに、ジュディー・ガーランド扮するとびきりの美少女ドロシーが思い出されます。その前日譚が壮大な映像で観られるのは、一映画ファンとして嬉しい限りです。でも、中盤くらいがやや冗長な印象でした。ダンスシーンを盛り込むために必要なのかもしれませんが、ジョン・M・チュウ監督の「イン・ザ・ハイツ」(21)も似ていたので、チュウ監督の作風なのかもしれません。友情や三角関係あたりもやや唐突な感じがしましたが、その辺りからドラマが動き出し面白くなってきて、一番盛り上がったところでパート1が終わるところが憎いですね(笑)。諸々のお膳立てができたので、パート2の方が面白くなるかなっと期待しています!
この人がアリアナグランテだったのね。
オズの魔法使いを観てから鑑賞すべき!
全517件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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