ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
全600件中、61~80件目を表示
昔、劇団四季のCMをテレビで見た思い出がある。 オズの魔法使いの前...
昔、劇団四季のCMをテレビで見た思い出がある。
オズの魔法使いの前日譚という設定に惹かれていたが、舞台を見に行く機会はなかった。
なので今回の映画化は非常に嬉しい。
強くいようと他者を拒絶するけれど、本心では認められたいエルファバ。
善い人でいようとするけど、どこか自分本位、でも真の部分では温かいものを持つグリンダ。
軽薄さを装い、他人からもそう見られるのを良しとしているようで、実際は虚しさを感じているフィエロ。
キャラクターが現実の人間のように、多面性を持って表現されているのがすごく好きだ。
最後であり最高の見せ場「Defying gravity」は痺れるほどかっこいい!!
これを大きなスクリーンと音響で鑑賞することに意義があると思えた。
ブライドパレード行こうかな
次も見たい
オズの魔法使いのあらすじを知っているくらいで、ウィキッドのストーリーはあまり知らずに鑑賞しました。
映像がとにかく美しく、ミュージカル調でしたがストーリーもわかりやすく、もちろん音楽も素敵でした。
悪い魔女として知られており、倒されるべき悪役とされていたエルファバ。しかし、彼女の過去を見てみれば、彼女なりの正義感、年相応の葛藤や他者から認められたい欲求があって、他の人と変わらない人間であったことがわかりました。
そうしたエルファバの心情を丁寧に描写しており、最後の決意のシーンから、続きがたいへん気になりました。
一方でグリンダのキャラについては、まだ踏み込んだ印象を持てず。確かにエルファバ同様、年相応のグリンダなりの考えや感情は見えていましたが、その動機といった部分がわからなくて、共感しきれないところがありました。
ただ、まだ完結していないので、これからそういったところが描かれるのかなと楽しみにしています。
Defying the First Scene
まず冒頭から、そこら中の民、百姓がわらわらと集まってきて誰かが死んだことについて歓喜のお祭り騒ぎをしているシーンで始まり、いきなり驚かされます。私はかつてアメリカの特殊部隊がテロ組織アルカイダのリーダー ウサマ•ビン•ラディンの殺害に成功した際、当時のアメリカ政府の高官たちがやったぞ、みたいな感じで狂喜乱舞していたのを思い出しました。藤田まこと演ずる中村主水は裏稼業で人を斬りますが、仕事が終わった後は人を死に至らしめた苦さを噛みしめながら江戸の街を家路へと急ぐのです(『必殺仕事人』より。古いなあ)。これだと、まあそれなりに納得できますが、こちらの歓喜シーンでは死んで皆を大喜びさせた「西の魔女」が実はこの物語の主人公エルファバであることが分かり、更に驚くことになります。そして、物語は回想シーンへと展開してゆきます。
世の中には二項対立している概念がいろいろとあります。善と悪とか、愛と憎悪とか、敵と味方、尊敬と軽蔑、友情と対立…… 我々のリアルな生活では、我々はその二者の間を揺れ動いたり、どちらともつかないグレーゾーンにいたり、徐々に片方の側に寄っていったりするのですが、この物語は0か1かのデジタル方式のようになってまして、途中経過がよく分からないまま、片方の側からいつの間にやら反対側にジャンプしています。と、ここまで記してきて、まあミュージカルだからなあ、感情を歌にのせて表現するから極端から極端に行くよなと思い始めてきました。でも、善とか悪とか愛とか友情とかが聴覚を通してアイコン化されている印象があり、ストーリーが軽い感じがします。思えば最初のシーンに感じた違和感も「死」が記号化、アイコン化されているところから来ているのかも知れません。
とは言うものの、この作品に使われている楽曲はかなり出来がいいと感じています。ミュージカルのキモの部分で外してないので、高評価をつけざるを得ないのかな。でもなあ、あの最初のシーンを見たからには、西の魔女の悪業も、不謹慎な言い方になりますが、少なくとも飛行機を世界貿易センタービルに突っ込ませて2棟とも崩壊させるぐらいの規模でないと納得できないでしょうね。なんだかエルファバに過酷な運命が待ち受けているようでかわいそうになってきましたが、パート2を待つことにしましょう。
疲れた
予告だけ観て行ったので、もっとファンタジーで楽しい気分になれる映画だと思っていました。
動物への嫌がらせ、イジメ、本を踏みながら踊る、人の死を喜んで踊る、理解できない気が滅入るシーンばかりだったので途中から寝てしまいました。
主人公二人の感情もあまりよく分からず...
予告を観る感じは逆境に立ち向かう魔女と、それを手助けする良い魔女のキラキラ友情物語と思って観に行ってしまったので思いの外内容が陰湿で本当に疲れました....
性格の違う2人
ボロクソに泣いてしまった〜〜
クラブシーンでエルファバがみんなに嘲笑われていた時に、グリンダが一歩踏み出したところで大泣き。
あれだけ大勢の敵がいて身内も助けてくれず、観ているこっちが苦しくて仕方ない状況で、グリンダの存在が大きな光に見えました。
グリンダにとっても勇気のいる大きな一歩だったと思います。
でもそのシーン以外のグリンダは、最初から最後まで嫌な女でしたね。
自分が1番可愛くて、自分のことしか考えていなくて、みんなも自分を好いていると心から信じて疑わない、その慢心がとても嫌でした。
それに対するエルファバ。
小さい頃から忌み嫌われて酷い言葉を浴びて育ってきたのに、人に対する不信感とか、攻撃的な態度が一切ないところがすごい。
一方、他人に優しくされたらすぐに嬉しくなり、信じてしまうところが切ない。
その繊細さが最終的に自身を傷つける結果になってしまっていて悲しいです。
もっともっと優しい人に恵まれ、温かい環境で暮らしてほしいよーーーー。
全体を通して映像の綺麗さと、歌の迫力が良かったです。
ぜひ、映画館で見てほしい作品。
オズ知らなくても楽しめる作品
オズのお話を知らないで見に行きました!
結果、それでも十分楽しめました!素敵な景色、歌、ダンス!ハリウッドっぽくて良かったです!
一応YouTubeで予習動画を10分くらい見ました!
予習するとなお一層楽しめます!
もちろんそれなしでも楽しめました!
2人の交わる世界
オズの魔法使いの前日談。
2人の魔女候補生が出逢い友となる道程をそれぞれの魅力とマイナスな感情も交えながら、相手への敬意と想いの大切さを描いている。
友となり、自身の信念に従い進む2人の今後とオープニングの死亡へと突き進む後半が楽しみである。
ハリウッド映画の真骨頂!
なかなか観に行けなくて、遅ればせながらようやく観れました!いやー、よかった!
グリンダとエルファバが分かり合うダンスのシーン、泣けました。
ダンス、歌だけでもすごい迫力で必見!これぞハリウッド映画、という感じです。
アリアナ・グランデの演技や歌はもちろん、衣装がすごく可愛くて、彼女に似合ってました。
キャラクターが、ただのいい子じゃなく、ちょっと毒がある感じがいいなあと思いました。
シンシア・エリボの歌はすごく心に迫るものがあります。これからどうなるんでしょう。
どうして冒頭のシーンになったのか、彼女がこれからどうなっていくのか気になります。
王子の役が、なんかみたことあると思ったら、ジョナサン・ベイリーって、「ブリジャートン家」の人でした。彼、ハンサムですよね。
歌も踊りもできるんだ~と、感心しました。
本作をみて、怖いなーと思ったのが、適当に事実を作られてしまうこと。勝手に悪者にされてしまうこと。でも、事実を切り取れば嘘ではない。。現実世界のことも考えさせられました。
続きも絶対映画館で観たいです!
あっという間の
あっという間の3時間!!
終盤になるにつれて、どうかこのまま終わらないで..!と願ってた。
実はウィキッド鑑賞するのは初めてでした。
音楽(劇団四季の歌)は知っていたし、いろいろ歌ったこともあったけど、ストーリーは初めましてでした!
こんなにも重い話しだっとは...!!
まず、前半のグリンダは、自分大好きで自分の価値観しか知らないけど、とても純粋すぎて憎めない!可愛すぎました!
営業をしていたとき、全く話しを聞いてもらえず傷ついていたら、所長に『きっと今まで無視されたことがなく、今まで話しを聞いてもらえるのが当然で、当たり前だったから、そういう環境で育ってきたから話しを聞いてもらえないということに傷つくんだね。でも相手の立場に立ってみると、(聞かない理由はいろいろあり)当たり前じゃないから傷つく必要はないんだよ』と励ましてもらったのを思い出しました。
純粋さはそのままに、どんどん成長するグリンダ、可愛すぎました!
ポピュラーのソロダンスにキュンキュンしながら観てました。
かっこよすぎる..!
エルフィーも、ポピュラー後からめちゃくちゃ可愛くなって、何が変わったのか、髪型?表情?くびれ?
そこからのエルフィーにも目が離せませんでした!
アンサンブルの皆さんもかっこよすぎてすごく楽しかったです。
最後の方、怒りで飲んでいたカップを潰しそうになりました笑
エンドロールでは、エルフィーの気持ちを考えると辛すぎて、悲しすぎて、涙が止まりませんでした。
あと、ここまで観てきたものに感動して号泣でした。
わたしだけエンドロールで号泣してた笑
これはもう一回見るべきですね!
次は逆の字幕でぜひ観たいです。
そして、やっぱり歌上手い人、舞台上手い人は、声優も出来るんだなあ、上手いんだなぁと確信しました。
もやっとブロードウェイ
アリアナ・グランデ、良いです
ジャンルとして思い入れは特にないけど、よく出来たミュージカル映画はスクリーンで観るとやっぱり圧巻だった。大掛かりな舞台装置、大人数の振り付けと計算された構成、凄い声量で歌い上げるキャスト、それらを縦横無尽にカメラが捉えた映像を大画面で見せられたら好き嫌い関係無く圧倒されてしまう。今作はそんな作品だし、加えてストーリーや多面的なキャラクター描写も魅力的で、映画としても凄く良かった。特にグリンダの一見浅そうで聡明さと慈愛を併せもちつつ、やはり実際に底の浅かったりもするキャラクターを体現したアリアナ・グランデは最高だった。ただエピソード0的な作品はどれもそうなんだけど着地点がほぼ決まっているのが残念なところで、せめてエルファバとグリンダが仲良くなってからのイチャイチャをもっと見せてくれたら、観客も予め承知しているふたりの訣別がよりエモーショナルになるのではないか、とも思ったが、そこは単に百合好きの願望かも知れない…。個人的には『オズ』とは違う場所に着地してハッピーエンドでいいやん、とは思うけど、当然そうはならないだろうパート2はどんな作りになるのか、不安と期待を抱いて待ちますわ。
とても退屈だった
立派なミュージカルだが、僕は明るさを期待していたために
映像は豪華絢爛。主人公たちの歌声はもちろん文句なし。その点は完璧。
ただ童話のような雰囲気から感じさせる期待とはうらはらに、イジメ問題の学園もののような内容のため、主人公エルファバの不快でつらい感情の描写ばかりが続き、楽しさは薄いのがちょっと残念。
能天気な親友グリンダのほうも、周囲からチヤホヤされているのでハッピーハッピー、ではなく、魔力を持たないために尊敬する先生から邪険な扱いを受けてばかりで傷つくので、主人公でなくてもこちらも気分がへこむ。
内容がそんなふうなので、歌と踊りのシーンは明るく楽しげなのに、明るい気分になれない。
今は、悪役の立場の人間にもその人なりの事情があることなどを盛り込んで、みんなに魅力を持たせる作り方が主流になってきているが、本作は主人公と親友のカップル以外は、たんなるイヤな連中ばかり。
とくに最高の魔法使いとして尊敬を集めているのに単純な悪役でしかない教師ミシェール・ヨーなど、少しはいいところを加えられなかったのか。
まあ、本作はまだ前半だけの映画化なので、後半を観れば印象がどう変わるのか分からないが。
朝8:30からの映画…
公開から約2ヶ月ずーーーーっと気になっていた映画。もーさすがにこの時期の、しかも朝8:30から観れば貸切じゃね??と思い予約…
だか、予想に反してまーまーの客入り。
しかも、女性が多め…と言うか男は僕1人…
映画も2時間半とかなり長尺。おまけにオズの魔法使いもミュージカルも全くもって知らない…前知識ゼロ!!
これで、本当に楽しめるのか??…とかなりの不安と緊張のなか観賞…
結果。めちゃくちゃ面白い!!知識無しでも全然楽しめた!!
テンポはミュージカル調なので、かなり遅めだが、2時間半と言うことを忘れる位映画の世界に没入しました。本当にあっという間で驚き!!
内容は、魔法大学で生れつき緑の肌の魔法使いエルファバと、恐らく人生カースト上位で育ってきたであろう、アリアナ・グランデ演じるグリンダが出会う事で物語は始まっていく。(アリアナはめっちゃハマり役と思った。)
この世界で、エルファバは肌が緑と言うことで忌み嫌われて成長してきた。
この描写をミュージカル調に、かつポップに表現しているのが印象的だった。
内容がかなりポリコレを含む内容なのに暗い気持ちにならずとても観やすく観れた!!
エルファバはマイノリティのなかで幼少期の頃から育ってきた人生…そこで生じる怒り、悲しみ、葛藤、諦めが多く表現されていた。
そんな、マイノリティ人生を歩んできた(現在進行形)自分の境遇とも重なり心にぶっ刺さり!!めっちゃ泣きポイントになった!!
そして、エルファバを応援したくなった!!
アリアナ・グランデはイメージ通りのキャラでグリンダを演じていく!!キラキラピンク✨カービィもビックリ!!しかも、歌も上手い。(当初はこれ目当てで観に来た。)
まさにDIVAって言葉がよく当てはまる。
逆に嫌な事を全く経験してないからこそ、無意識に傷つける表現がなかなかリアルさを感じた。
気になったシーンは、クラブでグリンダがエルファバを助けたが、あれはミシェル ヨーから杖を貰えたから助けたのか。てか、そもそもなぜ、エルファバをクラブに誘ったのか。ハメるため??
個人的には天然でやっていたと言うことであって欲しい。
後、なぜエルファバもなぜクラブに行ったのか。悲しい結果は容易に想像がつく。僅かな希望のため?僕なら絶対行かん。
話はそれたが、以上の事から公開から1ヶ月経っても客入りが減らへんのには納得。
今回は字幕で観たのだか、出来れば吹き替えで観たいと思った。
色々匂わせな展開で幕を下ろしたので、11月公開の後編が大変気になる!!
僕と境遇が似てる人が観たら絶対、興奮と感動はすると思う。
後、色々考えさせられるシーンも多いので皆さんも是非!!
ミュージカル未視聴民
NYに行った時にどのミュージカルを観るか悩んだ挙句、ど定番に落ち着き、やめておいたウィキッド。それから観なかったことを悔やみずっと気になっていたウィキッド。gleeで歌われるたびに、好きになっていったウィキッドの楽曲。映画化されたと聞いてこれは観るしかない!しかもアリアナはキャットのころから観ていたのでわくわくとまらなかった。
とってもよかった!
歌に引き込まれあっという間の160分だった。
話は知らなかったので、「なるほどな」と思いながらこの曲はここで使われていたのだと思ったり。アリアナのコミカルな演技はキュートで「popular」かわいかった☺️
「Defyning Gravity」とても好き。
圧巻。
ダンスシーンとってもよかった。息を呑んで見守りました。
ただ、本を踏むのは興醒めでした。どうしてああいう演出にしたんだろうか。ミュージカルもそうなのかな。
後編も楽しみにしている🧙♀️
あっと言う間の2時間41分!
両親の愛を一心に受けて育った
自由奔放なグリンダ
両親の愛を一切受けずに育った
孤独で真面目なエルファバ
好対照な二人が描かれる事で
それぞれの個性が際立っていました。
互いに
ぶつかり合いながらも
徐々に絆を深めていく過程が
丁寧に描かれて
気持ちが入りやすかったです。
不思議な事に
グリンダ、エルファバ
どちらにも感情移入出来ました。
私の中に
グリンダ的な部分と
エルファバ的な部分の
二つがあるのでしょう。
人の心は矛盾に満ちていて
単純ではないですね。
鑑賞中
頭の片隅で
「善とは何?悪とは何?難しい!」
と最後まで考えていました。
単なる勧善懲悪な映画ではありません。
テーマは難解ですが
それはそれとして
ミュージカル娯楽映画として
思いきり楽しめました。
歌、音楽、ダンス、衣装など
どれをとっても一級品で
あっと言う間の2時間41分でした。
早く続編が観たい!
ピンクとグリーンの歌合戦!
シンシア・エリヴォの歌が凄すぎ。相方のアリアナ・グランデも凄い。あんな風に歌えたら、気持ちいいだろうなー。いやはや、羨ましい。音楽以外に、セットも豪華でカラフルで、画面が華やか。その画面を埋めつくすダンサーも圧巻。エンドロールで、ダンサーの名前がびっしり、3ページもあった。
善い魔女グリンダは、最初はガリンダだったとは初耳だった。そして、意外にも目立ちたがりで、承認欲求が強く、プライドが高かった。制服があるのに、いつもピンクの服しか着ないし。ただ、魔法の力ではエルファバにかなわず、教授に振り向いてもらえない。
エルファバの出生の秘密、父の冷たい仕打ち、常に他者から偏見の目で見られるなど、彼女を取り巻く環境は厳しい。自己評価も低くなるし、自分を守るために心に鎧を着せてしまうし。
まさか、こんな真逆の2人に友情が生まれるなんて! しかし、オズの魔法使いのやることに、納得がいかないエルファバは、反体制の孤独な道を選択する。親友であるグリンダは、迷いはしたが、やはり"ポピュラー"でない道は選べない。こうやって、お互いを尊重しながら、別々の道を歩むことに…。パート2は切ない話になりそう。
全600件中、61~80件目を表示










