ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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圧巻の歌声とダンスに引き込まれる
肌が緑色であるため、子どものころから不遇だったエルファバ。大金持ちの家で甘やかされて育ったガリンダ。そこに、自由奔放な隣国の王子フィエロが絡み、魔法の国オズを舞台に繰り広げられる壮大な青春映画。とても面白かったです。
元々ミュージカル作品ということもあり、この映画も歌や踊りが満載。特にエルファバやガリンダの歌声は圧倒的で、2時間41分があっという間に感じられました。
また、「オズの魔法使い」の前日譚でもあるため、元の作品を知っているとより楽しめると思います。私は事前に復習しなかったので、後から「オズの魔法使い」を見直して「ああ、そういうことだったのか!」と納得。ちゃんと復習しておけばよかったと後悔しました。
ただ、日本公開にあたり、この映画が「パート1」であることがほとんど告知されていないのが不思議です。映画自体は素晴らしかったのに、このやり方は少し残念に感じました。
面白かった
よく知られている物語の悪役が実は良いやつだった、という話はよくあるけど、この物語はストーリーがちゃんと練られていて面白かった。
配役のこともあって、人種差別や偏見についての社会問題を強く想起させる。
子供が観たら、「正義とは危険なもの」ということを考えるきっかけになると思う。
パート1なのね
魔女の世界観に引き込まれるファンタジー大作
「オズの魔法使い」に登場する西の悪い魔女と善い魔女の出会いを描く前日譚でブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前編。
まるでスクリーンの妖精のようなアリアナ・グランデのキュートな魅力に終始見惚れました。そして、実力派女優であるシンシア・エリボの素晴らしい演技も相まって2人の魅力と魔女の世界観に引き込まれるファンタジーミュージカル大作です。
2025-43
裏切られるのがいい
ミュージカルファンにとって
本国アメリカでも日本でも前半のもたもた感イマイチと言う評価を見て、えええ、、、と若干不安に思いながら鑑賞。ミュージカルファンとしてはもう最高でした。名曲が次々と愛すべきキャラクターから飛び出てきてあの舞台を映像にするとこうなるのね〜と感動しながら見てました
シンシア、アリアナ歌も踊りも素晴らしかった!
特に終盤のシンシアが歌うDefying Gravityは聴いてて涙出ました。ちょうどオスカーで2人のパフォーマンスを観た後だったので、なんで衣装しか賞を取れなかったのかと不思議なくらい。
ミュージカル映画としてはこれで十分では無いでしょうか?
後編はアメリカでは11月に上映らしいですが、日本は未定との事!嘘でしょう!やりますよね?すぐ上映してください。お願い。
歌は最高
初見です
オズの魔法使いに関する映画ということすら知らずに見に行きました
字幕で見ました
アリアナ・グランデの歌を聞きたかったので
歌はほんとうによかったです
圧倒的歌唱力を3時間たっぷり浴びれました
わざわざ前後編にして作る必要があったのかは少し謎です
3時間もある割には話の進展が遅いし
この内容なら2時間で作れたのではないかなと思います
気になった点を挙げます
①キャラの掘り下げが少ない
きちんと描かれているのが主役のエルファバくらいであとのメインキャラの掘り下げが物足りない
ステレオタイプを押し付けられている人達の苦悩を描くにしても寸足らず感が否めません
3時間もあるならガリンダの生い立ちくらい挟めたのでは?
②黒人も喋る動物もいる世界で緑肌がそんなに特異か?
肌の色味が違うから虐げられるというなら黒人が同じ学び舎にいるのは違和感
そもそも人語を解する動物がいてしかも教授職にいるような世界でエルファバが好奇の目を浴びるのが解せない
いっそあの学校は白人アジア人だけで固めた方が作劇上の説得力が増すと思う
③エルファバのダンスが変
なぜあんな振り付けにしたんでしょう? 彼女は総督の家に生まれて文化的な暮らしが出来ていたはず。たとえ彼女がダンスパーティーに招かれたことがなかったとしても他の人と同じように踊る▶︎でもぎこちない、という展開の方が自然では
あんな独特すぎる踊りやったらそりゃ周りも笑うでしょ
④本を踏むな投げるな
知識や歴史を軽んじる王子、というキャラを見せつけたいのは理解出来る
だけど本を乱暴に扱うシーンをあんなに沢山映す必要は無い。しつこい。くどい。
一度でいい。あの図書館シーンは不愉快極まりなかった。
⑤エルファバを悪党に仕立て上げる経緯が雑すぎる
3時間も尺あったのにエルファバにグリモリー読ませてから悪党として追いかけるまでの経緯が駆け足
オズは詐欺師であったと露見するのは後編に持ち越してもよかったのでは?
後編なに描くの?
まとめてみたらだいぶ辛口になってしまった
図書館シーンがなければもう一度見たいです
映像と歌は良い。内容は、、
2人の対比が面白いけど……
字幕で観るべき!長さを感じなかった
観に行く前に2部作の全編だとしりしかも長いと知っていたのでアリアナが観たいけど正直期待はせずに行きました。
そしたらまさかの期待を裏切りめちゃくちゃ面白かった!長い映画が好きじゃない自分が3時間があっというまで自分でもびっくりした。
歌唱力も衣装もセットも全てが完璧
短くしようにも削れるシーンは何一つないと思います
絶対に映画館で字幕で観るべき映画です。
シンシアとアリアナ以外のキャスティングは考えられない素晴らしい配役でした
続きが楽しみ。
ミュージカル映画としては素晴らしいが‥
字幕版にて視聴。
THXの為、音響の良い条件で観れました。
舞台は未観劇のため、何も知らない状態での観覧となりました。
全体的にレベルの高い映画で、総合的な映画の価値はトップレベルのものだと思う。
ただ、作品の原作が1995年刊行。舞台初演が2003年ということもあり、若干脚本の現代的価値観に寄らない点があったのも事実。
良い箇所もあるが、悪い箇所や、元々が舞台ならではの不親切な描き方(生ものの説得力で乗り切っているのかも知れない箇所)もありました。
勿論、2部作の為、後編でキチンと回収してくれるとは思います。
以下、簡単に良かった点、微妙だった点をまとめていきます。
良かった点
①圧倒的なミュージカルパート
オープンニングに歌われるGood Newsでのハイトーンボイスや名曲popularなど、アリアナの歌唱力が高いのは勿論の事、The Wizard and Iでのシンシアの歌唱も群を抜いて良く、主演二人の歌唱パートがあまりにも強い。
特にラストのDefying Gravityでのデュエットは、映像も相まって映画史でも有数の名シーンだったと思う。
②CGなどの美術デザインの良さ
建物や街並みなどのデザインが非常に良い。
特に魔法学校やエメラルドシティは、装飾的な美しさがあり、まさに御伽噺と舞台美術が融合したようなデザインだった。
熊の乳母や動物先生たちのデザインなども現実味があり、違和感なく楽しめたのも見事でした
微妙だと思った点
※これは、パート2で明かされるのかも知れないので、あくまでも本作のみの評価です。
①フィエロの存在意義
まず、Dancing Through Lifeでの図書館ダンスのシーンに不快感を感じた人は多いだろう。
彼はピエロを演じる必要のある存在とぼやかして描かれているのだが、知識を足に頭を空にする事を体現するダンスシーンは、説得力はあるものの、やはり不快感が拭えなかった。
せめて図書館から出て行って欲しい。
伏線貼るだけ貼って消えたので、パート2には期待してます。
②グリンダの描き方
彼女は、愛される事、求められる事、に対して「求められる自分」であろうとするタイプの人間のように描かれている。
その根底意識からの共感から、ボールルームでエルファバとダンスを踊る流れになるのだが、この辺りの心の機微がうまく映像に落とし込めていない。魔法学の先生へ取り次いでくれたから、哀れみや罪悪感のみで踊ったようにも見える。
何というか、中盤までのグリンダが、ただのアホにしか描かれないのだ。もっと同級生などの同調圧力の描写を強くして欲しかったのは否めない。
③価値観について
エルファバは緑色の肌と言うだけで迫害を受けるのだが、動物が当然のように喋り、魔法もそこそこ発展した世界で、本当にそんな価値観になるのだろうか?
そこに説得力を持たせたいのであれば、
・オズの魔法使いから「人間至上主義」が発令される
・人以外の価値は奴隷、家畜と同等である
などの御触れが出ていないと、そこまで畏怖や差別の対象にはならないのではないだろうか?
※学校内が白人だけなら、まぁ有り得るかも知れないが‥‥
と言った所が、個人的な感想です。
パート2は勿論楽しみ。
吹替版の評価も高いようなので、余裕があれば、見に行こうと思います。
P.S.
映画本編には全く関係ないのですが、
映画館の劇場内にビニール袋を持ち込んだヤツには、何かしら懲役刑を与えて欲しい。
緑とピンクのふたりがとても魅力的。だんだんとそう思うようになるのがうまくできている
アリアナ・グランデが演じるグリンダは、ピンクの派手なお嬢様で、最初は嫌な性格なのかと思ったけど、話が進むにつれて、根は良い人で共感するようになった。その気持ちの変化は、映画の中でエルファバがグリンダと友達になっていく変化と同時に起こる。うまくできた脚本だと思う。
グリンダのように、みんなから好かれる立場になるには、そうとうの努力が必要というところにも「大変なのね」と思うし、長い髪の毛をファァン・・ファァンとなびかせるしぐさは「作戦なのね」と感心した。普通はおじけづく場面で、ちゃんと前に出て行動するところは「芯が強いな」と思い、根は良い人と感じるようになった。
一方の緑のエルファバ。生まれた瞬間に親からも疎まれて、その後もずっと会う人すべてから不気味に思われる。とても過酷な境遇で、普通はとても耐えられないだろう。それでも他人にやさしい気持ちを持っているエルファバに対しては、観ていて最初からよりそってあげたい気持ちにはなる。でも、やはり不気味さがあるので、共感するというほどではない。でも、こちらも話が進むにつれて「肌が緑なだけで、同じ」と感じるようになった。そう思わせる、映画の中のエルファバの行動、エピソードがよくできている。
字幕版で見たが、二人の魔女の歌唱力の高さはすごいと思う。二人のデュエットは、この映画の大きな見どころだろう。
ミュージカルなので、一般市民も歌って踊る。でも、特にエメラルドシティの市民はちょっと踊りすぎで、違和感も感じた。踊りながら図書館の本を投げたり、踏んだりするのも、ちょっと気持ち悪く感じた。
体制のリーダーが、実は信用できない人だったという展開は、個人的にあまり好きではない。彼らの動機も説得力に欠けるように思ったので、映画の評価点は少し下げた。
タイトルなし(ネタバレ)
初めて映画館でミュージカルを見ました。
また、IMAXで見たのでとても迫力があってよかったです!映画が進むにつれて、エルファバとグリンダがなぜ友達だったかわかっていってとても面白かったです。
次、公開されるパート2もどうなるかとても楽しみです‼︎
初めてのミュージカル映画
これが、、、
三時間弱やる内容か?
本作品のストーリーを大まかに言えば、「差別を受けていた緑色の肌を持つ女性に魔法の才能があることが発覚し、魔法大学での新たな人生を開始するが、そこで動物たちに対する抑圧された体制を目の当たりにする。そこで、国王との謁見にてその体制への変革を求めるが、しかし、その黒幕は国王自身だった」と、その程度のものである。
これに三時間弱かけようと思う監督の気が知れない。せめて世界観や物語、キャラクター性に目新しさがあれば、それが物語を進める推進力となっていたかもしれないが、その何れもを本作品は有しない。
加えて、主人公の特異性を示すための設定にも疑問符を浮かべざるを得ない。つまり、彼女は多くの人とは異なり、グリモワールを読めて魔法を使えるがために特別なのだ、と語られるものの、それならば、魔法学部における生徒・教師は、いったい何を習い教えているのかと問いたい。また、劇中で魔法の大家とされるモリブルや国王はいずれも一度も魔法を使わない。こうなると魔法の存在そのものを疑わざるを得ないが、そもそも、オズという国そのものの成り立ちが魔法によるものであるはずなのに、この設定は如何なものか。主人公を主人公たらしめるためだけの展開にしか思えない。
壮大なミュージカル、まさかのTo be continued・・・
魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会った
エルファバとグリンダ。
緑色の肌をもち周囲から誤解されてしまうエルファバと、
野心的で美しく人気者のグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトになる。
見た目も性格もまったく異なる2人は、激しく衝突するが、
次第に友情を深め、かけがえのない存在になっていく。
しかしこの出会いが、やがてオズの国の運命を大きく変えることになる。
といったあらすじ。
オズの魔法使いをまともに知らず、本作も予告で何となく面白そう、
と感じての鑑賞。
めっちゃミュージカルでした。しかも壮大。
W主演の2人の歌声、すごいな。
緑とピンクのコラボ、芽生える友情、と一気に引き込まれ、
あっという間の3時間。
オープニングに描かれた内容にどう結び付けるの?と思っていたら、
なんと「To be continued」
これ二部作なの?笑
エルファバを演じたシンシア・エリボさん、初めて見たかも、すみません。
グリンダを演じたのはアリアナ・グランデさん、名前は知っているけど
歌も顔も知りません、すみません。
ただホントにこの二人の歌声、すばらしい。
オズの魔法使いを演じたのはジェフ・ゴールドブラムさん、
ジュラシックワールドなどに出ている方ですよね。
王子が眠らなかったなどの伏線回収のため、後編も観ます。
全622件中、361~380件目を表示














