ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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過去に緑の大男でも大暴れしたんだろうか
ヤギが大学教授だったりする世界で、肌が緑と言うだけであそこまで虐められるのは過去に緑の大男が出て世界を滅ぼした的な言い伝えでもあるんだろう。
そもそもこの世界の魔法って何なの?あの学校どういう基準で入学出来てんの?は、オズの魔法使いを履修すれば分かるものなのか?
ダサイ帽子を押し付けておいて皆の笑いものにさせたのに、一緒に踊った事で仲直り出来たのは何がどうなっている?
歌や踊りや衣装やらはとても素晴らしいのに、その辺の心情がまったくもってわからなかった。あと長い。めっちゃタイトルにパート1が出てるのに、邦題の際に出さない詐欺を働かれた身には、161分はちょと辛い。もうちょい短く纏められたんでは。
そして本を踏んだり蹴っ飛ばす奴等許すまじ!!!!
イケメンだから全て許されると思うなよ!
2部作の前編なのねw
久しぶりの映画館で「ウィキッド ふたりの魔女」を観てきました。「オズの魔法使い」の裏側を描いた物語で、ブロードウェイでの大ヒットミュージカルを映画化した作品です。私自身はミュージカルのウィキッドも観たことがなくストーリーも知らない状態です。
ピンクと白の正義の魔女(グリンダ)と黒と緑の悪の魔女(エルファバ)の構図で始まり、オープニングでオズの国の人々は悪い魔女が倒されたいことを喜んでいたのが印象的であった。グリンダの回想となり、緑色の肌を持つエルファバの生い立ちのあと、美しく人気者のグリンダと魔法学校で出会います。当初は激しくぶつかり合う二人ですが、次第に友情を育んでいく様子が描かれています。
この作品は「悪い魔女」と「良い魔女」という単純な二項対立ではなく、「正義とは何か」を問いかけていると思います。権力者によって真実が歪められ、エルファバが追い詰められていく様子に歯痒さを感じました。
その中で特に印象的だったのは、エルファバの覚醒シーンです。塔から落ちていく途中で過去の自分と向き合い、手を取った瞬間に魔法の力を解き放ち、魔法のホウキを片手に大空に飛び上がっていくシーンは圧巻で鳥肌が立ちました。
ただ、160分という上映時間はやや長く感じ、途中で眠気に襲われる場面もありました。最後に「続く」と表示されて初めて二部作だと知り、少しずっこけましたが、続編も楽しみにしています。魔女たちの知られざる物語がどう展開していくのか、次回の公開が待ち遠しいです。
始まりの物語
ウィキッドがとても人気のミュージカルということは知っていて、オズの魔法使いもなんとなく物語を知っているという程度の知識で鑑賞。
シンシア・エリボとアリアナ・グランデの歌が圧巻でした。
ただ、突然歌い出すミュージカル映画は好きな方ですが少しミュージカルシーンが多いかなとも感じました。
図書室のシーンでは本をよく読む者としては靴がキレイだとわかっていても本が踏まれているのが気になってしまいました…。
初めから悪い人なんていないといいますが、本当にそうですよね。
生まれた環境や境遇、家族や周りの人々、誰と出会い出会わないか。
妹の大学入学の日にあのまま父と帰っていたらエルファバはモリブルには出会わなかったかもしれない。
けど、あのまま帰っていたら自分のもつ力や友達ができる喜びも誰かを好きになる高揚も知ることはなかったのかもしれない。
ウィキッドの始まりの物語としてとても楽しめました。
アリアナの歌唱に星5
シンシアももちろんめちゃくちゃうまいのだけど、アリアナグランデの歌唱がとにかくすごい。いつものアメリカンスターらしい歌唱ではなくかなりクラシックな歌い方(オペラの歌唱法を学んだらしい?)が物語やキャラクター、ディズニーにがっちりハマっている。存在がファンタジー。こんなにうまいミュージカル作品初めて見たかも...。本領発揮を見た感じです。
アカデミー賞のステージもお二人ともすごかったですが2人が歌い出すと心躍る感じでした。
監督がクレイジーリッチの方なので楽しみにしてたのですが脚本には置いてけぼりにあいました笑。クレイジーリッチはテンポが良く設定わかりやすかったので気になりませんでしたが確かに男性側の心情とか説明を割愛するとこあったなと思い出し。
2人の絆
ミュージカルはやっぱ苦手
なんだかまとまりが?
結局、世の中で大きく物事を左右するのは、いかに人気者であるかという...
結局、世の中で大きく物事を左右するのは、いかに人気者であるかということだということを思い知らされる内容。いくら知性や才能があろうと、優しい心を持っていようと、人気がなければ、信用されず、権利もチャンスも得られない。
グリンダは、終始一貫して、世の中の流れに従う生き方を選ぶ。一方で、エルファバは慈悲深く、自分以外のためにすべてを賭ける勇気を持った生き方。
私は、才能もなく勇気もない。エルファバの境遇は私とは全く異なり、共感できない。でも、グリンダの境遇には共通点がある。彼女が考えることが手に取るようにわかる。
エルファバのように生きたい。現実的には、私はグリンダに近い存在だと思う。臭いものに蓋をして、自分は悪くないと言い聞かせて生きている。
それでも、私はエルファバのように生きたい。
やはり空飛ぶ箒は魔女のシンボルだ!
ジョン・M・チュウ監督作品ということと、第97回アカデミー賞10部門ノミネートで美術賞と衣装デザイン賞受賞ということで、大画面大音量で鑑賞したく劇場へ。
観始めてすぐにちょっと残念。思ったよりも映像がクリアではないし、ミュージカルなのに歌もそれほど響かない。そのせいか何となく全体的にまったりムードに感じてしまう。少々の期待外れ感に、気がついたら眠気との闘い。
ただし、ラストはそんな眠気も吹っ飛ぶ大迫力。やっぱり魔女には箒がよく似合う。空飛ぶ箒のシーンには一気に感極まる。やっとジョン・M・チュウ監督の本領発揮か。よしっ、これからだっ!とテンションは爆上がり、からのまさかのto be continued。えっ、聞いてないよ…。
何とも釈然としない後味ではあったが、こうなったら後編が待ち遠しくなるのは人間の性というところか。
とても興味深い作品だったが、思えば「オズの魔法使い」は女の子向けにて、おじさんには少々退屈に映るのかも知れない。
緑にはピンクがよく似合う🌸
字幕版鑑賞
ブロードウェイミュージカル「ウィキッド」の映画化
みんなが知ってる「オズの魔法使い」の中に出てくる西の国の悪い魔女エルファバと、善い魔女グリンダの学生時代のお話。
どうしてエルファバが悪い魔女と呼ばれるようになってしまったのか。
大好きなミュージカル💕「ウィキッド」なので、速攻で観に行きたかったのだけど、娘に一緒に行こうって言われて、ちょっと遅くなってしまいました💦
劇団四季の「ウィキッド」は2回観てます😊
今回は舞台の第一幕までのストーリーです。
舞台と同じ歌とダンスで、やはりとっても素敵でした💕
エルファバの迫力ある歌と、グリンダのチャーミングな動き(笑)映画も最高な仕上がりになってます✨
さらに舞台では表現できない魔法や広がりのある情景を、映画の力をフル活用で、よりキラキラ感が増してて、彩鮮やかでめちゃめちゃ見入ってしまいました。
やっぱりCGってすごいね❣️
グリンダ役のアリアナ・グランデは可愛い💕
自分大好きで、ちょっと抜けてる女の子。
ピンクピンクのお部屋も可愛すぎます😍
映画は「キラキラ〜」じゃなくて「フリフリ〜」なのね(笑)
Part1のラストの曲「自由を求めて」は、映画も迫力満点で心に響いてきます。
箒で空に飛び立つエルファバは、自信に満ち溢れてます。
早くPart2も観たい‼️
ミュージカルが大好きな人はもちろん、苦手な人も観て損はない映画です。
ただ上映時間が長いのがねー(笑)
ずっと座ってるの、少ししんどかったですね😅
ゴージャス・ハリウッド・ミュージカル
グリンダがキーだ。実は物語として深い。
ただのCGが素晴らしく、歌が上手で、何も考えずに済むお気楽な映画と思って観に行ったが、違う。
物語として深い。
深い思索が実は必要だと思う(そんなことしなくても充分に楽しいが…)。
グリンダは最初、とても「いけ好かない人物」として強調され、あのマンガ的な髪をさばく所作も、私には不快だった。
この女性がどのように懲らしめられるのか、あるいは改心していくのかが、ストーリーを決めるように思えたが、冒頭のシーンでグリンダが良い魔女として物語が完結すると示されてしまっている。
私はとてもモヤモヤした。
実際にグリンダは最後まで変わらない。
変わるのはエルファバとの関係性だけだ。
グリンダは最後までオズの側の人間である。
エルファバにとってグリンダは「他人は変えられない、自分を変えるしかない」の人だ。
そしてグリンダは変わらない。
エルファバはグリンダを必要としている。
エルファバが覚醒していくきっかけは何時でもグリンダだ。
エルファバが何故グリンダを魔法講座に組み入れるように談判したのか、オズに誘ったのか?
何故、最後にグリンダがエルファバを滅ぼす側になるのか。
興味は尽きない。
エルファバが何故グリンダをそれほどに必要とするのか?
エルファバが自分を取り戻し、才能を発揮し(努力で得たものではない)、個として確立していくという流れの中で、何も変わらないグリンダを絡ませる意味は何か?
ダンスホールで皆の注目を浴び受け入れられたのはグリンダがいたからこそ。
あのイケメンが、本当の自分に気づいてくれたエルファバに恋心を芽生えさせるのもグリンダとの対比。(彼とエルファバの関係は深くは進展しないだろう。)
エルファバは実は総督の娘、家柄的にはグリンダに引けを取らない。
車椅子の妹の存在も大きい。
妹は大きな勘違いで男と付き合い始めるが、親の力で実は恋は成就するかもしれない。
その妹は姉の門出の場面から姿を消す。
実はこの映画は謎だらけだ。
だから面白い。
そしてそんなことに気づかなくても、圧倒的な歌唱とダンスとおとぎ話の世界観だけで充分に楽しい。
物語として面白ければ、吹き替え版も観たくなった。
追加
エルファバが劇的にグリンダとの関係が良くなり、いつの間にか学校の学生に受け入れられ、その過程は実は殆ど説明がない。
そこをもっと丁寧に描写してほしい観客は一定数いただろう。
全然平気、ここはそういうものとして説明無し!で良いのだ。
エルファバは動物側の人間。
おそらく人間と対立するのだろう。
人間の団結のための共通の敵として。
一番最初のドロシーとブリキの人形の仲間たちの姿を見てホッとしました。
若いは人は見てね。
追記2
レビューに散見されますが、エルファバとグリンダの友情を讃える人が多い。
ホント?
二人が違う路線にいくことはストーリー上明らか。
どのような仕掛けが隠されているかはわかりませんが、グリンダはエルファバを滅ぼすのだ。
グリンダからもらった帽子を残して。
見事なユニバーサル・モンスターの誕生篇
オープニングにドロシー率いる弱虫ライオン、ブリキ男、案山子の後ろ姿が出てきて、一気にひきこまれた。
他にも随所にオズ1作目のオリジン的な逸話が散りばめられ、シリーズ・ファンを喜ばせる。
とはいえ、それを知らず単体として見ても完成度が高い。
登場人物が多いのに無駄なキャラクターがおらず、みな多面的で、頭空っぽに見せて心の奥に闇を抱えてるとか、すごい。
伏線回収も見事で、シナリオが極めて巧み。偽善の悪の積み重ねが結果的に善を呼び、善因が善果をもたらさないとか深すぎる。脱帽。
ずっと涙をこらえて見てたんだけど、スターダストでエルファバが誰からも蔑まれるダンスを踊った時、グリンダが進み出て手を合わせる場面で、ぼくは完落ちした。あとはもう、ただ涙々……
さすがユニバーサル、完璧な悲哀のモンスター誕生篇でした。
しかしアリアナ・グランデは、『サム&キャット』でもそうだったけど、実に頭がお花畑のキャラが似合う(褒めてます)
歌手だから、そういう世界にいて、その光も闇も全部知ってるからできるんだろう。
最後のマダム・モリブル、恐かった。
『エブエブ』のミシェル・ヨーが演じてるから、何でもできそうな万能感を背負ってるw
後編すぐにでも見たい
欠点長い!
悪い魔女と呼ばれるまでの壮大な前書きミュージカル
全622件中、301~320件目を表示











