ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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コスパの良い映画
あくまで個人的には過去最高のミュージカル映画かも
「ウィキッド」という作品に思い入れがあるかどうかでかなり評価が分かれる映画かも。そもそも舞台版を観たことがあるかないかでも違う。
例えば冒頭で「魔女が死んだ!」と皆が喜んでいるなか、グリンダが何故時折(というか始終)微妙な表情を浮かべているのか、舞台版が好きな人はもうここで号泣するぐらいのポイントだが、知らない人には、謎でしかない(しかも第一部なのでその疑問は今回解消されない)。
舞台版で1時間半弱の第1部を2時間40分掛けて表現する今作、丁寧と取るか、冗長と取るかも人によるはず。
とにかく主演の2人の繊細な演技は素晴らしい。正直アリアナ・グランデにここまでの演技ができるとは思わなかったし、シンシア・エリヴォは複雑な内面を抱えるエルファバを非常に丁寧に演じていて、このキャスティングは大成功だと思う。
また、舞台版でも決して地味ではないセットだが、映画の豪華絢爛な表現とは比較にすらならない。クライマックスのDefying Gravityはまさに重力に逆らう最高の映像表現で、曲の持つ疾走感やスピード感、エネルギーを聴覚と視覚で魅せてくれる。
舞台版を鑑賞済みの人から、この映画を気に入らなかったという感想はあまり聞かれないので、結末が気になる方には是非舞台版をおすすめしたいのだが、場所は大阪だし、チケットはほぼ売り切れているので、非常に歯がゆい。
自分の中では過去最高のミュージカル映画だと思うし、第2部が本当に待ち遠しい。
城と魔女の最先端ミュージカル
予告編観てる限りはあの世界観についていけそうにもないのでそんなに観たいと思ってなかったけど観てよかった。むしろあの世界観でないと成立してなかったでしょうし、とにかくアリアナグランデを観てるのが楽しい。ディズニーでもないパラマウントのミュージカルを元にした映画で、魔法と学校ということもあり、ハリーポッター風味も、ディズニー風味も、また、バービー風味もあるし、そこにジブリ宮崎駿風味もある。城と魔女なので。ということでこのジャンヌの良きものをかなりアダプトするのに成功しているので多分まったく飽きることはないのだけど、また暖房が効きに効きまくっていたため、睡魔が襲う。いかんせん長い。
スピルバーグのウエストサイドストーリーとそんな変わらない尺にも関わらず、若干長くは感じる。何はともあれ最先端のエンタメだとは思う
今とても響くメッセージがたくさん!
✴︎
映画の醍醐味がとことん詰まっていた!
さすがuniversal🪐
当初の予定から10年くらい遅れていたらしいけど
きっと今だからこそ伝わるメッセージが詰まっている🧙♀️✨
part2の公開が待ち遠しい!!
《以下オタク視点の感想》
USJのショーで知ったミュージカル(調べたら14〜18年も前だった!)。1幕を35分に短縮した内容だったけど、今思うとよくまとめていたんだなーと思う。グリンダは日本人、エルファバは外国人キャストで日本語と英語を交えた台本だったのも違和感なくて面白かった。その後、劇団四季でミュージカルを上演すると聞き友人とウキウキしながら観に行って、予想を超えたストーリー展開に一幕見終わった時には放心状態!顔は涙と鼻水でぐしょぐしょになっていた。ミュージカル界の女王、濵田めぐみさんが演じていたのも大きい。
その後ブロードウェイ版のCDを友人に借りてずーっと聴いていたので、イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウスの声はやはりデフォルトとして耳に残っていて、今回劇中劇という形で歌うシーンがあるのは胸アツで監督の作品へのリスペクトが感じられて嬉しかった。そしてやはり楽曲が素晴らしくて捨て曲がない!今まで気づかなったけどオズの魔法使いの「over the rainbow」の音を忍ばせてあるのだそう。バレにくいよう7音だけ。作曲家の手腕にただただ拍手です!
初めて知ったけど、原作者は湾岸戦争から着想を得てこの物語を書いたそう。アメリカとイラク、白と黒だけじゃないそれぞれの守りたいもの、正義。世に出る情報だけが真実とは限らない。自分の目で意志で判断し行動していく勇気を持つこと。これって今の世の中にすごく必要なメッセージだと思うし、公開がこのタイミングになった意味を感じずにはいられない。
エルファバを演じたシンシアは舞台で活躍していて歌い上げるシーンも映っていたので期待していたけど、アリアナ・グランデは名前こそ知っているけどポップ歌手でしょ?と見誤っていた。彼女はグリンダそのものだった!聞けばこの役がジョービズ界へ飛び込むキッカケになったらしく、グリンダを演じる為にオペラを習いオーディションに挑んだとか。ちょっとクセのある歌い方や動きも完璧に再現しつつ、自分の持ち味も活かしていた。アリアナが"ポピュラー"だから彼女のキャスティングはベストだなぁって感心した◎あとオズの魔法使い役のジェフ・ゴールドブラムのイケオジぶり!(ジュラシックパークの数学者マルコム役)チャーミングで憎めないのよね。。ズルい。
ひとつだけ氣になるのが、グリンダがエルファバを変身させるシーン。日本版ミュージカルでは「ピンクは緑に映えるのよ🌸」と言っていたのが、「ピンクと緑よ」となっていたこと(たしかに「pink&green」と言ってる)。このセリフが好きだから字幕だけでも見たかったな〜。
っと、まとまりがなくなってきたけど迷っているなら
観るべき作品なので、是非映画館へ🩷💚
名曲を"浴びる" 161分の映画体験
海外公開時から鑑賞を待ち侘びていた作品ということもあり、かなり期待の大きかったWICKED! 歌唱力抜群のシンシアとアリアナによる圧巻のナンバーは、名曲を"浴びる"体験を映画館で実現させてくれていた。the Wizard and I や Defying Gravityが本作で既出となったことから、後編はどこに見どころを作るのか(For Goodがやはり本命?)楽しみである。
友情の在り方はもちろん、信念や自己肯定感を持つことの大切さ、マイノリティの周囲から理解が得られない辛さ[Gravity(重力)=周りの人々からもたらされる視線が生む重圧とも捉えられるかもしれない]、そして平和がゆえに"考えること"に蓋をしてしまう人々への疑念(本を踏む振り付けでも描出)等が表現されており、現代社会にも通じるテーマが多数取り上げられていたのも興味深かった。照明を利用して皮膚の緑色が飛んでいるように(ピンクに)見せるシーンや、エルファバとグリンダが互いを認め合うようになったタイミングをダンスのみで魅せるシーンなど、演出も秀逸。
一点気になったのは、上映時間の長さとミュージカル特有の"ストーリーの盛り上がりに合わせて楽曲が増えていく"特徴が日本人受けするのか?という点だろうか。ミュージカル好きな個人としては、充実度の高い映画鑑賞となった。
レビューが分かれるね
何度も舞台を見て映画化の話が出てから、10年以上待っていた映画。字幕版と吹替版で見た。
字幕版は日本語訳がちょっと微妙だった。間違ってはいないけれど、不自然なところがちらほら…
その他は期待以上だった。
ずっと思い描いてきたエルファバとグリンダだ。細かい表情や仕草など作品への愛を感じる。
吹替版も良かった。字幕を追わなくて良いので、スクリーンに集中できたし、とても自然な日本語訳だった。特にオープニングとクライマックスのグリンダの細かい表情や仕草、日本語が自然で良かった。ずっと疑問に思っていたことが晴れた。
映画単体としては、「オズの魔法使い」や舞台を知らずに第1部だけ見ると、「魔女が善悪に分かれて闘う物語」のように見えるかな。低く評価している人の大半はそう解釈してるみたいだ。彼らがこのまま第2部を見ないのも面白い。
基本的には「オズの魔法使い」の主題と変わらないので「願い」や「幸せ」がテーマだね。
見る角度をいろいろ変えて何度も見たら良いと思う。
It’s great!!!
ミュージカル映画としては最高!
美術部の作り込みが異常
part2 どうなるんだろう?大丈夫か?
原作もミュージカルのウィキッドも知らず、オズの魔法使いのあらすじを鑑賞前にWikipediaで軽く調べた程度の情報で観に行った。
本作を見終わった直後に出た感想をタイトルにした。
というのも、本作の終わり方に於いて、私というか観客の気持ちは完全にエルファバの方にあり、むしろオズやマダムモリブル、グリンダ側は、あの映画の悪であり個人的には倒されて欲しいのだが、オープニングで西の悪い魔女=エルファバが倒され、喜んだ場面から始まってしまう。
だから、part2がこれからどうなっていくのか、悪い意味でも、良い意味でも気になってしまう。
グリンダは、自分本位の身勝手で厚かましい、自己満足のための一方的な思いを優しさと称して振り撒いていたのが、どう変わっていくのか。
またエルファバはどう変わってしまうのか、動物の迫害に抵抗するため、オズの世界の住人にとって悪とも言える過激な行動をとってしまうか。
それとも2人の関係性が決別したまま、オズの魔法使いという物語を逆手にとった善い魔女、悪い魔女は形式上であったというような終わり方にするのか。
そこは楽しみにpart2を待ちたいと思う。
物語に対してはツッコミ所が多々あり、あまり入り込めなかったが、出演者達の歌唱(特にエルファバは惚れ惚れするほど素晴らしかった)は圧倒された上に、ダンスや衣装、建物やセットなどの世界観は言わずもがな大変素晴らしく、映画館に足を運んで、大スクリーン、大音響で見るべき映画であった。
本を踏みつけるのは・・・
ネタバレになるのか分かりませんが、映画を見る時は前情報を全く入れずにみたいタイプなのでミュージカル映画と言うことも知らずに鑑賞しました。演出なのは分かるんだけど本を踏みつけるはどうしても抵抗があり、そこから冷めた目で見ていました。冒頭から2時間はなんかダルダルした感じ。最後の40分だけ面白いです。音楽、セットは素晴らしいです。
長い
過去に緑の大男でも大暴れしたんだろうか
ヤギが大学教授だったりする世界で、肌が緑と言うだけであそこまで虐められるのは過去に緑の大男が出て世界を滅ぼした的な言い伝えでもあるんだろう。
そもそもこの世界の魔法って何なの?あの学校どういう基準で入学出来てんの?は、オズの魔法使いを履修すれば分かるものなのか?
ダサイ帽子を押し付けておいて皆の笑いものにさせたのに、一緒に踊った事で仲直り出来たのは何がどうなっている?
歌や踊りや衣装やらはとても素晴らしいのに、その辺の心情がまったくもってわからなかった。あと長い。めっちゃタイトルにパート1が出てるのに、邦題の際に出さない詐欺を働かれた身には、161分はちょと辛い。もうちょい短く纏められたんでは。
そして本を踏んだり蹴っ飛ばす奴等許すまじ!!!!
イケメンだから全て許されると思うなよ!
2部作の前編なのねw
久しぶりの映画館で「ウィキッド ふたりの魔女」を観てきました。「オズの魔法使い」の裏側を描いた物語で、ブロードウェイでの大ヒットミュージカルを映画化した作品です。私自身はミュージカルのウィキッドも観たことがなくストーリーも知らない状態です。
ピンクと白の正義の魔女(グリンダ)と黒と緑の悪の魔女(エルファバ)の構図で始まり、オープニングでオズの国の人々は悪い魔女が倒されたいことを喜んでいたのが印象的であった。グリンダの回想となり、緑色の肌を持つエルファバの生い立ちのあと、美しく人気者のグリンダと魔法学校で出会います。当初は激しくぶつかり合う二人ですが、次第に友情を育んでいく様子が描かれています。
この作品は「悪い魔女」と「良い魔女」という単純な二項対立ではなく、「正義とは何か」を問いかけていると思います。権力者によって真実が歪められ、エルファバが追い詰められていく様子に歯痒さを感じました。
その中で特に印象的だったのは、エルファバの覚醒シーンです。塔から落ちていく途中で過去の自分と向き合い、手を取った瞬間に魔法の力を解き放ち、魔法のホウキを片手に大空に飛び上がっていくシーンは圧巻で鳥肌が立ちました。
ただ、160分という上映時間はやや長く感じ、途中で眠気に襲われる場面もありました。最後に「続く」と表示されて初めて二部作だと知り、少しずっこけましたが、続編も楽しみにしています。魔女たちの知られざる物語がどう展開していくのか、次回の公開が待ち遠しいです。
始まりの物語
ウィキッドがとても人気のミュージカルということは知っていて、オズの魔法使いもなんとなく物語を知っているという程度の知識で鑑賞。
シンシア・エリボとアリアナ・グランデの歌が圧巻でした。
ただ、突然歌い出すミュージカル映画は好きな方ですが少しミュージカルシーンが多いかなとも感じました。
図書室のシーンでは本をよく読む者としては靴がキレイだとわかっていても本が踏まれているのが気になってしまいました…。
初めから悪い人なんていないといいますが、本当にそうですよね。
生まれた環境や境遇、家族や周りの人々、誰と出会い出会わないか。
妹の大学入学の日にあのまま父と帰っていたらエルファバはモリブルには出会わなかったかもしれない。
けど、あのまま帰っていたら自分のもつ力や友達ができる喜びも誰かを好きになる高揚も知ることはなかったのかもしれない。
ウィキッドの始まりの物語としてとても楽しめました。
アリアナの歌唱に星5
シンシアももちろんめちゃくちゃうまいのだけど、アリアナグランデの歌唱がとにかくすごい。いつものアメリカンスターらしい歌唱ではなくかなりクラシックな歌い方(オペラの歌唱法を学んだらしい?)が物語やキャラクター、ディズニーにがっちりハマっている。存在がファンタジー。こんなにうまいミュージカル作品初めて見たかも...。本領発揮を見た感じです。
アカデミー賞のステージもお二人ともすごかったですが2人が歌い出すと心躍る感じでした。
監督がクレイジーリッチの方なので楽しみにしてたのですが脚本には置いてけぼりにあいました笑。クレイジーリッチはテンポが良く設定わかりやすかったので気になりませんでしたが確かに男性側の心情とか説明を割愛するとこあったなと思い出し。
2人の絆
全517件中、181~200件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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