「『オズの魔法使い』の小説を読み直してから鑑賞」ウィキッド ふたりの魔女 るか吉さんの映画レビュー(感想・評価)
『オズの魔法使い』の小説を読み直してから鑑賞
舞台は未見。『オズの魔法使い』は子供の頃に小説を読んだきり。
念のため小説を読み直してから映画を観たところ、思わぬキャラへの感情も上乗せされてしまい苦しくなってしまった……
そのキャラがそうなるんですね……
もうパート2が早く観たいけれど観るのが怖い。
本作の前半は、あえてステレオタイプなキャラクター造形に差別と偏見の描写がいかにも社会の縮図で、じわじわとイライラが募りなかなかしんどいけれども、
中盤のあるシーンで、悔し涙が流れそうになるくらい胸がぎゅっとなるピーク!というところでまんまと温かい涙に変えられる展開があり、そこから一気に引き込まれてしまった。
結末は分かってるのに私もエルフィーの幸せを願わずにはいられない。
終盤の盛り上がりは気持ち良いので、大きいスクリーンで観た方がきっとより楽しめると思う。
歌も良かったのであとでサントラを聴き倒したい。
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