劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
全1636件中、421~440件目を表示
圧倒的映像美、猗窩座の過去に涙
アニメで本作をずっと追っており、ようやく見れた!
『鬼滅の刃』はやはり映像美が圧巻で、無限城の表現はまるで映像の中に入り込んでしまったような没入感がある。戦闘シーンの迫力も映画級で、大画面で観ると鳥肌が立つほど。余談だが、映像美から、これだけの労働力があるのは過酷であるだろうと容易に推測でき、アニメーターにちゃんと労働力分、儲け分のお金が分配されているか毎回心配になる。
中でも冨岡義勇・炭治郎 vs 猗窩座の戦闘は至高だった。
義勇さんは派手に大活躍というわけではないが、一瞬一瞬に目を見張るものがあり、存在感は抜群だった。
一方で、今回全体的に鬼側が優勢で「こんな強さに敵うわけない」と思わせる描写が多く、観ているだけで胸が苦しくなる。だからこそ、炭治郎たちの粘りや覚悟が際立ってはいた。
猗窩座の過去には大号泣。
やっと幸せを掴めると思った矢先にどん底へ突き落とされ、人間不信になるのも当然だと思う。誰よりも強くならなければ、守れないと必死に生きた彼が、最後には自らを殴って果てる姿は切なすぎた。
猗窩座の術式に浮かぶ雪の結晶の模様、それが恋雪さんの髪留めと同じ形だと気付き苦しかった。彼にとって恋雪さんがどれだけ大きな存在だったのか、戦いの根っこにまで刻まれてるのが切なくて仕方ない。
過去回想で出てきたお手玉の描写もずるい。最初はひとつだったのに、恋雪さんと過ごす時間の中で少しずつ増えていく。守りたいものが積み重なっていく感じが温かいのに、最後にはお手玉が破れて小豆がぽろぽろ溢れていくんだよな。あれって、積み上げた日常がふとしたことで一瞬にして崩れ去ることの暗喩にしか見えなくて、本当に胸が痛くなった。
猗窩座は「強くなきゃ守れない」って信じて鬼になったけど、結局どれだけ強くても失うものは失われる。その残酷さが、この演出で突き刺さってきて、見てて辛すぎてたまらなかった。
批判を述べるなら、やはり回想シーンの多さ。戦闘の合間に挟まれることでどうしてもテンポが悪く感じられた。ただし、そのおかげでキャラクターの背景に厚みが出ているのも事実で、好みが分かれる部分だろう。正直、後付け感があるのは否めない。
推し以外も全員かっこよすぎて何回でも観たいです
今まで鬼滅の映画全部観ましたが今回は最推しの義勇さんが活躍するのが嬉しくて、かっこよすぎて5回観ても足りませんw
今まで推しではなかったけど善逸やしのぶさん
炭治郎もかっこよく、悪役の猗窩座でさえもかっこよすぎました。出番少ないけど無一郎や伊黒さんも、そして村田さんも活躍して楽しめます。
テンポ良いバトルの中、回想シーンが入るので不満を感じる気持ちもわかりますが、私はしのぶの姉とか炭治郎の父親とか善逸の師匠の事は忘れていたのでありがたいです。
回想がないと理解できない事多いと思いますし、猪之助が出てくる回想はとっても楽しく癒されました
煉獄さんを死なせた許せない猗窩座の過去の話が長くて見たくない気持ちもよく分かりますが
伯治は好きですし、慶蔵さんも良いキャラだし声もいいので私はもっと長く見たいくらいです。
親が命がけで子を守るのは当然だと感じますが、
まだ11歳だった伯治が傷だらけになりながらも親に尽くすなんて信じられないです。伯治と恋雪ちゃんには幸せになって欲しかったので花火を見ながら語り合う2人のシーン等大好きです。
オープニングで、太陽が昇らない世界という素晴らしい楽曲が流れ無限城に落ちていくところも
素晴らしくかっこよくて興奮しますし
ところどころで流れるBGMも素晴らしい楽曲ばかりです。
炭治郎が猗窩座に、話すシーンで流れる曲が特に素晴らしく毎回楽しみです。
善逸がトドメを刺す時の楽曲もかっこよすぎですし
その後じいちゃんとの会話の時も楽曲も綺麗で
善逸とじいちゃんのセリフも好きで
観る度に涙が出そうになります。
エンディングの残酷な夜に輝けもかっこいいし、
声優さんの声や迫真の演技も素晴らしすぎますし
いろんな楽しみ方ができるので5回観てもまだまだ観たいですw
一番の楽しみが義勇さんのガチバトルなんですが
毎回身を乗り出して食い入るように魅入ってしまいますw
そのうち動画で見れるようになるでしょうが
家でちっぽけなスマホの画面で観るより絶対に劇場で観たいです。
水の呼吸も炭治郎との共闘も敵の猗窩座の技も
全てが美しく
今まで同じ映画を2回観る事はよくありましたが
5回以上観に通いたいと本気で思ったのは初めてですねw
上映時間が長いので本当にお得です。
お子さん連れの方は困るかもしれませんが
短いより長いほうが絶対に得ですし
義勇さんのバトル時にはいつも身を乗り出してますし
お尻なんて全く痛くなりませんw
一度観た後にもう一回観た事もあるので
5時間以上ぶっ続けで観た事になりますが
長いと感じませんでした。
セリフもかなり覚えるくらい観てますw
私は泣ける映画をいい映画だとは思ってません。
この作品の事も
泣かせようとしている映画だとは思ってません。
ストーリーは勿論ですが、
全てのキャラの活躍を、声を、演技を
映像を、楽曲を
目でも耳でも楽しませ興奮させてくれます。
傷だらけになりながらも必死で炭治郎を守ろうとする義勇さんにも感動しますし
炭治郎や義勇さんがお互いを守ろうとする姿を見て
記憶を取り戻す猗窩座とか
善逸の師匠の切腹や、しのぶさんの亡くなった家族とか
泣ける場面も確かに多いです。
でも観客を泣かせる映画よりも楽しませる映画が良作だと思います。
美しさとかっこよさと感動で
長時間楽しませてくれるのでこれからも何度も通わせていただきます。
手に汗握る戦闘シーン
結果、観てよかったです。
アニメも漫画も見終わっているが、そこまでの熱狂的なファンではなく、にわかファンです。
本作を観る前に少しアニメの復習しましたが、原作の話を忘れて鑑賞。
所々で原作を思い出しながら、観ていましたが、やっぱり猗窩座との戦闘シーンはずっと夢中になってハラハラドキドキしながら楽しく鑑賞できました。
前作の無限列車編で煉獄さんと猗窩座の戦いが蘇ります。
猗窩座と炭治郎&義勇さんの戦いをみると、炭治郎の成長を感じさせられて心がグッとくる場面がありました。
映画を見終わったあと、アニメを全部見返したくなるのと煉獄さんの映画も見返したくなりました。
見返すとより鬼滅の刃というアニメの良さを更に感じることができました。
次回作にも期待です!
確かに回想長いけど、私はすごく好き
観て良かった。ハンカチも持っていって良かった。
■ストーリー・構成
原作を読んでいるのでストーリーは理解していましたが、想像より猗窩座の回想が長い。
原作の流れに忠実に、行間補って映像化してくれているんですよね。
色んなレビューでもコメントあった通り「回想ながい」。そう言いたくなる気持ちは分かりました。
ただ、「なぜ猗窩座は鬼になったのか」、「なぜ弱者が嫌いなのか」、「なぜあんなに強さを求めていたのに、首を切っても死なない、より"強い"存在になることを拒んだのか」、「なぜ無惨の命令という鬼にとって逆らえないものに抗って最期を迎えたのか」について観客に納得させるための根拠になっているから、非常に長い回想シーンに納得しました。
百年以上も自分の常識だと思ってた考え方を、たった二十年程度の記憶が揺さぶる。それはたった二十年程度の短い時間にとても大事な瞬間があったからだってことをちゃんと伝えてくれてたストーリーでした。
あと、この時間内に今回の映画化したエピソードを納めようとした努力がすごい。
隊士たちのあちこちでの奮戦、産屋敷輝利哉様たちと隠したちの働き、鱗滝さん…丁寧に映像化されてるのが最高でした。
■原作との違い
最初の1分で原作にはないシーンがアニメからの続きとして描かれています。
岩柱が手を合わせるシーンはお館様の声とともに、とても胸に来るものがありました。
無限城みたいな危ないところに行ったら絶対泣き叫ぶはずの善逸が、序盤静かに無限城に落ちていっている理由もちゃんとわかる。戦闘シーンのエフェクトは原作だと一瞬だけど、丁寧に描かれていて迫力がある。師匠とのやりとりも、兄弟子の行動に納得できない辛さも、善逸の気持ちがひしひしと伝わってきて好きなシーンになりました。
■全体的な感想
原作も好きだけど、ufotableさんのクオリティ高い映像観られることが最高に幸せでした。
鎹鴉も愈史郎も大活躍すぎてかっこいい。
ただ、3部作になるとのことで、この1部作目より2部作目の方が盛り上がるのではないかな、とは正直思います。
無限列車編は煉獄さんの言葉に励まされたくて何回も観に行っていたけど、無限城編の第一章は本当に…悲しい…。
3部作、最後まで楽しみになりました。映像美、行間を補ったストーリー、クオリティ最高です。
■後日追記
無限列車編で煉獄さんが最後に言った「柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰であっても同じことをする。若い芽は摘ませない」この言葉。
猗窩座と遭遇して炭治郎に一直線に向かってきそうな時に、義勇さんがすかさず盾になっていて、思わず思い出しました。
煉獄さん、本当に好きだー😭
さすが鬼滅
アニメってここまで出来るんだな
いつ見ても素晴らしい
初めて鬼滅を観た……
現代日本では完全にマイノリティに属すると思われるが、これまで一度も鬼滅シリーズを観たことがなく何の知識もなしに鑑賞。しかもこれは新たな三部作の一話目ということらしく、前も後ろも分からない、言うなればスターウォーズ・シリーズを何も知らずにエピソード7「フォースの覚醒」を観に行って、この偉そうなルークとかいうジジイは誰なんだ?とか思っている状況。
開始早々、タイトルにある無限城だと思われるところに入るのだが、恐らくこれは前からの続きなのだろうと推測できる。ハシラというのも、恐らくランクが上の人を指すのだろうということも観ていれば理解できる(カシラじゃないのか?とは思ったが)。
しかし、予想以上に登場人物が多く名前と関係性が把握できない。さらに「何とかの何番」みたいな技の名前が一切ついていけない。とは言え、少なくとも敵と味方は比較的分かりやすく区別できるし(一人だけ、自分は鬼だと言いながら手当てをしている人物だけは、敵なのか味方なのかよく分からない)、技の名前は無視していても特に支障はない。
ただ、登場人物の回想としてそれぞれが抱える事情や背景を、ある意味、ヒューマン・ストーリーとして描いてくれているので、何を目指して闘っているのかは不明でも、物語を楽しむことはできる。
その観点で言うと、2時間半はやっぱり長いので、最初の1時間はカットし、焦点を絞って、「アカザの物語:鬼の目にも涙」とでもしてくれたら、一つの完結したストーリーとして堪能できたのではなかろうか?と鬼滅弱者の自分は感じてしまった。
まぁ、漢字が読めなかったサブタイトルの「猗窩座」が(自分にとっては初めましての)「アカザ」だと分かったのが鑑賞後だという人間の感想なので共感が得られなくても仕方ないとは思っている。
教育アニメ
鬼の目にも涙、人の目にも涙、観客の目にも涙。そして、私も鬼になる。
普段は劇場でのアニメは避けていたが、ことの成り行きで、鑑賞することに。世間の子供たちは、夏休みの真っただ中で、劇場は満席。年齢層は当然、若い。平日の真っ昼間ということもあり、大人の私は、溶け込めず浮いていたに違いない。
最初に、私は鬼滅ファンではないし、原作も未読、TVや劇場で過去作を視聴したこともないことを断っておく。また、私は、アニメかどうかにかかわらず、映画はストーリーが一番大事な要素と考えている。原作が存在するアニメである以上、それを大きく逸脱するような脚本は難しいことは理解している。
その上で、今回が「鬼滅」初体験だった感想は、まず、「鬼」と「人」の対決が多すぎるように思う。そもそものタイトルは、鬼の「猗窩座再来」となっているのだから、「猗窩座」戦のみにフォーカスして深堀りした方が尺がまとまるはず。「猗窩座」戦以外にも、「童磨」戦や「獪岳」戦があることに加え、戦闘途中に「鬼」と「人間」のそれぞれの過去の回想が描写されるために上映時間がとても長い。疲れる。
私は、この回想シーンは、「鬼」と「人」のこれまでの生い立ち、すなわち、「なぜ鬼になったのか」とか、「その鬼との因縁」など、観客を「鬼滅ワールド」へ誘う、言わば、感情移入させる重要な場面であるために欠くことは出来ないと思う一方で、そうであるならば、今回のメイン・タイトル・マッチである「猗窩座」戦だけを描けば充分だったのではないかとも思う。初めての鬼滅体験だった私でも、「猗窩座」戦だけで十二分に泣けたし、他の観客も涙してました。「なぜ首を切ったのに死なないんだーっ」とか、「鬼の瞳にある、『上弦』とか漢数字の『参』、『弐』、『弌』って何だーっ」とか、「頭(かしら)←(ずぅーっと柱のことを勘違い)って何だーっ」とか、初心者なりの楽しみ方もできた。
ただ一つ、これは、ほぼ難癖に近い物言いで勝手な解釈だが、そもそも何故、「人」は「鬼」を殺そうとしているのか? 別の言い方をすれば、なぜ人が鬼になったのか? を考えると、「猗窩座」にしても、「童磨」にしても、「獪岳」にしても、究極のところ、そこには「人」が大きく介在している。もし、そうならば、いくら必死に「鬼」を倒したところでほとんど意味はないよなぁ、なんて考えたら、元も子もないようなことだけど(笑)、急に興醒めしてしまった。次回作を見るかと聞かれれば、今作と同様な作り、「戦闘+回想」を詰め込むような感じであれば、鑑賞しません。ごめんなさい。原作はどうなんでしょうね。
私の隣の席には、若いカップルがバカでかいポップコーンをもって入場。当初は静かだったものの、映画後半以降は、なかなかの食いっぷり、騒音っぷりで、参りました(泣)。花火大会を見ていて、最初は、夢中になっていたけど、そのうち、飽きてしまい、焼きそばやリンゴ飴を食べるのに集中してしまった、って感じだろうか。
「炭治郎」くんへ。映画上映前の「マナー告知」に、是非とも、「ポップコーンの正しい食べ方」も追加してください(笑)。大人の事情ゆえ、「買うな」「食べるな」とは言えないと思いますが・・・・・。でないと、私も「鬼」になりそうです。
鬼滅としての集大成。次回作も期待
レビュー1176
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
圧巻でした
緊張の連続で疲れました
緩和できたのは伊之助君だけやったなぁ
(^ν^)
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
集英社「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴のコミックを原作とする大ヒットアニメ「鬼滅の刃」シリーズのクライマックスとなる、
「無限城編」3部作の第1章。
鬼になってしまった妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため、鬼狩りの組織・鬼殺隊に入った竈門炭治郎は、同期の仲間である我妻善逸や嘴平伊之助とともに数々の鬼と戦いながら成長し絆を深めていく。
炭治郎たちは鬼殺隊最高位の剣士である「柱」たちと共闘し、無限列車では炎柱・煉獄杏寿郎、遊郭では音柱・宇髄天元、刀鍛冶の里では霞柱・時透無一郎や恋柱・甘露寺蜜璃とともに死闘を繰り広げた。
その後、来たる鬼との決戦に備えて、柱による合同強化訓練・柱稽古に挑んでいる最中、鬼殺隊の本部である産屋敷邸に鬼舞辻󠄀無惨が姿を現す。
お館様の危機に駆けつけた炭治郎や柱たちは無惨によって謎の空間へと落とされ、鬼の根城である無限城での最終決戦に身を投じていく。
これまでのアニメシリーズに引き続き、外崎春雄が監督、松島晃がキャラクターデザイン・総作画監督、ufotableがアニメーション制作を担当。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
2025/日本
配給:東宝、アニプレックス
まさか…
全1636件中、421~440件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。







