「刹那の戦いに刻まれた魂の叫び」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 さやのんさんの映画レビュー(感想・評価)
刹那の戦いに刻まれた魂の叫び
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数年前、社会現象ともいえる大ヒットの際に、原作を読み込み、アニメを追い、映画館に足を運びました。
そして今回、心待ちにしていた新作をようやく観ることができました。
物語は冒頭から引き込まれ、戦闘シーンの迫力に圧倒されつつも、ただのアクションにとどまらず、深い人間ドラマとして胸に迫ってきます。
胡蝶しのぶの過去――愛する姉の仇討ちに挑む静かな決意。
上弦の鬼の中でも異彩を放つ猗窩座の、哀しくも切ない過去。
そして炭治郎と父の物語が重なり合い、運命のように紡がれていく。
それぞれの登場人物が背負う痛みや願いが鮮やかに描かれ、ひとつの物語として凝縮されていました。
観終わったあとも胸に余韻が残り、ただの娯楽ではなく「心を震わせる体験」として深く刻まれました。
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