「初めて鬼滅を観た……」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 Tofuさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて鬼滅を観た……
現代日本では完全にマイノリティに属すると思われるが、これまで一度も鬼滅シリーズを観たことがなく何の知識もなしに鑑賞。しかもこれは新たな三部作の一話目ということらしく、前も後ろも分からない、言うなればスターウォーズ・シリーズを何も知らずにエピソード7「フォースの覚醒」を観に行って、この偉そうなルークとかいうジジイは誰なんだ?とか思っている状況。
開始早々、タイトルにある無限城だと思われるところに入るのだが、恐らくこれは前からの続きなのだろうと推測できる。ハシラというのも、恐らくランクが上の人を指すのだろうということも観ていれば理解できる(カシラじゃないのか?とは思ったが)。
しかし、予想以上に登場人物が多く名前と関係性が把握できない。さらに「何とかの何番」みたいな技の名前が一切ついていけない。とは言え、少なくとも敵と味方は比較的分かりやすく区別できるし(一人だけ、自分は鬼だと言いながら手当てをしている人物だけは、敵なのか味方なのかよく分からない)、技の名前は無視していても特に支障はない。
ただ、登場人物の回想としてそれぞれが抱える事情や背景を、ある意味、ヒューマン・ストーリーとして描いてくれているので、何を目指して闘っているのかは不明でも、物語を楽しむことはできる。
その観点で言うと、2時間半はやっぱり長いので、最初の1時間はカットし、焦点を絞って、「アカザの物語:鬼の目にも涙」とでもしてくれたら、一つの完結したストーリーとして堪能できたのではなかろうか?と鬼滅弱者の自分は感じてしまった。
まぁ、漢字が読めなかったサブタイトルの「猗窩座」が(自分にとっては初めましての)「アカザ」だと分かったのが鑑賞後だという人間の感想なので共感が得られなくても仕方ないとは思っている。
物語の続いている作品を途中で見るとこういう感想になるのは致し方ないと思います。
が、なぜ長く続いてる鬼滅の刃をこの作品から見ようと思ったのか気になります。
ぜひとも他の見たことのない作品の映画も鑑賞して感想を書いていただきたいです。
コメントありがとうございます。
なるほど、分からないものをわからないと言うとネガキャンだとも捉えられてしますのですね。勉強になりました。
「素人は黙っとけ」というファンの方々の気持ちも分からなくはないのですが、はじめの一歩を踏み出したものでも温かく見守っていただけると、コミュニティがより拡大していくのではないかとも思いました。(これの次回作はパスしようという気になりかけているので)
まず、これは『新たな三部作』などではなくて
TVアニメから続いている物語のクライマックスを映画三部作にした……
……という認識のズレが最初からあったのがこのレビューの不幸だと思います
(登場人物が予想以上に多い、なんて言うのがその最たるモノですね)
熱心なファンからしたら、(下手したら)悪質なネガキャンとも捉えられかねないレビューですが
これは鬼滅に関係なくアニメだろうが実写だろうが
本当に一切これまでのシリーズを観たことが無かった(興味がなかった)人が
わざわざ観に行ったら例えどんな作品でもそりゃそうなるでしょうね……としか言いようがないですし、難しい所ではありますね
みさん、コメントありがとうございます。本シリーズに乗り遅れている自覚が誰よりもあり「自分が観てもいいのか?」と葛藤していました。ただ過去作に戻っていたら一生観ないと思い、思い切って鑑賞しました。普段アニメを観ない方も同じ気持ちかも知れず、ひょっとすると、そっと背中を押して欲しいのかも知れません。
もちろん本作の映像や音響の素晴らしさは、アニメファンでなくとも十分に堪能できました。
とても興味深いです。私の周りにはアニメを見る人が少ないのでアニメオタクである私は
普段アニメを見ない人達にも勧めてもいいか、どう思うかなど考えてしまうので初めて鬼滅を見た方の意見は参考になります。声優さん達の芝居や音楽、映像クオリティも最高な作品だと思うのでTofuさんにも興味をもっていただけてたら一ファンとしては嬉しいです!
コメントありがとうございます。私はファンの方と議論するつもりはありません。たまたま入った映画館で観た作品の、あくまで一個人がどのように感じたのかを記したに過ぎません。
「カット」という表現でなければ、80分×2本に「分ける」でも私としては同じです。
自分は全く知らないけれど、子どもにせがまれて夏休みに連れて行った親など、予習なしで娯楽作品を観る人たちも決して少なくないと思います。人それぞれの感じ取り方があり、それを表明することも自由ですが、ただそれは必ずしも他人に共感を呼ぶものではないこともあるのだと思います。
申し訳ないですが、この映画については最終決戦の手前。ラスボス前のダンジョン攻略戦ですよ? せめてアニメを見てからの見るべき内容では?
後、しのぶさんと善逸のシーンをカットされるのは我慢ならんですね。2人とも初期から登場しますし、どちらも人気キャラなんで。善逸は主人公と同期ですし、彼の覚悟と哀しい因縁、最高の技をカットなんて最悪の所業です。
また、しのぶさんのシーンは2章以降にも重要なものですから、カットなんて恐れ知らずなことは言わないでほしい。
コメントありがとうございます。観たのはたまたま。でも、きっとファンばかりではなく、同じように「観ることに対する不安を抱えている人たちもいるかも」と思い、中には初心者によるコメントもあってもいいのではないかと思いました。
鬼滅の刃の原作が始まって9年、アニメが放映されから6年経ちいよいよ最終決戦が始まったって所からいきなり観てしかもレビューまでしようと思った気持ちを知りたい。
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