「上弦強過ぎ問題&知らない場所で駆けずり回り過ぎ問題」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 🛡北京主任さんの映画レビュー(感想・評価)
上弦強過ぎ問題&知らない場所で駆けずり回り過ぎ問題
原作未読。混んでるのが予想される為、日数を空けてやっと視聴。素晴らしい映像美で圧巻。それにしても敵強っよw上弦トップ3と無惨様がいれば一晩で東京制圧できそうな程。もう柱がツーマンセルで挑まないと絶対勝ち目は無い感じwもうちょい鬼殺隊内でシミュレーションして「上弦襲来パターン」のフォーメーションを決めておくべきだった。あんなの相手では柱以外は無駄死にになるだけ。
あと炭治郎は鼻が効くけど他の皆は何に向かって走ってるの?闇雲に走っても体力消耗するだけだよ?知らないフィールドだからひとまず遮蔽物に身を隠しながらソロソロ進む方が良いかも。罠ある可能性もあるしw
伝令のカラスは生死報告よりも皆の合流に力を割くべきだったかも。
ある戦いを見て「鬼殺隊全員呼吸を操る剣士だから大気中に何か撒かれると辛いよね」と切実に思いましたw
ネットで調べるとコミックス約2巻弱分位の量らしいので、それを丹念にそしてノンストップで映像化したらそりゃ2時間半になりますわ。一応舞台がずっと広大だけど変わり映えしない無限城内なので、回想を挟むことによって他の風景を見せている側面もあると思います。
物語の構成上かなり視聴は体力要りますwこれは原作が偉大かつ人気であればある程起こるのですが、「映画としての展開」よりも「原作を忠実に映像化した」に重きを置いているからと考えられます。映画的な展開・テンポを考えると「申し訳ないけどココはバッサリ切らせてもらいますわ」となる所ですが鬼滅においてはそんな事すると絶対文句が出るので、「原作を忠実に守り、かつバトルを盛る」という意識になり、それはこの映画では成功しています。映画的なテンポを犠牲にしてまでも「皆様が原作を読んで涙したあの場面を映画館で多くの人と共感できる事」を取った事に他なりません。おそらく海外(主に欧米)では『冗長・回想が多い』などと言われるかもしれませんが、鬼滅の刃で最も凄惨な死闘が描かれる無限城編は、各キャラクターの「生きた証・生き様」が示されます。その前にはテンポとかどうでもいいのです。その証拠に上映時間が長い的な不満のレビューがあっても「描ききれてなくて不満」というレビューは皆無です。
あと、テレビ版と比べて冒頭に炭治郎&義勇ペアのおちゃらけがある以外は(当たり前ですが)シリアスに進行していきます。善逸パートですら笑い無し(当たり前)。とてもシリアスです。
けど冨岡義勇が腹が立った理由(〇〇が痛い)はちょっとウケるw
とある戦闘後「戦いが一年後だったら勝ち目は無かった」的な話をしますが、逆に一年後なら人間に戻す薬が量産され銃弾や吹き矢で打ち込む戦法が確立されるので、鬼殺隊はタイミング悪い時期に無限城へ誘い込まれたとは思います。
途中花火のシーンがあるのですが、ある程度わざと花火を映さず溜めて、一番良いタイミングで満開の花火を見せてくれます。この夏見た花火の中で一番美しかった。
この映画見て絶対損は無いですし、この鬼滅フィナーレの三部作に参加しない訳にはいきませんw
鬼滅の刃というビッグコンテンツ完結までみんなで是非とも見届けましょう!
コメントありがとうございます。
「上弦も含めて彼らは全員理不尽が服を着て歩いているレベルの化け物です。」これには全面的に同意。猗窩座とか軽く撫でると一般人は死に至りますねw
あと無惨様が解毒(解薬?)してましたが、やはりタイムリミットがあるのですね。
鬼滅の刃は1シーズンや映画が大体12~13ヶ月ペースで公開されているので、来年の夏、再来年の夏も楽しめそうです♪
能力が開示されていない上弦の鬼を相手に予め予測を立ててシュミレーションすることは不可能ではないでしょうか。
今までの上弦も含めて彼らは全員理不尽が服を着て歩いているレベルの化け物です。
加えて鬼殺隊には珠世さんの薬が効いている間に無惨の所に辿り着き、無限城から引きずり出さなければいけないというタイムリミットが設けられているため、隠密行動も制限され、ひたすら駆けずり回らなければならないことを強いられています。
この無理難題に鬼殺隊がどう立ち向かっていくのかを二部、三部で描かれていくので楽しんで下さい。
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