「鬼滅の刃の『型』と映画というフォーマットの食い合わせの悪さ」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 sigeru1238さんの映画レビュー(感想・評価)
鬼滅の刃の『型』と映画というフォーマットの食い合わせの悪さ
クリックして本文を読む
原作漫画未見。
TVシリーズ、前作劇場版は後追い。
以降、TVシリーズはリアルタイムで視聴した者の正直な感想です。
物語や映像の素晴らしさは言うまでもなく無く満点。
2時間半の上映時間に、1分1秒でも長く見たいというファンにとっては感謝しかありません。
しかし、上映開始からおそらく2時間くらいになってきた頃に睡魔が…。劇場内でもちびっこがトイレに何度も離席し始め…。
これはタイトル通り、劇場用映画の構造上の欠点から来るものと感じました。
今回大きなバトルが3回ありますが、鬼殺隊側・上弦の鬼側、それぞれの回想シーンがあり、トータルすると5から6エピソードになります。
もちろん上弦の鬼側の回想シーンがある事はTVシリーズからの流れであれば『お約束』なのですが、それはTVシリーズの30分という尺で分割されていれば気にならなかったことです。しかし、バトルの途中でこれほど流れが分断されてしまうと、マンネリ感が生まれて緊張感が損なわれてしまう欠点でもあります。
加えて無限城という背景が変わり映えしない場所というのも飽きてしまう一因かと…。
おそらく制作陣もこれは百も承知かと思いますので、次回作、次次回作ではこれらが解消されるよう、また、途中で飽きてしまったちびっこ達や鬼滅の刃を知らなかった方々に本作が不当に評価されぬよう願い、敢えて☆3つにしました。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。