「上映時間が長過ぎたかな?」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ひろさんの映画レビュー(感想・評価)
上映時間が長過ぎたかな?
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映像、音楽、演出、声優さんの演技、全てにおいてハイクオリティな作品である事は間違いないです。
ただ、約2時間半という上映時間は長過ぎた気がします。
特に1つの戦闘の中で過去回想が複数ある構成は、若干食傷気味に感じられた。
原作通りだからと言われれば確かにそうなんだが、例えば1話25分ほどのテレビシリーズであれば、こういう構成もそこまで苦にならないのだが、2時間半という長編でこれを繰り返しやられるとテンポの悪さを感じる。
そしてテンポの悪さ故か1つ1つのエピソードの印象が弱くなってしまった感があった。
例えば童磨戦&會岳戦で1本、猗窩座戦で1本という風に分け、上映時期も分けた2部構成にした方が、無限列車編のような強烈な印象を残せた気がする。
あとハイクオリティの作品であるが故に長時間の集中を強いられた事も後半ダレた印象を残した原因なのかなと。
原作も読んでる自分としては猗窩座の過去回想は、もっと泣けると思ってたのに案外そうでもなかったのも結局そういう所が影響したのかなと自己分析してます。
いろいろケチをつけましたが、良作なのは間違いないし、劇場で見る価値のある作品だとも思います。
ただ何となくいろいろと惜しいなと思う作品でもありました。
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uzさんのコメント
2025年7月25日
「原作通りなんだから」とか「回想が多いのは今までで分かってるハズ」という意見も多いですが…
ひと繋ぎの作品としてのバランスの話なんですよね。
気合いの空回りも感じますし、改変への風当たりの影響もあるのかなぁ、なんて思います。
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