「この作品を母国語で理解出来る喜び」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 hiroさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0この作品を母国語で理解出来る喜び

2025年7月20日
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泣ける

驚く

ドキドキ

冒頭から圧倒的作画に驚嘆します。
それぞれ散り散りになってこの無限に広がる城で闘いを繰り広げる為、胡蝶しのぶvs童磨、善逸vs獪岳、炭治郎、冨岡義勇vs猗窩座とオムニバスの様に展開していきます。
バトルシーンはvs猗窩座戦が最もボリュームがあります。冨岡義勇の柱としての実力が如何なく発揮されつつも、炭治郎が柱に匹敵する実力を身に付けてきているのが観ていて実感出来ます。どちらかが欠けていたら猗窩座には勝利出来なかったでしょう。
どんな場面でも最後まで決して諦めない、キャラ達の生き様に胸が熱くなりました。
胡蝶しのぶの覚悟、善逸の想い、猗窩座の弱き物を忌み嫌う事や強さを求める理由を描こうと思うとどうしてもモノローグシーンは多めにはなると思います。
超作画のバトルシーンに重きを置く人はこれを冗長と感じるのでしょうが、話の根幹に繋がる部分であり、省略する事は作品としての厚みを削る行為にもなり得るでしょう。

鬼滅の刃という作品はそんなキャラの心情を言葉でも伝えているので外国語翻訳した場合、どうしても齟齬が出てしまうと思います。この作品を母国語で理解出来る事を大変嬉しく感じました。
また観に行きます。

hiro
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