「「素晴らしい」けれども」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 Naofumiさんの映画レビュー(感想・評価)
「素晴らしい」けれども
原作大好き人間です。原作通りに映像化、映像クオリティは半端ない。その点では文句のつけようがない出来。素晴らしいと思います。
しかし、「炭治郎VS下弦→煉獄VS上弦」という、わかりやすいストーリーラインだった無限列車編と違い、複数の軸(しのぶ視点、善逸視点、炭治郎視点)が同時進行的に進行してしまうので、一点集中ができない。鑑賞への没入がかなり妨げられ、結果的に、最終盤の盛り上がりである猗窩座の話に感情移入が難しい。
原作通りに作ってくれて本当にありがたいのだけれども、これはテレビシリーズにした方が良かったのではとも思う。文句なしに素晴らしい映像作品なだけに、そこが残念。
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