「三人で猗窩座を倒した」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 カーツさんの映画レビュー(感想・評価)
三人で猗窩座を倒した
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煉獄杏寿郎を倒した猗窩座がひたすら強かった。炭治朗や義勇の攻撃が届いたと思ったらダメージほぼゼロ。腕を切り落とそうが関係なし。絶望感がよぎる。
しかし絶望の、その絶望のどん底に落ちるほど炭治朗は進化する。負けてはいけないという執念が凄まじい。煉獄さんを失ったような思いを二度と味わいたくないのだろう。
光速に考え導き出した突破口は闘気。燃え立つ闘気を逆にゼロにすること。
闘気を無くし、ひたすらに澄みきった一撃はついに猗窩座の首を切断する。ここで終わったと思った。やっと安堵した。
しかし百年以上鬼として戦い続けてきた猗窩座の妖力は鬼舞辻に近づき首の弱点を克服していた。
マジで…倒せないじゃん。炭治朗は気絶し1人戦う義勇も満身創痍。再び絶望感。しかし炭治朗が放ったあの一撃は百年以上失われていた狛治の記憶を取り戻させた。それだけではない。あの日、自暴自棄になった狛治の負の想念まで断ち切った。
恋雪や師匠、父親への純真な思いが甦った狛治は鬼舞辻の強烈な呪縛に立ち向かい始める。今まで猗窩座として犯してきた罪にも責められ苦しみの極地だったろうが狛治はそれらに向き合い猗窩座という怪物と自ら戦い始めた。
そして炭治朗、義勇、狛治、この三人をしてついに猗窩座は倒された。罪は重いだろうが狛治には恋雪のいる場所に行かせてあげたい。煉獄さんもそれを望んでいるように思う。
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