「ビジュアルも、脚本・展開も素晴らしい。キャラクターそれぞれの思いも感動的で余韻が残りすぎるくらい」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 p.f.nagaさんの映画レビュー(感想・評価)
ビジュアルも、脚本・展開も素晴らしい。キャラクターそれぞれの思いも感動的で余韻が残りすぎるくらい
上下左右の時空が乱れ、果てしない無限城の世界。建物が動く中で、いくつもの場で戦いが始まる。舞台の創造的なビジュアル、柱vs.上弦の戦いの迫力と勝敗のギリギリを行ったり来たりする攻防の激しさ。観る前の期待が大きく膨らんでいたが、期待に十分応えてくれた。映画館の大画面で観て良かったと思う。
頭の中で考えていることや回想シーンで、戦闘者それぞれの思いを説明するので、力が入る。どの戦いもとても良かったが、特に善逸のパートが泣けた。炭次郎が自分に「考えろ」と言って突破口を見出す展開が今回もあるが、とても印象的。今回は少し長かったが、腑に落ち、うなった。胡蝶しのぶのパートは、その思いに胸が締め付けられる。この思いは第2章につながって行くはず!
多くの無名の鬼殺隊がよく戦っていて、総力戦になっているところも決戦にふさわしい。「柱稽古」がこの戦いの伏線になっていることが納得できた。カラスたちが後方支援するところも力強く感じ、総力戦の面白さをふくらませていた。
ufotableらのビジュアルは今回も素晴らしい。脚本・展開も最高。お金と手間をかけた意味がある。とても充実した内容で、2時間半は短く感じた。
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