「難民や亡命者じゃない。避難民だ。現代の難民問題とは違うよ。」ぼくの家族と祖国の戦争 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
難民や亡命者じゃない。避難民だ。現代の難民問題とは違うよ。
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ナチスドイツの真意は分からぬが、当時占領国だったデンマークに対して、自国民の住民の受け入れを頼んでいる。大日本帝国は「生きて虜囚の辱めを受けず」だらね。満洲、樺太、沖縄、最初に逃げるのは武器を持つ者だった。
同じ戦争の東方戦線で、モスクワ攻略にナチスドイツは失敗して、本国から分離してしまった。さて、残されたナチスドイツの将軍はどうしたか?
争わず白旗を上げたのだ。
大日本帝国なら「生きて虜囚虜囚の辱めを受けず」だろうね。
勿論、この話は25万万人の避難民が出たと言うだけで、ナチスドイツが本当にこんな方法で自国民のデンマークへの受け入れを頼んだかどうかも含めて、事実は分からない。そして、この映画のキャラクターは全て架空の人物である。
25万人もの避難民によって、略奪、暴動、挙げ句は人を殺める事もあったかもしれない。あくまでも、この学校での500人に対する葛藤の話である。
・占領された国の元レジスタンスがとる態度ではない。
・ナチスドイツのバッチの件には笑えた。
・収容所へドイツの住人を収容している場面が登場するが、実際はデンマーク王国がドイツ人を保護する為とナチスドイツの粛清の為に作った物。
・死者は25万人のうち、15000人くらいだそうだ。
以上が事実。残念だがデンマークにも反ユダヤ主義は蔓延していたし、それは今でもある。何しろ北欧は全てキリスト教が国旗になってるくらいだからね。
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