劇場公開日 2025年6月6日

「ミッション:インポッシブルは、単なる宣伝じゃなかった」テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ミッション:インポッシブルは、単なる宣伝じゃなかった

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

テルマというのは監督の実の祖母の名前で、104歳でご健在とのこと。
撮影に使った家も、彼女の家なんだとか。
そして実際に、オレオレ詐欺にあいかけたらしい。
(IMDbによる)

だからこの映画は、
監督の、祖母へのラブレター。

* * *

それにしても、いくらなんでも
ミッション:インポッシブルやビーキーパーみたいな訳にはいかんだろ、
と思ってたら、
なるほど確かに、インポッシブルのハードルは、人によっていろいろ。

そのインポッシブルを越えて、テルマはゆく。
失業中かつ自信喪失中の24歳の孫ダニエルとともに。
そして亡き友の夫ベンとともに。

ヴィランがビーキーパーのような強敵だったらどうしよう、と心配したが、無用だった。
犯罪者もまた、高齢化(とamazon)の波にさらされているんである。

テルマはふだんからミッション:インポッシブルを見ていて、
トムが活力源になったんだけれど、
(たとえ****を***ためであってもw)

ーーただ、トムの写真が載った紙面には、
Mission: Possibleと書いてあったような気が。

いずれにせよ、エンドロールで
Special Thanks toの最後に
and Tom Cruiseと出たのを見た時には、
思わず感嘆。

島田庵
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