「ミッション:インポッシブルは、単なる宣伝じゃなかった」テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
ミッション:インポッシブルは、単なる宣伝じゃなかった
テルマというのは監督の実の祖母の名前で、104歳でご健在とのこと。
撮影に使った家も、彼女の家なんだとか。
そして実際に、オレオレ詐欺にあいかけたらしい。
(IMDbによる)
だからこの映画は、
監督の、祖母へのラブレター。
* * *
それにしても、いくらなんでも
ミッション:インポッシブルやビーキーパーみたいな訳にはいかんだろ、
と思ってたら、
なるほど確かに、インポッシブルのハードルは、人によっていろいろ。
そのインポッシブルを越えて、テルマはゆく。
失業中かつ自信喪失中の24歳の孫ダニエルとともに。
そして亡き友の夫ベンとともに。
ヴィランがビーキーパーのような強敵だったらどうしよう、と心配したが、無用だった。
犯罪者もまた、高齢化(とamazon)の波にさらされているんである。
テルマはふだんからミッション:インポッシブルを見ていて、
トムが活力源になったんだけれど、
(たとえ****を***ためであってもw)
ーーただ、トムの写真が載った紙面には、
Mission: Possibleと書いてあったような気が。
いずれにせよ、エンドロールで
Special Thanks toの最後に
and Tom Cruiseと出たのを見た時には、
思わず感嘆。
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