本心のレビュー・感想・評価
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自分だけの気持ち
遠くない未来にこうゆうバーチャルの世界が今よりも普通になりそうですね。
それぞれの本心…
自分しか分からない本心を出した方がいいのか悪いのか人間だから感情が邪魔するし複雑ですよね。
今よく耳にする犯罪がもっとエスカレートしていくような不安も持ちました…。
人の本心を知った方がいいのか知らない方がいいのか…
答えは出ませんね(笑)
母が子を愛する気持ちはみんな一緒ですね。
私の母は3年前に亡くなってますが遺品整理をした時から今も知らなかった事がたくさんで「そうだったんだ⁈」と初めて知る事多いです。
まだ母の日記は読めてないんですがきっと故人が日記を残すってことはその時の気持ちを知って欲しいからなのかなぁ〜と読む勇気が出ました。
もしもこの映画のようにVFが可能なら私も母に会って聞きたい事だらけです(笑)
そしてケンカしないで仲良く優しくしたいです!
エンドロールで窪田正孝さんの名前を見てびっくりしました。
分からなくて他の方のレビューを拝見して「あ〜!」と思ったのですが…よく分からずしまいです(笑)
大切な人の本心は知ろうとせず‼️❓感じるべきかもしれません‼️❓
最後に池松壮亮に手を添えたのは過去を持つ彼女でしょうか。それが本心だと。池松壮亮は原作に惚れ込み、企画して、映画となる、だからいつも以上に憑依しています、それだけで鑑賞の価値ありです。母をAIで再生して、VRで交流する、AIでアツプデートして、本心にたどり着く、いつも感じていたはずなのに、それで気づくのですね、でも、入力した人の想いは、そのデータで、本心かどうか左右される、あくまでも関わる人に結末は左右されるんですね。
何か、モヤモヤして、わかりにくい展開ですが、原作読んで確かめてみたい気がします。
何か大切なことが含まれているはず、池松壮亮が惚れ込んだのだから。
本心は、本人にもわからないこともあります、AIは使いようかもしれません。
大切な人の本心は知ろうとせず、感じるべきかもしれません、AIや VRと人が関わるために、是非。
原作が読みたい
平野啓一郎原作の映画化。
結構たくさんの要素がてんこ盛りで
映画で全てを飲み込むのは、なかなか。
’
舞台は近未来。
AIで亡くなった母親を蘇らせる。
自殺は申告制で国家の許可を得たもの
だけが許される、「自由死」という制度。
前科があるものは、リアルアバターという
職にしかつけない、これは依頼主の代わりに
何でもしなければならないという過酷なもの。
貧富の差も激しく、貧しいものは、
あっち側の人間にはなれない。
でも愛だけはせめてと、スクリーンに願う。
果たして結末は……。
’
むかーしの角川映画のコピーにあったけど、
これは読んでから観るほうがいいかなって、
古っ。
’
野間口徹は出てません。眼福のシャワーシーンは脱がされ損?
近年の、アメリカのアカデミー賞作品の、「エブエブ」や、「パラサイト」を連想させる、豪華なナンデモアリ作品。
有名俳優が揃っているものの、なんだか解らないという、良さげなホテルのバイキングディナーのようでした。
三吉彩花さんのシャワーシーンは、眼福でしたが、あのタイミングで必要だったとは思えませんでした。(ガスが止まっている→冷シャワーは「汗臭い」レビューの段階くらいで、理解できたので)
原作の内容を知りませんが、AIの暴走や、クライアントの意向での殺し合いは、そういうこと自体を、AIが防いでいるのでは?と思ってしまい、設定のゆるさを感じました。
出演されていませんが、野間口徹さんを想像した人も多いのでは(笑)
こっち側とむこう側、本心と偽心、自分と他人
デジタル化社会の功罪を鋭く描写したヒューマンミステリー。
「本心」です。とても怖く感じた映画でした。
描かれた世界はすぐそこまできていて、いや、もうすでに現実と仮想が混在している中にいる感覚。
見えるもの聞こえるものが現実とはいえない世界は恐怖だ。人の心も同じ。本心は決して表には出てこないから。
だから、触れるという最も直接的な行為で得た感覚が心に響くのではないかなと思う。
(それもいずれ仮想生成されるはず)
本当にこの映画で描かれる世界は望まれているのかなぁ?少なくとも私の生きる世界では要らないかなと思ってます。
結局本心なんてわからず、感じたままでよい
変な話でとても楽しめた。AIで母親を再現できる技術があるのに、あのちんけなヴァーチャル空間は何?って笑える。
好き嫌いがわかれそうな映画ですが、暗い話にならなくて良かった。
やはりこの監督の映画は好きだ。
三吉彩花が脱いでいる。
本心はひとつ
出だしから飛躍し過ぎて1年の昏睡から突然目覚める設定から怪しさ満載。デジタル化のスピードが速いとはいえ浦島太郎になるほどではないように思う。
母の本心が知りたいというテーマは途中から消えたように薄まっていきリアルアバターって人力に逆戻り?
救いようのない展開に最後僅かな光が差し込んだようでホッとひと息?
何とも言えない作品でした。
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ありそうな未来
ありそうな未来で描かれるありそうなそれぞれの人物の葛藤。近未来の設定を借りているけど、平野啓一郎らしいテーマですね。
冒頭から、何かが消えるシーンが連続しますが、ラストは何かを得るシーンで終わり、救われる感じ。
よい映画でした。
水上くんが演じた「岸谷」のキャラ設定が、いまひとつ類型的だったのが少し残念かなぁ。水上くんの演技は素晴らしかったのですが。。。
近未来 そこは成功 そして テンポも展開も良い👍 佳作 ただしパンチにかけるのが玉に瑕
平野啓一郎さんの小説を 事実上 池松壮亮さんの発案で映画化
原作2040から映画は2025近未来へ
1年後だから このヴァーチャル世界 労働は まだ無理だと思うけど
🔟10年後は 普及してるかもな❓ と思わせたから そこそこ面白かった
中国 韓国では一部実現と 有料🈶パンフにあった。
有料🈶パンフは文字との格闘がない 普通に気軽に読める まとまっている 合格点
コラム インタビュー 等のバランスが良い 薄いけど 厚すぎて 読む気の失せるパンフよりは良い。
役者は今が旬の強者ぞろい
ただ 俺的に エンドロールで突然出てきた 窪田正孝さんは どこ❓
『先生の白い嘘』に出てた 三吉彩花 さんは メジャー入りか❓ 一文字違いの役 当て書き❓
なんか水上恒司さん 綾野剛さんは イメージと違い 泥臭く好演
テクノロジー進歩の功罪
他の近未来映画より 堅実で ペース配分も良い好作品
あっ ホームページ 超短編漫画 たくさん載ってたから是非どうぞ
でもAI に振り回されるのではなく AI を振り回そうよと正直思った。
確かに 俺も 料金が適切なら 死んだお袋に会いたいよ❗️
ただ ・の告白 プロ・・・ は本人がやらないととは思った❗️気持ちは本人が・・不格好でも良いじゃないか❓
近未来で考えさせられて良かったです。
ただし 個人的にパンチを欠いた。皆さん是非‼️
三吉彩花ちゃん
が攻めてますね。先生のときもそうだけど、この人が脱ぐのは眼福です。子役から推しなので複雑なものはありますが、ファッションモデルで本人は裸は気にかけないと思われるので良しです。ヒロインとしてとても良かったと思います。
登場人物が揃って機械的で人間味に欠け、魅力を感じない。
本作では、機械の、いや文明の進化の軍門に降った、愚かな人間の群像劇が展開されていく。
持つ者と持たざる者の二極化した世界で後者は何とかして前者になろうとするが、結局、前者も後者も機械の軍門に降り、そのことに対して抗うことすらしない、人間味を捨て去り同化しようとしている。
ただただ全く無味乾燥な人間の葬列を観た気がする。要するにこの映画は人間味にかけるため、個人的には魅力を感じない。
石井裕也は常に魅力的な人間的弱者を画いてきて、そのことに共感してきたが、本作は人間の心の弱さより物質的弱さが目立つため、いつもの彼らしさを感じなかったのかもしれない。
次回作に期待したい。
こんな晴れた日に観たい映画じゃなかった
楽しみにしすぎた母と息子の優しい話になるのかと思いきや…リアル暗い未来闇バイト格差 怒鳴られる清掃員はLGBT 映画館を出る時高齢のご婦人2人が拍手していた
きっと貴女達は逃げ切れたんでしょうね
自由死制度賛成です。
自殺する前に母親が話そうとしていた「大切な話」が何かを知りたくて、AIアバターを作った男の話。
2025年8月、なぜか朝方弁当を作った母親のことが気になりつつも、大切な話しを聞くのを先送りにした男が、友人と飲みに出かけた帰り道、豪雨で増水した川に母親が流されたのを見たと同時に事故に遭い、川に落ちて意識を無くして約1年後、母親は「自由死」の認可を受けており自殺だったと知らされて巻き起こっていく…って、あらすじ紹介の内容が誤っているので敢えてしっかり書きましたw
歳は離れているけれど、母親の唯一の友人三吉彩花じゃなくって三好彩花の持つ母親の情報も織り込んで作られたVFに大切な話しを聞いても…それになぜ自由死を?となって行く。
VFが成長して持っている情報から母親の思考を形成して行くのはなかなか良いけれど、成長過程とは言えなかなかお口の軽いこと。
まあ、それによってドラマが為される訳だけれど。
前歴じゃなくて前科ですか?朔也は単に不快な言動が嫌いな人?等々モヤッとしたものはあったし、落とし方の割りに母子以外の話しに持って行き過ぎな感もあったけれど、なかなか面白かった。
このラストシーンは?!
仕事の収録が終わり、久しぶりにレイトショーを観てリフレッシュ
「本心」
原作:
テーマは、「最愛の人の他者性」です。
愛と分人主義の物語であり、その最先端です。
平野啓一郎
正直、小説を映画で再現するのは難しいという印象…
映画では、VF(virtual figure)を通して亡くなった最愛の母との再会を果たす異質感のあるシーン(流石の田中裕子)や、リアルアバターで奔走する主人公の汗臭さ、母の別の顔を知り、突然同居することになった女性の何とも切ない美しさが、映像で満喫できます。
意味深のラストシーンはまだ解釈出来ていません…
「本物以上」だとしても「本物」でないなら贋作でしかない
※バッタがドアップになるシーンがあります。
※殴る描写があります
※ゆるーいネタバレを含む可能性があります。
人工知能と自他の認識差の話かと思ってたのですが、少し違う…?ようで違わなかった…??かも…??
近未来ホラー?になる?のかな??
AIの述べる「本心」なんて、「そのAIに学ばせた人間の趣味趣向」だと思ってるのですが、その辺を念頭に置いているか否かで感想が「近未来ホラー」か「親子愛映画」になるか分かれそう。しらんけど。
そういう意味で最後に"母親"が言った言葉、あれはもう最初からそうなるってわかってたよなあという感じ…だって「そう思われてる」と思い込まないと生きるのすら辛そうだったし…それが母親の本心であるかどうかはもう関係ないしどうでもいいんだよね。死人に口無しだからね。主人公が「そう思われてる」と思えればいいので、多分ハッピーエンドなんでしょうが、ある種俗にいうメリバとも言える。
実際、"母親“も母親も自分の過去の事実について述べられてないわけで。述べない方が良いと思われてるわけで。でも三好には述べてるわけで…。母親は子供が欲しかったって言ってたけど、本当にそうなんかな。てかそれならその時の相手は…?今交流はないんか?もう亡くなられたんかな?そもそも作中で述べられた"母親“の話、ソースは三好の証言だと考えると、それも虚偽の可能性だってあるか。
個人的に一番怖かったのはやっぱり、一年寝て体力極貧になってるであろう主人公を連れ回す幼馴染と、一年寝て情報超弱者になってるであろう主人公から300万取るCEOのシーン…暇なん?と思ったし、極貧に追い討ち…でもだからこそCEOまでのぼりつめられたんだろうなあ。
あとはまああんなにバーチャルがリアルになるとこまで技術が発展してるのにめちゃくちゃアナログなゴーグルなのは笑いました…
あと場末の工場が全自動化出来るとは思えん…人間より機械の方が維持費掛かるし、導入費用考えたら難しいんじゃないか…?
個人的には面白かったです。どこまで現実でどこまで仮想空間かわからなくなってそうなとこまで含めて。
新技術は人間を残酷にする
昨年公開されて世間の口の端に登った「月」以来、約1年ぶりに観た石井裕也監督作品でした。内容的には「月」と趣を異にする映画でしたが、「月」は辺見庸、本作は平野啓一郎と、いずれも芥川賞作家の小説が原作になっており、ストーリーが観客に与えるインパクトは双方とも中々のものでした。
肝心の本作ですが、舞台は近未来。実在の人間のデータをAIに読み込み、この人間を仮想空間上に再現するというヴァーチャル・フィギュア(VF)技術が開発され、ゴーグルを付けると亡くなった人ともコミュニケーションが取れることになっています。今ですら、Apple Vision Proのような製品が開発され、ゴーグルを付ければ眼前に仮想空間が広がり、その仮想空間を見るだけでなく、操作することすら出来る訳だし、AIとのコミュニケーションも日々進化しているので、技術的にVFが現実のものとなるのもそんなに遠い日ではないように感じました。
主人公の石川朔也(池松壮亮)は、このVFを使って亡くなった母親の秋子(田中裕子)を再現させ、生前聞くことが出来なかったことを聞く流れになっていましたが、必ずしも真実を知ることが良いことではないということを再確認したところでした。
また、石川朔也の仕事であるリアルアバターというサービスも斬新でした。UberEATSなどによる配達サービスの延長にあるもので、依頼主の分身=アバターとなり、カメラを持って依頼を実行する様子を実況するというものでした。これはやろうと思えば今すぐにでも出来そうなサービスでしたが、依頼主=金持ち=勝ち組が、アバター=貧者=負け組を弄んで喜んだり、些細なことで低評価を付けたりと、今の世の中の腐った部分を端的に表す内容になっており、未来どころが現在が既にディストピアになっているのではないかと思わせられたところでもありました。
いずれにしても、新技術の開発は人類にとって必要ではあるものの、必ずしも人類を幸福にさせるものではないというか、人間の嫌な部分を増幅させることもままあるということなんだろうと思うに至りました。
俳優陣では、主役の石川朔也を演じた池松壮亮の弱々しさの表現が実に素晴らしく、非常に良かったです。また、彼の理解者である女性・三好彩花を演じた三吉彩花も、本名と一字違いで好演してました。そして何よりも彼の母親役の田中裕子がシブかった。息子ですら何を考えているのか分からない母親の微妙な内面を、微妙な表情と所作で表現しており、本作の世界観を実現するのに大きく貢献していたように思います。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
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