劇場公開日 2024年11月8日

本心のレビュー・感想・評価

全108件中、81~100件目を表示

4.0心の義肢 ヴァーチャルとリアルの操り人形たち

2024年11月9日
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知的

難しい

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レント

3.5原作家のこの作品の本心は、

2024年11月9日
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カール@山口三

3.0「大事な話があるの」何!何!

2024年11月9日
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難しい

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ゆき

4.0母の本心か、それとも…

2024年11月9日
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Eric

3.5「本物以上」だとしても「本物」でないなら贋作でしかない

2024年11月8日
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怖い

知的

※バッタがドアップになるシーンがあります。
※殴る描写があります

※ゆるーいネタバレを含む可能性があります。

人工知能と自他の認識差の話かと思ってたのですが、少し違う…?ようで違わなかった…??かも…??

近未来ホラー?になる?のかな??

AIの述べる「本心」なんて、「そのAIに学ばせた人間の趣味趣向」だと思ってるのですが、その辺を念頭に置いているか否かで感想が「近未来ホラー」か「親子愛映画」になるか分かれそう。しらんけど。
そういう意味で最後に"母親"が言った言葉、あれはもう最初からそうなるってわかってたよなあという感じ…だって「そう思われてる」と思い込まないと生きるのすら辛そうだったし…それが母親の本心であるかどうかはもう関係ないしどうでもいいんだよね。死人に口無しだからね。主人公が「そう思われてる」と思えればいいので、多分ハッピーエンドなんでしょうが、ある種俗にいうメリバとも言える。
実際、"母親“も母親も自分の過去の事実について述べられてないわけで。述べない方が良いと思われてるわけで。でも三好には述べてるわけで…。母親は子供が欲しかったって言ってたけど、本当にそうなんかな。てかそれならその時の相手は…?今交流はないんか?もう亡くなられたんかな?そもそも作中で述べられた"母親“の話、ソースは三好の証言だと考えると、それも虚偽の可能性だってあるか。

個人的に一番怖かったのはやっぱり、一年寝て体力極貧になってるであろう主人公を連れ回す幼馴染と、一年寝て情報超弱者になってるであろう主人公から300万取るCEOのシーン…暇なん?と思ったし、極貧に追い討ち…でもだからこそCEOまでのぼりつめられたんだろうなあ。

あとはまああんなにバーチャルがリアルになるとこまで技術が発展してるのにめちゃくちゃアナログなゴーグルなのは笑いました…
あと場末の工場が全自動化出来るとは思えん…人間より機械の方が維持費掛かるし、導入費用考えたら難しいんじゃないか…?

個人的には面白かったです。どこまで現実でどこまで仮想空間かわからなくなってそうなとこまで含めて。

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海渡

4.0新技術は人間を残酷にする

2024年11月8日
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昨年公開されて世間の口の端に登った「月」以来、約1年ぶりに観た石井裕也監督作品でした。内容的には「月」と趣を異にする映画でしたが、「月」は辺見庸、本作は平野啓一郎と、いずれも芥川賞作家の小説が原作になっており、ストーリーが観客に与えるインパクトは双方とも中々のものでした。

肝心の本作ですが、舞台は近未来。実在の人間のデータをAIに読み込み、この人間を仮想空間上に再現するというヴァーチャル・フィギュア(VF)技術が開発され、ゴーグルを付けると亡くなった人ともコミュニケーションが取れることになっています。今ですら、Apple Vision Proのような製品が開発され、ゴーグルを付ければ眼前に仮想空間が広がり、その仮想空間を見るだけでなく、操作することすら出来る訳だし、AIとのコミュニケーションも日々進化しているので、技術的にVFが現実のものとなるのもそんなに遠い日ではないように感じました。
主人公の石川朔也(池松壮亮)は、このVFを使って亡くなった母親の秋子(田中裕子)を再現させ、生前聞くことが出来なかったことを聞く流れになっていましたが、必ずしも真実を知ることが良いことではないということを再確認したところでした。
また、石川朔也の仕事であるリアルアバターというサービスも斬新でした。UberEATSなどによる配達サービスの延長にあるもので、依頼主の分身=アバターとなり、カメラを持って依頼を実行する様子を実況するというものでした。これはやろうと思えば今すぐにでも出来そうなサービスでしたが、依頼主=金持ち=勝ち組が、アバター=貧者=負け組を弄んで喜んだり、些細なことで低評価を付けたりと、今の世の中の腐った部分を端的に表す内容になっており、未来どころが現在が既にディストピアになっているのではないかと思わせられたところでもありました。
いずれにしても、新技術の開発は人類にとって必要ではあるものの、必ずしも人類を幸福にさせるものではないというか、人間の嫌な部分を増幅させることもままあるということなんだろうと思うに至りました。

俳優陣では、主役の石川朔也を演じた池松壮亮の弱々しさの表現が実に素晴らしく、非常に良かったです。また、彼の理解者である女性・三好彩花を演じた三吉彩花も、本名と一字違いで好演してました。そして何よりも彼の母親役の田中裕子がシブかった。息子ですら何を考えているのか分からない母親の微妙な内面を、微妙な表情と所作で表現しており、本作の世界観を実現するのに大きく貢献していたように思います。

そんな訳で、本作の評価は★4とします。

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鶏

4.0期待度◎観賞後の満足度○ テクノロジーの進化のようには人間の「心」は進化出来ない。進化しない「心」でテクノロジーを扱う危うさ。そして、その「心」をテクノロジーで作ろうというパラドックス。

2024年11月8日
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もーさん

3.0ゴーグルの中の世界は…

2024年11月8日
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怖い

…本心(本当の気持ち)
というタイトルで常に頭の内で
どういう事なのか考えていた

"自由死"を選んで亡くなった母
亡くなる前に大切な話がある
と言われていたのに
…何故あのとき母の話を断ったのか
後悔が。
VFとして母を仮想空間で会った
母の本心を知ろうと必死だった
…あのときの母の本心

確かに大切な人を失くしたら
会ってみたいと思う
…でも空想の世界で"怖さ"も
感じたし
はたして本心なのかもわからない
…何処か(VF)に救いを求めたい
気持ちがあったと思う
…"自由死"についても
問題提議されていたの…か
差別の問題なども
難しい問題もあって
ラストまで面白味はあったけど
…嫌な展開もあって
気持ちは晴れなかった。

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しろくろぱんだ

4.0【”本心とは、自らの言葉で相手に伝えるべき事。”今作は、人工知能の技術が飛躍的に発達し、現実と仮想現実の境界が曖昧になる中で、人の心や死の在り方や社会的格差や差別など多様な問題を描いた作品である。】

2024年11月8日
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悲しい

知的

幸せ

ー 今作の原作である平野啓一郎氏の同名作品では、舞台は2040年代の東京だったと思うが、今作の舞台は2025年の夏から始まる。
  それだけ、人工知能の技術が飛躍的に発達しているということであろう。-

■工場で溶接工として働く青年、朔也(池松壮亮)は、同居する母(田中裕子)から電話で”大事な話がしたい”と言われるが、都合が会わず別の日に話をする事にし、同僚の岸谷(水上恒司)と飲みに行く。
 が、帰り道に増水した川辺に立つ母を見て、川に飛び込むが自分も流され、一年昏睡状態に入ってしまう。
 目を覚ますと、母は既に亡く、役人たちから生前”自由死”を選択したと言われる・・。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作では、純粋だが時代の流れについていけない朔也が、病院のベッドで目を覚ます所から、彼の”何故、母は自由死を選んだのか。”という問いを抱えつつ生きる姿が描かれる。
ー この辺りは、「PLAN 75」をやや想起するが、この作品は更に様々な命題をテーマとして挙げていく。
  そのメインは人工知能(AI)の技術が飛躍的に発達した近未来に起きるだろう事である。又、平野啓一郎氏の原作を読み、衝撃及び感銘を受け石井裕也監督に映画化を望んだという池松壮亮の慧眼にも驚いたモノである。-

・岸谷に紹介された”リアル・アバター”の仕事。それは、依頼人の代わりに自らがその希望する行為をゴーグルを掛け乍ら行う事で成り立つのだが、そこで朔也は普通は伺い知れない人の心の内面の願いを知ったり、悪意ある嫌がらせを受けたりする。
ー 夏の暑い日に、朔也に対し、”メロンを買ってこい。やっぱり包み方が悪いから止めたと言え!”という笑い声で指示する輩たちには、立腹しながら観賞する。
  こんな使い方をするなら、”リアル・アバター”なんて止めてしまえ!と思う。ー

・又、仮想空間上に望む人間を作る”ヴァーチャル・フィギュア”の開発者(妻夫木聡)の我儘娘の姿にも、腹が立つ。人工知能の発達は”人間性の喪失”に繋がるのではないかとさえ思う。
 だが、朔也は300万を払い、母は何故に自然死を選択したのかを知りたくて、母の”ヴァーチャル・フィギュア”を作って貰う。
 そして、母の親友だったというミヨシアヤカ(三吉彩花)と出会い、彼女が避難所生活をしている事を知り、彼女を邪心なく自宅に住まわせるのである。
 ミヨシアヤカは且つて、彼が高校生だった時に、好意を持っていた身体を売っていたムラタユキに似ていた事もあったのだろうか・・。
 だが、ミヨシアヤカは、過去セックスワーカーをしていた時のトラウマから、”人と接触できない身体”になっていたのである。

■ある日、朔也はコインランドリーで、清掃の女性に対し言いがかりを付けている男を、衝動的に倒し、首を絞める。且つて、ムラタユキの事を酷く言った教師に行った、彼の人生を変えてしまった行為のように・・。
 だが、皮肉な事にその動画が流出し、彼は一躍ヒーローになり、著名なアバターデザイナーである下半身不随のイフィー(仲野太賀)と出会い、彼から褒め称えられる。
 だが、朔也はミヨシアヤカだけには、流出した動画からは削除されていた首を絞めた事を話すのだが、ミヨシアヤカは、”本当の事を言ってくれて嬉しい。”と微笑むのである。
 ある日、イフィーは、朔也にミヨシアヤカに”リアル・アバター”としてプロポーズしてくれと頼む。朔也は敢えてそれを受ける。その朔也の姿を見てミヨシアヤカは彼の元を去るのである・・。
 そして、想いが通じなかったイフィーの嘆く姿。
 ”本心とは、自分の言葉で自分自身で伝えなければ、駄目なんだよ。”と思う。

■”ヴァーチャル・フィギュア”の母と何度も且つて行った滝の前で、母は優し気に朔也に話しかけるのである。”大事な話がしたい”と言っていたと思われることを・・。
 このシーンは沁みたなあ。
 母は、自然死を選んだ事を自分の言葉で朔也に告げたかったのだろうと、私は思う。

<”ヴァーチャル・フィギュア”の母の想いを知った後、朔也はゴーグルを外し、自宅のあるアパートの屋上で、陽光を浴びている。
 そして、朔也が空に向けて手を伸ばした時に、彼の手を求めていく女性と思われる白き腕。
 私は、あの白き腕は”人と接触できない身体”のミヨシアヤカだと思いたい、と切に願ったのである。
 そして、人工知能の技術が飛躍的に発達し、現実と仮想現実の境界が曖昧になる世界の中での見事なる仄かなる”現実の希望”を示すラストショットであるとも思ったのである。>

■今作は、出来れば原作と併せて鑑賞されると良いかと、私は思います。

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NOBU

3.5本物以上の母

2024年11月8日
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突然この世を去ってしまった母親をVFで蘇らせたという近未来を描いた話です。

初めてVFの母親と対面した時のシーンはグッときましたね、池松壮亮とても良かったです。

精巧なAIだとしても心がない…それでも前に進める人がいたり、救われる人がいるなら良いのかもしれません。(AIとしては本心を話してることになるのかな…?)

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Yum

4.0最愛の人を亡くしたときに、是非、このVF(ヴァーチャル・フィギュア)がほしい。

2024年11月8日
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琥珀糖

4.5個人的な第三の見方

2024年11月8日
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今年402本目(合計1,493本目/今月(2024年11月度)8本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 今週、結構作品の数は多いのですが、解釈や採点が荒れそうな気が(この点後述)します。

 基本的なストーリーとしてはいわゆる自由意志による死(日本でいうと、安楽死がやや近いが、法制度化されておらず抑止的に運用されている)を扱う内容であったり、あるいは特に若者の経済格差問題、あるいは個人事業主(であろう)「この映画が扱う職業」についての問題提起等多々いろいろわたります。

 逆に多くにわたりすぎていて「一つの筋に絞りにくい」ところがあり、色々な解釈ができてしまうのでは…といったところです(この点で解釈が色々取れる点でフランス映画にありがちな展開に近いストーリー)。

 とはいえ、色々な見方・考察ができますし、以下は「想定されているかいないかは別だが、ありうる解釈」としては後述しますが、「そのような視点」もあるのかな、といったところです。

 採点に関しては(←重要。後述)、以下のようにしています。

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 (減点0.3/「自由意志の死の「認可」」表現)

 「認可」というのは、私人間の契約に対して行政が立ち入って契約を完全なものとして完成させることを言う、学問(学問上の「行政法」)上の用語です。代表例として公共料金の値上げ等に対して行政が割り込んでくる(極端な値上げを抑止する)といったものがその代表例にあたります(つまり、契約自由の原則の例外にあたるケース)。

 映画内の描写は正しくは学問上(講学上)は「許可」とされるべきものです。
このあたりは資格持ちはごまかせませんので…。

 (減点0.2/心裡留保の対抗要件の解釈ミス)

 心裡留保は善意無過失の相手方に対抗できません(93条1項)。善意の第三者についても同じです(同2項)。
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 (減点なし/参考/この映画の「第三の見方」について/評価サイトの「評価」について)

 主人公が選んだ仕事(というかアルバイトか)は、今の日本でいえばデリバリーサービス等にあたり、そのサービスについて評価するシステムは常にあるし、また、広く言えば、食事や、ひいてはこのサイトのように映画であったりと多々わたります。

 映画内で「汗が臭い」ということで0.1の評価をつけられるシーンがありますが、こうした仕事のスタッフの評価はこれらの平均値等で評価されるのが普通であり、そうであるなら、全体的な基準(5段階評価として1がどのような程度のものか)が全体として定まっていないと、不当に高く評価されたり低く評価されたりといった状況が起きます。このとき、評価者に悪意(日本語としての通常の意味)がなくても、「評価基準がないから」というところにつくのであって、その「汗くさい」ということも0.1であったり1.0であったり2.0であったり、「低め」ではあっても個人によって評価は違います。結局「評価基準」が定まっていないために起きる問題であり、これによってスタッフにより不当に高く評価されたり低く評価される状況が発生します。

 (※) このように「不当に低い評価を受けた」(いたずら、嫌がらせと言いうるレベルのもの)ことをもって、各スタッフ(従業員)が個人の(二度目以降の)再配達を拒否できるかというと微妙でしょうし(ただし、各スタッフに対して嫌がらせをするような場合、そのデリバリーサービスの会社側が利用を拒否することはあり得ます)、またそもそも、同じようなシステムが存在する「病院/診療所」や「弁護士事務所」(行政書士・司法書士事務所も同様)(←Google Mapを念頭においているが、そうしたサイト、アプリも存在する?)については、そうしたことを理由に診療等を拒否はできません(個別法で正当な理由なく断れないようになっている)


 この映画でもそのことについて何度か出てくるシーンがあり、「デリバリーサービスやタクシーアプリ、あるいは例えばこのサイトのように「評価」がつくようなもの」について「適正な評価がされないことにより発生する被害」について「こっそり」問題提起されているのではなかろうか、というのが個人的な見方です。

 (※) 私自身はどのサイトにせよ一貫性のある評価をするので、点数計算に関しても(サイトによって文字数の許す範囲かつ常識的な長さで)個々内訳を示すようにしていますが、当然、そのことを私が第三者に強要することはできません(したがって、評価がどうであれ見に行きたい映画は行くし、行きたくない映画は行かないし(レストランにせよ書籍にせよ同じ)、というところです)。

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yukispica

4.0近未来の話

2024年11月8日
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自由死した
母の本心を知りたいと
息子(朔也)が大金を支払いAI技術で
母と仮想空間で話せるようになり
徐々に自分が知らない母の隠された事実が…

近未来になっても
不器用な人、差別する人、貧しい人
意地悪?一言多い人
その言葉に振り回され
生きづらさを感じる人がいて

技術や文明が進化しても
人の気持ちや、弱い部分は
変わらない。
強くなんてなれない

アバターになり話せる事ができても
本心かどうかはわからない。

最後の場面の
手の温もりがすべてを語っている
気がしました。

是非映画館で観てください

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おかちゃん

5.0タイトルなし

2024年11月8日
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池松君への評価かな。平野はあまり好きではない。いじけてて、石井さんの抜ける力がこの原作からは出てこない。脚本少し変わったのかな。アイデアは面白いし、アバターが手足のように奴隷になり、点数化されるとか最低。こんなに暗いストーリーを思いつく暗さ。臆病さ。池松くんは臆病さをやらせると本当にうまいけど、芯の強さがいつもある。この原作にはない。ただひたすら暗い。あっちがわの人間とこっちがわの人間という線引きも古い、くだらない。母親の話があまりに突飛で、リアリティがない。田中祐子はもう少しリアルな演技をすればよかったのに、頭でしか役をやってないからだ。妻夫木もこういう暗い役にピッタリなのだ。
太賀も暗い。朝ドラの優しい夫もできる人だけど、徹子の部屋で天真爛漫になれない自意識過剰さが嫌だった。だからこういう役がはまってしまうと思う。
石井さんにこんな映画撮らせないでよ、池松くん。

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えみり

5.0「お母さん!」池松荘亮と三吉彩花の熱演が光る傑作

2024年11月8日
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泣ける

笑える

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ゆきとう

3.5『意匠』がさ…

2024年11月8日
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未読のため原作由来なのかどうか不明ながら、ちょっとデフォルメ・戯画化しすぎな印象。
なんというか、「あっち側」「こっち側」とか過剰に風刺的な言葉遣いがわざとらしく感じる。そういう『意匠』の部分を取り除けば「自分が知っていると思っている親しい相手を本当に理解することは出来るのか?」という普遍的な問いに辿り着けるのかもしれないと思うが。
でもVRのシーンでノイズを乗せたりする『意匠』が邪魔するのよ〜
三吉彩花に「みよしあやか」って役をやらせるのも気が散るからやめて欲しい。池松ともども良い芝居してたのに…

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ぱんちょ

4.0見ごたえあり

2024年11月8日
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VRとAIがもう少し進化した、極めて近い未来の日本が舞台。
予告編からは、死んだ母のVF(ヴァーチャル・フィギュア)と主人公の関りから、人が誰しも心に秘めている「本心」がテーマかと想像していた。
しかしそれに加え、いまより拡大した格差社会とそこで生きねばならない若者たちを、創造したリアル・アバターという職業で表象しつつ描きだし、現実味があって惹き込まれた。
池松壮亮、田中裕子、妻夫木聡などの演技はさすがで、見ごたえ十分だが、いまひとつスッキリしない後味は残念。

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ファランドル

3.0自由死

2024年11月8日
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田中裕子さん、早々に死んじゃったけど、不思議な機械のおかげで再登場。

大切なこと、お前を産んで良かった。

いいラストでした。

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完

3.0質は高い作品でした

2024年11月8日
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今の時代を反映させたような、一生懸命考えました!っていうような─。だから質は高かったし、気合い入れた感じもありましたけど、正直、あんまり・・・といった感じでした。
そもそも世界観はこの現代を背景にしたものなんでしょうけど、なーんか全部ウソっぽくて、リアルな感じがせず・・・そもそもの設定がアバターをメインに据えたものだからウソっぽく見えるのは当然なんでしょうけど、リアルなんとかっていうものとか犯罪とか生活感に至るまで、全くリアルなものを感じることができず・・・全て虚構の物語を見ました、という率直な感想です。現実の近未来見越したかのような物語でしたが、絶対こうはならないだろうなぁと思ったりも─。
演出も・・・、どうなんだろう、名優が独自の個性を生かした誠実な演技をこなしていたとは思えましたけど、個々のパフォーマンスにしか見えず、全く感情移入できず・・・。悲哀に満ちていて、何度も涙を見せられましたが全く悲しむことなどできず・・・そもそも、ゴーグルつけてあんだけ涙を流すと、物理的な支障が生じるような気がするのですが・・・まぁ眼鏡を日常的に使用している者にとっては、グラスでのバーチャルリアリティなど全くリアルには思えませんので。
とってつけたような悪の道へ誘う知り合いっていうのも、なんかなぁー、痛すぎるなぁー、っていう・・・
品質の良い映画をという気持ちは最高なんですけど、内容があまりにも・・・ってな感じです。

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SH

3.5あなたの本心は?

2024年11月8日
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泣ける

単純

幸せ

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SAKURAI