劇場公開日 2024年9月20日

本日公休のレビュー・感想・評価

全71件中、41~60件目を表示

3.0女性理容師の周囲で起きる色んな出来事を表現した台湾映画。

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

期待していた作品だったけど自分には刺さらず。
感動も涙も無かったけどそれぞれのエピソードは良かった!

クライマックスの無い作品って感じでストーリーに起伏が無かった感じ(笑)

3人の娘が独立し、独りで理容店を営むアールイを中心に進むストーリー。
床屋の常連客だった歯医者の先生が病で入院している事を知り、車で病院に向かうロードムービーと予測するもエピソードのヒトツでしか無かった印象。
そのエピソードを軸にして、色んなエピソードを交えた作品にした方が満足度が上がり感動の涙が流れたかもしれません。

でも印象に残るエピソードは結構あった感じで飽きる事は無かった!
アールイが運転中に喉が渇いてロン毛の青年にお茶をご馳走になるシーン。ロン毛男がイケメンに変身(笑)

アールイの娘が働く美容院の男性美容師の営業トークに笑える。

常連客だった歯医者の先生が散髪中に新聞を読むシーン。
無口な先生だけど素敵なエピソードが良かった。

アールイがお客さんに電話する営業活動も微笑ましかった。

ラストも落としどころも無く終わったしまった感じで満足度は低め。

本作のストーリーの構成に違和感があった感じに思えたのは自分だけなのか?
気になります( ´∀`)

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イゲ

3.5滋味深い作品

2024年9月27日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

派手さは全くないが、じんわりと温かくなってくるような滋味深い作品でした。ルー・シャオフェンさんの演技がまた味わい深い。

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wcitbn?

4.0繰り返し立ち止まって振り返りたい映画

2024年9月27日
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鑑賞方法:映画館

なんでかな。急に泣きたい気分になった。
だから前から気になってたこの映画に泣けることを期待して涙枯渇女が駆け込み鑑賞。

いい映画☺
こんなにも“店にいる動物が猫”がピッタリだと感じたことなかったなー。オカンと共に長年そこに居てずっと見守り続けてる守護神のようなネコたん。名前こそ出てこないけど、めちゃんこ重要キャラ(と勝手に感じてる。)

前半は優しさと面白さ。
後半は喪失と新生。

何かが“変わる”ときにはその直前には大抵の場合何かしらの“破壊”が起こる。そこで歩みを止めてはいけない。その先に必ず次のステップへの光があるから。

生きてくうちには辛いことに直面することだってある。
でもその都度この破壊と新生を繰り返してきたのはわかってるはずなのに、決して慣れることなく毎度“破壊”フェーズでは落ち込んぢゃう。
『光が必ずその先にあることを思い出して!』
そんなメッセージをもらえた気がする。

一応👇️
【涙活報告】泣けませんでした😅(ウルルポイント1)
ホントなら泣けたと思うのよ。
比較的静かな作品でお隣の方がビニールがさがさ、袋菓子ごそごそ、バリバリ音立てながら開始から40分のモグモグタイムしてなきゃさ〜😭😭😭

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らまんば

4.5本当に心優しい物語

2024年9月27日
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鑑賞方法:映画館

採点4.3
最初から最後まで、優しさに溢れたような作品。
子供達、常連客、元娘婿、恩人、そして亡き夫。
全ての人たちとの繋がりや、その想いがゆっくりと描かれていました。
そして何より、素朴ですがその画が実に美しいんです。
元々この作品、劇場で目にしたキービジュの美しさに惹かれたんですね。
実際に目にしたその映像は本当にきれいでした。
光もですが、色の入れ方が実に考えられているんですよ。
際立ってルー・シャオフェン扮するアールイが、スクリーンの中でとても良い差し色になってるんです。
まぁ派手な色や柄の服ばかりなんですが、背景や風景に他の役者と一緒になると、何ともバランスの良い色使いになっているんですよ。
だから至るシーンが一枚の写真のようでした。
また、ところどころ差し込んでくる猫も、とても良いアクセントになってました。
出てくるとホッとするんですよね。
またルー・シャオフェンの芝居も、静かなのにすごい存在感でした。
彼女は初めて目にしたのですが、これが25年ぶりの芝居だというから驚きです。
元娘婿役のフー・モンボーも穏やかな芝居がすごい合っていました。
それと驚いたのが農地で巡り合う世捨て人。髪切ったら「あれ?」ってなったのですが、チェン・ボーリンでびっくりでしたよ。今でも「藍色夏恋」の頃の面影がありますね。
物語に沿った主題歌も良かったです。
ラストのカットまで美しく、本当に心優しい物語でした。
素晴らしかったです。

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白波

3.0生活観念と愛情が重なり合う関係は、奇跡的なことなのかもしれません

2024年9月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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Dr.Hawk

4.0台湾で一番素敵な理髪店DAY OFF

2024年9月26日
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鑑賞方法:映画館

台湾の台中にある昔ながらの理髪店。
常連客で、かって近所にいた歯医者の先生が病の床に伏したことを知った主人公アールイは、店に「本日公休」の札を掲げて愛車に乗込み、最後の散髪のためにその町に向かう。
ハートウォーミングなロードムービーだが、そんな普通の生活の中で起こる何気無い素敵な話を散りばめたとても良い物語。
出張散髪に出かける母に、娘が効率が悪いと意見を言う。
母アールイは色々あった恩を返しに行くと意に介さない。
現代は、効率を求めるあまり置き去りになってしまう大切な事が沢山ある。
恩よりも損得、古いものより新しいもの、効率を重んじるばかりに抜け落ちてしまう大事なもの…。
ゆっくりとした時間の中で、そんな大切な事を気付かせてくれるとても素敵な作品。

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JUN

4.5仕事や暮らしを丁寧につむぐ先にくる老いは怖くない

2024年9月26日
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泣ける

笑える

幸せ

是枝監督の「prefect days」や小津監督の「東京物語」が頭の隅に浮かぶ。
主人公の年齢に近い自分にはじんと来るものがあった。

さして大きな事件も起こらない、どんでん返しもない。
主人公、そして周りの人の日常をこんなこともありそうだなぁと切り取って優しく見つめる。所々笑いもあるし、泣かされました。

自分に正直に生き、人に親切にする。家族以外の人との触れ合いで老いていくのも悪くない。

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ハマー

3.5ノスタルジーが波のように…

2024年9月25日
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鑑賞方法:映画館

日本統治時代の名残もあって、台湾に行ったこともない私がなんだか懐かしいと思う風景。
主演俳優も勝手に市原悦子さんに似てるとか、吉行和子さんににてるなとか思いながらほのぼの鑑賞。

お母さんすごく人とのつながりを大切にしてて、人として尊敬できる。
子供達ははまだ未熟な感じで、自分のことばっかり考えてる。
元娘婿がお母さんと感性がにてるのね、本当の親子のよう。
でも自分はどっちかと言うと子供達と考え方は似てるかもなぁ。

そんなふうにほのぼのしてる時、やっとの思いでコ医師の元へ駆けつけて二階へあがって見えた風景に私の涙腺がやられた。
(これ見に来てる方、年配の方が多かったのでやられたと思う。すすり泣きが聞こえてきた…。)
母が亡くなった時、行きつけの美容室の先生が死化粧をしてくれて、それとリンクしてしまって。
そこでたたみかけるように流れる挿入歌がまた素敵すぎたっ……!!
このシーンだけでもうこの映画オールオッケイ!

でも他の場面も十分良かった。
嗚咽するほど泣かせない、ギャグ的な面白さもあったし(最後の最後まで)。

とりあえずもう一回見たいなぁ。
きっと見逃しがたくさんあるから。

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ゆの

4.0一緒に歳を重ねる人がいる

2024年9月25日
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鑑賞方法:映画館

このシーンが特に胸に刺さる!みたいなものは無いのですが、ひとつひとつの積み重ねが心を打ちました。
歯科医のコ先生の後頭部が映し出され、それが白髪が増え、髪が薄くなって行く様に涙を誘われました。
母がいなくなった理髪店に集った子供たちが母への想いを馳せながら変わっていく、その心境の変化も良かったのですが、ワタシ的には元娘婿のチュアンの不器用な生きざまが良かったですね。
時の移り変わりに伴い、今の年寄りたちの「普通」な生き方は少数化になりいずれは淘汰される。そんな希少動物のようになってから慌てて、まるで閉店が決まると人が殺到する老舗店みたいに、だったら普段から接していろよ!と文句の一つも言いたくなると処理のワタシですが、若い人がこの作品を観たら、きっと異なる感想を抱くのでしょうね。
でも、10年・20年経ってからまたこの作品を見返してほしい、そうしたら全く違う世界観が広がっていることだろうな、そんな風に思ってしまいました。
ホッコリする素敵な作品に巡り合えました。

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ニコラス

3.5ほっこり優しー気持ちになりました

2024年9月23日
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hkr21

1.0残念、見かけ倒し。

2024年9月23日
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このポスタービジュアルや予告編などの宣伝からして、心の機微を丁寧に描いてる映画……と思いきや、雑な描写と粗い展開。期待してしまったぼくにセンスがなかった…。

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まつみの

3.0本日も、恒久

2024年9月23日
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泣ける

笑える

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uz

4.5優しい気持ちにさせてくれる良作

2024年9月23日
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鶏

4.0温かい語り口で紡がれる「お仕事映画」

2024年9月22日
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鑑賞方法:映画館

小学生の頃、先生が「世の中で一番、生産性を上げにくいのは散髪屋だ」と言っていたことを思い出した。(当時は子ども相手でもそんな七面倒くさいことを話す教師がいた。ひょっとしたら機械化しづらいっていってたのかもしれないけど)
その効率の悪い商売を40年続けてきたアールイおばさんの秋から冬にかけての物語。常連さんの一人、歯医者さんの散髪をするためおばさんが車で遠方まで出向く部分がハイライトだけど、これもエピソードの一つであって、お話の主体はおばさんの三人の子どもたち、そして次女リンの元連れ合いであるチュアンとの絡みが中心。
おばさんは腕が良く、客あしらいもうまい。常連さんとの付き合いを何よりも大切にしている。ここが子どもたちとやっぱり違うところ。仕事というものは丁寧で心がこもってないとね、ということがひしひし伝わる。
フー・ティエンユー監督のお母さんがモデルで、実家の理髪店で撮影をしたそうである。画面を通して映画の舞台や登場人物への愛情、リスペクトが感じられ実に好ましい。昭和ノスタルジーとかいって血の通わないCG画像で昔を再現したと称するどこかの国の映画とは大違い。
最後に「山本頭」ですがあれは山本五十六風の髪型ということで五厘刈りに剃り込みが入るものだそうですよ。リンが勤める(経営する?)QBハウスでは注文できるかしら?

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あんちゃん

4.0「いつもどおりで。」が通じる仲のいつもの近所の床屋さん 温かいタオルのような雰囲気で 子供たちを育てた女性理容師の半生 ノスタルジーと今を生きる元気に何度も泣けた

2024年9月22日
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ITOYA

3.0檸檬餅

2024年9月21日
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幸せ

旦那を亡くし息子1人と娘2人を育て上げ、今尚現役で理髪店を営む母親と家族の話。

ある日娘が実家を訪ねると、本日公休の札が掛けられ母親はおらず、という状況から、母親はどこいった?と巻き起こっていく。

少し時間を戻して、みんなイマイチパッとしない子どもたちの様子や娘の元夫、そして常連客との様子をまったりとみせていく展開で、早々に振られたメインで謳われている現れなくなった常連客のもとに向う流れはなかなか始まらず…。

ロードムービー的な流れからのメインのお話しは素晴らしかったけれど、それでエピローグとはならず、更に日常の家族愛ですか…面白かったけれどちょっとキレが悪かったかな。

ところで山本頭ってどんな髪型!?

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Bacchus

3.5「台湾映画って例えばとんなの?」って誰かに聞かれたとき、 この映画...

2024年9月21日
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「台湾映画って例えばとんなの?」って誰かに聞かれたとき、

この映画を例に出すと良い気がする

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jung

4.0お母さんののろのろドライブ

2024年9月21日
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昔ながらの床屋さん💈
常連客を大切にして、丁寧な仕事をするお母さん。

お店をお休みにして、出張散髪に出かける物語。随所で家族のエピソードや、過去の話もはさみつつ、物語はゆっくり進んでいく。田舎道を走るお母さんのボルボはノロノロ過ぎ!途中の人々との出会いも良かったですねー

人生は早く過ぎ去り、老いることの寂しさも感じる。その中で、人との繋がりだったり、お店だったり、車だったり、仕事だったり、、大切なものと長く、丁寧に、付き合っていけることは、素敵だなぁ、と思いました。

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Sakiko

4.0ガラスに書かれた文字の謎。

2024年9月21日
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鑑賞方法:映画館

『老いる』ことが、そう捨てたものではない、というような達観とともに描かれる。一時代むかしの理髪師の心意気と、現代を生きる子供たちとの物語が、静かに心を揺さぶる。
それよりも、映画中にずっと気になっていた理髪店の文字『学生頭』や『西装頭』はなんとなくイメージできるが『平頭』『山本頭』って何なんだ!特に『山本頭』は、考え始めると夜も眠れない!

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t2law

4.0名もなき普通の人の生活、そして人生に乾杯

2024年9月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

夫に先立たれ3人の子供を育て上げ(まだいろいろ問題あるけど、その問題っていうのも、日本の多くの20代、30代も抱えているような類いのもの)、常連客(きっとこのおばちゃん理容師さんのこと、好きなおっさんもいるんだろうな)に支えられながら一人で床屋を営んでいる60歳くらいのおばちゃんが主人公。そして常連客の一人で今は引退して遠くに引っ越してしまった歯医者さんのために、お店を一日休んで愛車の古いボルボに乗って出張散髪に行くことで起きるさまざまなちょっといい話やいざこざやそんな一つ一つのエピソードにほろっとさせられる佳い映画です。地方都市の風景やらドライブ中に通る田園風景やら若者たちが抱えている問題やら、どれもこれも台湾て日本とよく似てるなって思ったりしながら観てました。
ドライブ中や元歯科医師の散髪している間にもいろいろな想い出話なんかも出てきて、普通に生きてきたおばさんの普通の人生が見え、ほろっとさせられたり笑わせられたり、そして自分の人生を重ねて気がついたら目がうるうるして感動して。そんなとても佳い映画です。

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ゆみあり
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