ブーディカ 美しき英雄

劇場公開日:

ブーディカ 美しき英雄

解説

「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコが、ローマ帝国に立ち向かったイケニ族の女王ブーディカを演じたリベンジアクション。

紀元1世紀。イケニ族の王プラスタグスが殺害され、彼とその妻ブーディカの子どもたちはローマ帝国に奪われた。イケニ族は土地と財産を奪われて服従を強いられ、ブーディカは悲しみに暮れながらも復讐心を燃やしていた。やがて祖国を取り戻すべく立ち上がった彼女は、ケルト戦士を率いてローマ軍に決死の攻撃を仕かけ、ローマ帝国の植民地を次々と攻略していく。

監督・脚本は「ガンズ&バレッツ CODE:White」のジェシー・V・ジョンソン。「カリコレ2024/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2024」(24年7月12日~8月8日、新宿シネマカリテ)上映作品。「フューリー 戦場の女神」のタイトルでDVD発売。

2023年製作/101分/PG12/イギリス
原題または英題:Boudica: Queen of War
配給:「ブーディカ」上映委員会
劇場公開日:2024年7月27日

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映画レビュー

3.5血の目醒

2024年8月7日
Androidアプリから投稿

悲しい

興奮

知的

西暦60年頃、ブリタニアの領主でイケニ族の王プラスタグスが殺害され、ローマ帝国に反乱を起こした王妃ブーディカの話。

やけに貧弱なネロをみせ、ドルイドの虐殺がなんちゃら、イケニ族がなんちゃら、トリノヴァンテス族がなんちゃらとローマ帝国史に全然明るくなくブーディカのことなんか何も知識がない自分には難しそうな始まりだったけど、プラスタグスが殺されてからからの流れはメッチャわかりやすい。

しかもファンタジーを交えつつ、戦闘の血飛沫ブッシャーはなかなか凄惨でしっかりエンタメに仕上げてるし。

ただ、ネロの自死の切っ掛けってここではないですよね?
ということで、どこまでが史実か良く分からないところもあったけれど、規模の割に迫力満点だしテンポも良いし、ストーリーも解りやすいお見事な作品だった。

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Bacchus

3.5復讐の旅

2024年8月6日
Androidアプリから投稿

興奮

ローマ帝国の時代。殺害された部族の王の妻であったブーディカが、同じ志を持つ部族たちと共にローマ軍に立ち向かう物語。

史実を元に作成されたリベンジアクション作品。

小規模作品にしては珍しく、迫力のあるバトル風景がこれでもかと描かれている。
このお得感は良いですが、逆にドラマパートがちょっと淡泊!?中盤からはドワっと闘いっぱなしです。

アクションは同じようなものが続きつつも見応えがあってカッコ良いが…キンピカソードとまさかのフォース(⁉)が何だか作品を子供向けにしちゃっている印象。グロ表現も強めなので間違いなくそれはないんですけどね(笑)

不勉強なワタクシが後ほど調べてみたところ、復習の鬼と化したブーディカは陥落させた地のローマ人達を奴隷にするでも捕虜にするでもなく…

やはり戦争は恐ろしい。この史実は、逆にブーディカを向こうに回した作品すら作れそうですね。

歴史と言うよりは、アクションを堪能する作品といった感じですが、復讐の輪廻について改めて考えさせられた。

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MAR