劇場公開日 2024年9月27日

SUPER HAPPY FOREVERのレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

4.5タイトルなし

2025年1月2日
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鑑賞方法:映画館

赤い帽子。タイトルはセミナーのタイトル。反極にある世界。コンビニで買ったヌードルが美味しくて、こんなに美味しかったら永遠に幸福だという彼女。
すぐに何もかもなくしてしまって、帽子を探し続ける彼女。
また会おうといったメイドの女の子とは会えないけど、彼女は赤い帽子を被っている。このホテルはもう閉まってしまう。
セリフがアドリブっぽかった。被ってたし。
そして海が美しい。同じ場所を彼らが行き来する。
自然と場所、時間もこの映画は撮っていて、小津の映画みたいだと思う。

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えみり

4.0傑作まではいかなくとも

2024年12月22日
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鑑賞方法:映画館

3部構成のストーリーでなにか劇的に起こる訳でもないのにずっと見続けることの出来る作品。常に映画の構図で時間が流れカット割りなどテレビ映画とはまた違う独特なショット。演技が素晴らしくなぜこんなにも自然なのか?自然だからスッーと入ってくるので苦痛無く観れるし、あれもう終わりって思わせる。こういう映画に観客が多く入ると日本映画も復活するし、観客の目も肥えて非常に良い。

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るい

4.0帽子の行方

2024年12月8日
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鑑賞方法:映画館

エンドロールが終わったあと、帽子が今後どんな国へ行き、誰が被り、どんなクセがついていくのか想像した。
良い余韻の残る映画だった。

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邦画好き

2.5凪の想いが心に沁みる

2024年11月23日
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鑑賞方法:映画館
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ひでちゃぴん

4.5「喪失がもたらす幸せな想い出」

2024年11月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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かな

4.5思い返せばいい映画だった

2024年11月15日
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見終わってすぐの感想は、「これで終わり?」だったんだけど、、、

見終わって数時間後の今思い出すと爽やかな気持ちだけが胸に残っている。

風呂でおじさんが倒れる場面はじめ、常に死が匂わされ、こちらを不安にさせる音の演出などもあり、途中恐ろしいことが起きるのでは?とも思った。

一方で二人が出会う場面は会話のディテール、二人の演技含め多幸感に溢れていた。
それこそ、こういうことがあれば人生やっていけるよなあ、と思えるくらい。
ここにテーマの一つがあるのかな?

話題というかテーマがとっ散らかってる印象がなかったわけではなくて、、
というか主題もしっかり理解できてる自信はないんだけど

その分からなさ含め、これからしっかり考えていきたいと思える映画だった。

とにかく映画館でまたみたいと思える。
素晴らしい映画体験だった。

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英雄

3.5自分にはやや難解でした

2024年11月12日
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鑑賞方法:映画館

淡々と進むストーリーで過去と現在が交互にスイッチする展開は自分では苦手でした。
妻に色々と伺って、「なるほど良い映画」と納得しました。

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hanataro2

3.0意外と

2024年11月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

アイミタガイと通じるお話だった。こっちの残された人は壊れたままだったけど。
過去を描くとこの尺になるよなぁ、何故題名は怪しげセミナーと同じなんだろう。波打ち際のコントラストとかロケーションはキレイでした。
大きな黒子にピンときたら、やっぱりココでのはなしにも出てる人でした。

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トミー

4.0透き通るような景色の中に感じる儚さ

2024年11月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

突然の出会いそして別れ。今の2日間と5年前の同じ場所の2日間、妻と別れた後、そして出会いをシンプルに描くことで、自然に過ぎ去っていく月日、その大切な瞬間を切り取った美しく切ない映画。

リアリティ溢れる温泉ホテル、伊豆の海辺を舞台に、透き通るような美しい映像と環境音楽を通じて、偶然がもたらす輝く瞬間、儚さを散りばめ、多幸感と喪失感を共に深く感じる作品。

ミニシアター映画としては、9月下旬からロングラン上映になっているのが、理解できる。

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Toru

3.0タイトル通りの話

2024年11月4日
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wyeth

1.5タイトルなし

2024年11月1日
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鑑賞方法:映画館

雰囲気あっていい映画だと思うんだけど、言いたいことを言い切れていないように見えた。まあ何でも言い切ればいいってもんじゃないし、そもそも言いたいことが浅いだけなのかもしれないけど。
三宅唱の影響だと思う。「きみの鳥はうたえる」のラストは最高に素晴らしかった。誰しも憧れるぐらい完璧。そして、あれは監督が言いたいことを言い切る為にあのカットで終わるのがベスト。
「ナミビアの砂漠」も「ぼくのお日さま」もこの映画も、もっと突き詰めて突き詰めきってから撮り始めなければ傑作にはなれない。最近の若い監督のほぼほぼの作品が話の芯から距離をとって見えるけど、三宅唱とは決定的に違うかな。物語の芯に触れようとする覚悟の無さだけがこちらに伝わってくる。
結局主人公の男もその友達も赤い帽子も、何にも話し終えてないのよ。帽子は伏線のセリフ通りになったってだけで、あれで良いのかな?
ご時世もあってはっきり言えないんだけど、自分の中で表現を突き詰めきることはハラスメントにはならないんじゃないかなあ。自分一人なら何日も徹夜して精神がおかしくなってもいいんだし。

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kazuyuki

4.0抗しがたい無常感に深く静かに感動した

2024年10月30日
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エロくそチキン2

2.5ん?ミステリー?

2024年10月29日
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難しい

寝られる

亡くなった妻が5年前に紛失した帽子を探す夫。果たした帽子はどこにあるのか?

妻との関係性も友人との関係性も起こるエピソードの数々も、どれもとってつけた感が否めなく。。。
どの心情も伏線も「それでは正解の映像です。」って言われてるような展開が続く。
冒頭の話から主人公の想いや経緯を読み取ろうとしたがどうにも眠くなった。。。
そして画面の前の全ての人の推理通りの帽子の居場所。そして何かあるのかと思いきやそこで終わるんかい!
この映画の言いたいことは妻の死による自暴自棄とふたりの出会いはシンクロニシティだったのかという所だと。
面白かったですよ。

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chitto

3.0構成美

2024年10月23日
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構成がおもしろいといえばおもしろいのだけど、
それがむしろ感傷を和らげている気がする

ラストもカタルシスを感じなかったが、
あれ以上続けてしまうとそれはそれで、なのだろう

それにしても海沿いの旅館って魅力的
部屋の撮り方が美しかった

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JYARI

2.5幸せの赤い帽子

2024年10月20日
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uz

3.0前半のけったくそ悪さがなければもっと良かったけど。

2024年10月19日
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前半のけったくそ悪さがなければもっと良かったけど。

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Mr. Planty

4.0SEA YOU

2024年10月18日
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ブレミン

3.0伊豆が好きという、ただそれだけの理由で観た映画であったが・・・・・・・

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

伊豆には頻繁に旅行に行くので、”永遠に続く幸せの時間”を風光明媚な旅情を交え描かれるのかなぁ・・・・・・・
そんな理由で観た作品ではあったが、どうやらこの先入観は大いなる過ちであったことに気付く。
ネタバレしてしまうので詳細には触れないが、題名とは裏腹の現実!!
ただそれを許容できない人間の心の弱さ!!
忘れられない思い出を”赤いキャップ”に固執し、それを持って心の拠り所とする宗教(?)感!!
全てにおいて現実の厳しさを思い知らされる内容でしかないのだが、何とも言えぬ浮遊感のような心地よさも味わえる作品である。
因みに佐野役(佐野弘樹)、宮田役(宮田佳典)と役と名前の一致は偶然ではなく、二人から持ち込まれた企画であった為、それを生かしたとの事!!

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ナオック

4.0その軽やかさがよかった

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

よかった。なんかいろんなものに恵まれてる映画な気もする。俳優、土地、天候。ポスターにある配色、白と青と赤、そしてラ・メール改めビヨンド・ザ・シー。海辺のホテルからのはじまりが『アフターサン』を思い出したり。

赤い帽子を探すおっさんふたりの悪態極まったところにワンカットで立ち現れる幻のようなはじまりの日々。その後の悪態を見ているが故に始まりの日々がかなりこそばゆく笑える。そして問題の赤い帽子を手にした二人を捉える街中のバックショットの美しさを見ているうちにじわっと涙が出てきて、それから幾度となく繰り返すバックツーショットの切なさというか美しさに浸る。
アート映画のような気もするけど、人の心の穴を軽やかにスケッチしていてとてもよかった。

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ONI

心の奥の喪失感や寂しさを

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

 若くして妻と死別した男が、二人の思い出が詰まった赤い帽子を探す為に友人と共に伊豆の海に滞在するというお話です。

 自分の思いを何処に遣ってよいのか分からない男の苛立ちと荒っぽさばかりが目につき、その心の奥に横たわっているに違いない喪失感や寂しさが僕には透けて見えませんでした。だから、彼の帽子探しに付き合う友人が単なるお人よしにしか見えないし、赤い帽子の終盤の展開が物語の始めに呼応して響く様には感じられませんでした。

 音楽の使い方を始め、いい雰囲気であっただけに残念です。

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La Strada