「「史上最大の作戦」こと第二次大戦のノルマンディー上陸作戦。 その日...」2度目のはなればなれ りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
「史上最大の作戦」こと第二次大戦のノルマンディー上陸作戦。 その日...
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「史上最大の作戦」こと第二次大戦のノルマンディー上陸作戦。
その日は「Dデイ」と呼ばれる。
2014年はDデイ70周年の節目だ。
英国の海辺の町ブライトンの老人ホームで暮らすバーニー(マイケル・ケイン)とレネ(グレンダ・ジャクソン)。
英国のDデイ記念式典に申し込み忘れたバーニーは、式当日、フランスでの式典に参加すべく、早朝ひとりでホームを抜け出した・・・
というところからはじまる物語。
日本タイトルの「2度目」は今回のバーニーとレネの「はなればなれ」。
1度目は大戦の際のことだった。
バーニーは、Dデイでの「忘れ物」を70年経ち、死期も迫った現在になって成就しようと試みる。
いい映画なんだけど、50年目ぐらいで実行すればいいのに・・・と思ってしまい、やや乗り切れず。
ま、死期がみえたからの決心なのだろうが。
個人的には、道中、バーニーが知り合う元空軍爆撃士のエピソードが切なかった。
監督のオリバー・パーカー、脚本のウィリアム・アイヴォリーとも、作品を観るのは本作がはじめて。
大戦シーンや過去の回想など、やや水増し的だなぁと思いました。
マイケル・ケイン、グレンダ・ジャクソンとも、若い時分は、どちらかというと苦手な俳優さんだったんですが、本作では「流石」と思いました。
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