「変なアクション映画」ポライト・ソサエティ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
変なアクション映画
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タイトルのPolite Societyは「礼儀正しい社会」や「上品な社会」といった意味だが映画との繋がりは何なのか分かりませんでした。姉リーナ思いの妹リアはリーナに結婚を迫る男サリムのことが怪しいと直感、裏に何かがあると友人たちと調べ始めます。当初は結婚詐欺師かと思いましたが、資産家でいたって優しい穏やかな青年だからリアの方が不自然に思えます。タイトルのポライト・ソサエティとは彼の暮らしぶりを指しているのかな・・。
肝心の謎が分かるのは1時間20分近く経ってから、それまではリアが何で結婚を止めさせるのに、これ程必死にこだわるのかさっぱり分からず、頭を抱えて観ていました。
(ネタバレ)
しかも、その謎とはサリムは遺伝子学者でリーナに母のクローンを産ませようと企んでおり欲しいのは子宮だけという設定、何それ、SF映画じゃあるまいしと唖然茫然。
リアはスタント・ウーマンになる事が夢の武道好きなので必然性の無いアクションシーンがやたら散りばめられていますが、まだ、高校生なのでやられるばかりでグチャグチャでした。プロットが突飛過ぎて、平凡なおじさんには変なアクション映画にしか思えませんでした。
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