劇場公開日 2024年8月23日

「いわゆるシスターフッドもの。おすすめ。」ポライト・ソサエティ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0いわゆるシスターフッドもの。おすすめ。

2024年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年309本目(合計1,401本目/今月(2024年8月度)34本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 いわゆるシスターフッドものです。リアとリーナの姉妹(どっちがどっちだっけ?)が主人公かつシスターフッドものです(ほか、彼女が通っている高校が女子高であるようで、男性は数えるほどしか出ません)。

 ところでこの映画はイギリス映画で英語の字幕がつきますが、一部のシーンでイスラム教がどうだのシンガポールに行くだのといった話が出てくる事情から合作の扱いなのか、タイトルにおいてはアラビア語(?)が同時に表示されます(アラビア語はそれ以外にも一部サウジアラビアかそのあたりの国のシーンでも出てくる)。

 その前提のもとで、「ある程度は」イスラム系の国も製作に協力されているのだと思いますが、当該国でもシスターフッドものって流せるんですね(性的な内容はありません)。

 いわゆるシスターフッドものというのは何らかの意味でフェミニズム思想に基づく映画が普通ですが、この映画でも結構多く出てきます。イギリス等は日本より優れた国ですが、上述した通りイスラム系の国やらシンガポールでもこうした展開に「できる」のがある意味驚きでした。

 採点は以下をちょっと気にしました。

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 (減点0.2/字幕が不十分で誰が誰かわからない)

 リアとリーナの姉妹が活躍する物語ですが、名前も似ているし、一部でギリギリ聞き取らないと難しい部分があります(「彼女」や「さっきの人」だけでは特定できない部分がある)。この部分は字幕を明確にしてほしかったところです。
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yukispica