「これがフュリオサ…」ポライト・ソサエティ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
これがフュリオサ…
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『フォールガイ』がベテランスタントマンなのに対し、こちらはスタントウーマン“志望”。
そのため、良くも悪くもそこまで能力が高くなかったのが意外だった。
ブラック・アイド・ピーズを想起させるノリのいいオープニングは好み。
そこから学校でのはちゃめちゃバトルなんかはバカバカしくて面白いのだが、中々本題に入らない。
また、後半に差し掛かるまでサリムが悪とは断定できないため、単にリアの暴走にも見えてしまう。
(ラボの段階でも、今度こそ確実に子宝をってだけならそこまで…と思ったし)
いくら味付けがコミカルでも、ストレスを感じた。
終盤はドタバタながら楽しいが、ツッコミどころも満載。
バックダンサーはどこから?とか、クロロホルムの効果とか、ネタが割れたら婚約破棄でいいのでは?とか。
最後もあんな大技決まるわけないが、まぁバカ映画なので。笑
親友との仲直りやコヴァックスの協力、両親のサポートなど押さえるとこは押さえてある。
音楽はテンション上がるし、邦楽がかかるのも嬉しい。
しかし結局みんな強かったり、エピローグで間延びしたりとなんだか惜しい作品。
とはいえ中々に笑わせてもらったし、アルバの強張った表情なんかもツボでした。
サリムの“モノ”を「粗チ〇」でなく「普通」と言う姉は、確かに優しい。
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