「Get killing」ポライト・ソサエティ ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Get killing
予告を見る感じ絶対面白いよな〜と期待してたんですがちょっと物足りないなーとなってしまう作品でした。
全体的なアクションはかなりド派手で、この世界のガラスやわすぎるだろってくらいには簡単にぶっ壊れていきますし、姉妹や友人同士での喧嘩ですらバリンバリン割れていくので面白かったです。
バトルに突入するたびにデカデカとパワーフォントが挿入されるあたりもこだわりが感じられて好きでした。
ただ困ったことにストーリーは行き当たりばったりで、従来の家族や夫婦というシステムにメスを入れるという体で作られたんだとは思うんですが、姉貴が攫われたからその逆襲のためにカンフーを用いて敵をバッタバッタ薙ぎ倒していくもんだと思って観に行ったもんですからちょっと拍子抜けでした。
主人公がなりふり構わず突っ走っていく姿勢自体は悪くないんですが、それにしても手段問わなさすぎだし、アクションが良いかって聞かれると凄いけどもうちょっとやれるのでは?と思ってしまうくらいの規模でずっと進行していくのだけはいただけませんでした。
姉や友人たちの方が魅力的に思えてしまい、いると少しノイズになってしまうというのも残念ポイントです。
期待しすぎてたがためにそこまで…な作品でしたが、脚本が改善されればもっと良くなるのではという期待しています。
鑑賞日 8/28
鑑賞時間 11:25〜13:20
座席 D-14
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