犯罪都市 PUNISHMENTのレビュー・感想・評価
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「パンチングマシーン好き」
マンネリ感は否めないが
痛快アクションそしてコメディ
IT犯罪も拳で解決、我らがマブリー!
大ヒット「犯罪都市」シリーズの第4弾。みんな大好きマブリーが今度はどんな痛快アクションを見せてくれるのかと期待して、公開初日に鑑賞してきました。
ストーリーは、新種合成麻薬事件から3年後の2018年、ソウル広域捜査隊の豪腕刑事マ・ソクトが、捜査中の麻薬密売デリバリーアプリの開発者が謎の死を遂げた背後に、大規模な違法オンラインカジノ組織の存在を突き止め、組織を率いる元傭兵ペク・チャンギと彼に指示を与えるIT企業社長チャン・ドンチョルの企てを阻止するため、サイバーチームと連携し、舎弟で裏稼業に精通したチャン・イスを巻き込み、捜査に乗り出すというもの。
犯罪捜査をする刑事が主役でありながら、派手な銃撃戦もカーチェイスもほとんどなく、刃物で向かってくる悪党をひたすら殴り倒すという本シリーズ。今回もマブリーのメガトンパンチが容赦なく炸裂します!これまでにも増してクリティカルヒットの連続で超気持ちいいです!もうこれだけで、観たいものを観せてもらえたという満足感を味わえます。また、今回はオンラインカジノをテーマにしたサイバー犯罪の裏側が知れるのは楽しかったし、IT音痴のマ刑事のとぼけた会話も楽しかったです。
ただ、そんな本シリーズのもう一つのウリのコミカルなやりとりは、全体的にはやや少なく感じます。息子を亡くした母の無念の思いを受けたマ刑事が、常にシリアスモードだったためかもしれません。大好きな“真実の部屋”もあるにはあったのですが、さらっと流された感じなのはちょっと残念です。チャン・イスの使い捨ても既定路線なのですが、なんか気の毒で笑えません。また、いつものように犯罪者側の抗争や内部対立があるのですが、これがちょっと複雑でよく理解できなかったのも残念です。それがストーリー上の大きなマイナスになったわけではないですが、なんとなくテンポの悪さを感じたのはもったいないです。
とはいえ、かなりの経費を使ったであろう大規模な捜査と制圧シーンは見応えがありますし、韓国作品特有の眉をひそめたくなるようなエグいシーンは少ないので観やすく、マブリーファンなら観て損はない作品になっていると思います。
主演はマ・ドンソクで今回も豪快に暴れてくれます。脇を固めるのは、キム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファン、キム・ミンジェ、イ・ジフン、キム・ドゴンら。中でも、キム・ムヨルが眉ひとつ動かさずに刺殺する感じが冷酷無比でとてもよかったです。ただ、顔つきが優しいので根っからの悪党に見えないのがもったいなく感じます。
マブリーネバーダイ
爽快!
安定の面白さ
犯罪都市シリーズ第4弾。
2018年、ソウル広域捜査隊は、麻薬密売事件の捜査を進めるなかで、手配中の賭博アプリ開発者がフィリピンで謎の死を遂げた事件に国際IT犯罪組織が関与してることを突き止めた。組織のリーダーは元傭兵ペク・チャンギで、残忍な殺傷行為で特殊部隊を解雇された経歴を持っていた。組織のオーナーでITの天才・チャン・ドンチョルが韓国で史上最大規模の犯罪計画を知ったマ刑事は、オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イスに協力を依頼し、サイバー捜査隊とチームを結成しておとり捜査に乗りだした。さてどうなる、という話。
フィリピンと韓国の2国間にまたがる話で、最初は、今どこ?という状況だったが、アクションも素晴らしく安定の面白さだった。
マ・ドンソクが、いつも通り最強の拳刑事なのが見どころ。最新のデジタル関係にはうといのがかわいい。
ペク・チャンギ役のキム・ムヨルはアクションも素晴らしかったし悪役だけどカッコ良かった。
チャン・イスは芸人のほっしゃんみたいで笑えた。
女性サイバー捜査員ハン・ジス役のイ・ジュビンが美しかった。
スカッとする
マ・ドンソクは好きだけど
ドンソク安定のパンチ力
マ・ドンソクの熱血鉄拳刑事シリーズが早くも第四弾で、相変わらずの豪腕振りが楽しめます。今回の敵は、違法オンライン・カジノを運営するIT長者だけど、あんまりITネタが絡んでくる訳でもなく、ドンソク兄貴のIT音痴ぶりのネタ程度です。敵も元傭兵と言っても、マシンガンをぶっ放すんではなく、いつものナイフアクションだけど、これがまた痛そう。まあ、あんまり細かいツッコミはしないで、豪快な暴れっぷりを楽しむに限ります。もはや寅さん化しつつある同シリーズだけど、スカッとした作品を作り続けてほしいです。役者では、マ・ドンソクは安定の暴れっぷりと頼もしさです。悪役のキム・ムヨルは一見平凡で温和そうな感じから残虐ぶりへの切り返しがすごかったです。
いいのよ。
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