「連ドラの焼き直し」グランメゾン・パリ おもちさんの映画レビュー(感想・評価)
連ドラの焼き直し
クリックして本文を読む
パリで三つ星が取れない→焦った尾花が周りにキツく当たり悪循環→店が崖っぷちに陥る→みんなで協力して美味しい料理を作る→三つ星獲得
は規定路線なのでそれをどう面白く描くかを期待していたんだけど、想像は超えて来なかった。
連ドラ版で最高のチームで三つ星を達成したのに映画版でリセットされて尾花がまたチームの意見を聞かない独り善がりのシェフに戻ってるのが残念。シリーズものの宿命だけど、連ドラでの成長は何だったの?と思ってしまう。
私はドラマ版のおじさん達の青春物語って感じが好きだったんだけど京野や相沢の影が薄くて良さが半減してしまった印象。後半、みんなが一丸となってからは面白かったからただの料理ドラマとして楽しみたい人にはいいのかも。終わり方もドキュメント映画チックで、それはそれでいいんだけど個人的には少し物足りなかった。やっぱり最後は山下達郎で締めて欲しい。(エンディング曲、途中で『RECIPE』に切り替わると思ってたけど普通に終わった)
グランメゾン東京はここ数年の木村拓哉ドラマの中ではダントツの面白さだと思っていて楽しみにしていたが、ちょっとパワーダウンかな。
コメントする