劇場公開日 2024年12月30日

「フランス水商売の極意、ワイン酔っ払いを満足させるテクニックが山盛り。「このメシを食べるために、パリに旅をする価値が、あるのか?」旅心が熱くなる。」グランメゾン・パリ プロテインさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0フランス水商売の極意、ワイン酔っ払いを満足させるテクニックが山盛り。「このメシを食べるために、パリに旅をする価値が、あるのか?」旅心が熱くなる。

2024年12月31日
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鑑賞方法:映画館

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「フレンチ、シェフ、ソムリエ」と言ったらカッコよくに聞こえるけど、要するに、水商売ビジネスなんですね。日本もフランスも水商売にはマフィアに襲われてしまう、怖いですね。マフィアだから警察も手が出せない、怖いですね。このビジネスは、ホワイト産業なの?ブラック産業なの?
韓国の人が困っているときは、日韓合同で協力しましょう。韓国の人も日本の人も、心が熱くなると思います。ていうか、韓国の人は善玉なの?悪玉なの?次のタイトルはグランメゾン韓国なの?
「三ツ星とっても、三ツ星維持するのは大変だぞ」というフランス大将先輩のアドバイスは、納得できます。大量に買わされたチーズのほか、鮮度の低下しやすいキャビアとか野菜とか、莫大な人件費とかでしょうかね。「夢とかロマン」とか、生やさしいものではないでしょう。もっとドロドロとしていると思います。
A級グルメはキャビア、B級グルメは北海道のイクラ丼ですから。A級グルメはステーキ、B級グルメは北海道のジンギスカンですから。
グランメゾン東京で「ミシュランの星に関係なく幸せに生きたい」というフランス女と「ミシュランで星を取るまで辛抱させてくれ」という日本男と、巻き込まれる子どもは家庭崩壊というか、職人さんの世界って厳しいな、と思いました。
新年の映画研究で、A級グルメは「グランメゾン」、B級グルメは「孤独のグルメ」をテーマにします。
この映画を観て「普段の日本のメシに感謝しよう」というか、「過去の農業に感謝して、未来の農業を尊敬する」のマインドが湧きました。自分自身が成長しました。合掌。

プロテイン