「木村サンジ拓哉」グランメゾン・パリ きーろさんの映画レビュー(感想・評価)
木村サンジ拓哉
ワンピース実写版出演への道を閉ざされたキムタクさんが、友情努力勝利のジャンプの三原則を引っ提げてパリで2週間のロケ!料理監修に本物のパリ三つ星シェフ小林圭をぶつけて来たのはTBSドラマ班部長の伊與田Pの判断力とネゴシエーション力の賜物かな?
このふたりの並ぶ絵を見ると27年前のギフトのユキオとミキをどうしても思い出しちゃうけど、そりゃ演者も視聴者も年取るはずよね。
映画公開の前日に放送された特番の冒頭のCMが実は倫子の今のポジションと仕事を説明する重要な役割してたの面白かったし、映像美が当たり前だけどドラマと映画で全然違って面白かったし、頑なに韓国語しか喋らないパティシエ面白かったし、ギャングと爆破が話を折り返すためだけに存在してて面白かったし、そこから全てが手のひら返してトントンと進んでいくの面白かったし、冒頭のカスタムのBMWはブラピっぽくて面白かったし、世界的フードインフルエンサーのリンダ・真知子・リシャールの記事のモノローグをバックにコース料理のディテールが語られていくのも面白かったな。ある意味。
舐めてかかってたけど普通にエンタメとして楽しめるから、お正月おせちに飽きたらフレンチもおすすめ。ドラマ見て特番見て臨むといいと思いますよ!
というわけで、これが映画館では2024年ラスト!
それではババナイスムービー!良いお年を!
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