劇場公開日 2024年6月22日

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「全て中途半端で私の様な映画。」ひとつの空 春さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0全て中途半端で私の様な映画。

2024年6月25日
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鑑賞方法:映画館

男絡みで空手使いの親友に誤解され、いじめを受ける事になった主人公の女子高生が偶然出会った空手の達人に弟子入りして、試合で勝負をつけるというお話しでした。とにかく長い!哲学的な会話やら幽霊だか幻覚やら隕石やら傷ついたナイーブな街のチンピラやら、まぢて要素が多すぎでしょ!なのに肝心な空手アクションはどうしようもなくショボいし、グローブ着けてるのに極真空手の試合(顔面から下をボコボコ殴り合う)の様な描写だし。
親友と対決する理由が男絡み(しかも勘違いの)ってのもあまりにショボい舐めてんのか!とにかく空手アクションなら真っ向勝負で作ってくれているのを観たいし、オルタナティブな文芸映画ならそれも一途な作品が観たかった。
こういった映画に偶然出会い、お金を払い、最後まで集中して観てしまうってのが、映画館で映画を観る醍醐味なんだろうから、まあ全て良し!サービスデイだし。

ナイフを持ったメンヘラ野郎が背後から迫ってくるショットは「おおっ!」と思いました。

春