ビートルジュース ビートルジュースのレビュー・感想・評価
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ハロウィンの10月にピッタリのエンターテイメント映画です。
本作は、「チャーリーとチョコレート工場(2007)」のティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画「ビートルジュース」の35年後を描いたホラーコメディです。
前作の「ビートルジュース」は観ていませんでしたが、それなりに楽しめました。菅田くんの「Cloud クラウド」を直近に鑑賞済みでしたので、この手のホラーは私にとっては、全くホラーではありません。終始楽しいコメディ?映画でした😁
死んだ時のままの形状?で、死者があの世を行き来している絵がとても面白かったです。この人はサメに頭からかぶりつかれて死んだんだな、とか。実際のあの世もそんな感じなんでしょうか?誰か教えて欲しい…
ちょっと日が経ってからレビューを書いていますが、特に思い返すことがあまりない…。
つまり、
何にも考えずに楽しめるエンターテイメント映画です。後味も決して悪くはありません。
ひとつ、お時間に余裕のある方は、前作の「ビートルジュース」を観てからの方がより楽しめるかもしれません。
ハロウィンにピッタリの家族みんなで楽しめるエンターテイメント映画に仕上がっております♪
もはや伝統のコミックホラー
いろんな意味で人を選ぶと思う。流石、伝統の特撮技術で、(ほぼ)CG無しの特殊メイクのみで撮影を押し切ったというのは凄いけど、それでグロ注意というのも流石。お休みの娯楽でグロ映像を見たくなかったと思う人も多いでしょう。上半身吹っ飛んだ肉体も丹念に作ったのかと思うと、スタッフの精神状態が心配でたまりません。
あと、前作を復習しておけばよかったか。「コープスブライド」とかティム・バートン氏の映画は大好きだったので飛び込んだけど、観たのか観てないのか記憶にないほど前作のイメージが浮かばない。事前に予習して世界観を頭に入れておくべきだったでしょうか。
でも最初のタブロイド紙ぐらいの信憑性しか無さそうなテレビ番組で、「ああ、そういうもんか」と感じ取れたような気がする。そして、幽霊を信じない娘さんにもそのまま共感。
ただ、後はコミック誌よろしく七転八倒のドタバタ劇。ちょっと微笑ましい恋愛模様をあっさりと地獄に突き落とすキレ味は流石ですね。落とされた彼って、また死ぬの? 死後の世界だと、シベリアに飛ばされるみたいなもんかな。
そんなこんなで、この手の映画に感動なんてありえないかと、エンディングのオチでニヤリ。こういう楽しい映画もたまには良いもんです。帰り道はB級ホラー感のあるメタルを聞きながら帰りました。あー、楽しかったw
あの世へ道連れ〜ぶっ壊れた世界へようこそ
オールドファンとしての納得と不満と納得
オリジナルの『ビートルジュース』が大好きで、キャラがぜんぜん変わってないビートルジュースに出会えたことや、このアナログ感満載の映像にまた出会えたことで満足……と言いたいところなのだが、本当に楽しそうにやってるウィレム・デフォーとか公私にわたるティム・バートン・ミューズの系譜を継いだモニカ・ベルッチとか、映画の中ではほとんど活かされておらず、そのわりに物語上の仕掛けや展開はバートン&ジェナ・オルテガの「ウェンディー」にそっくりで既視感があったりと、あれ?と思ってしまう点は多々あった。とはいえちゃんと物語にまとめられない、というのは考えてみればティム・バートンの作家性そのものでもあり、これはこれでバートンらしい映画として認めないわけにもいくまい、しかしいささか物足りないんだよなあと、久しぶりにバートンファンの逡巡を思い出しました。
バートンの嬉々とした表情が目に浮かぶ
バートン作品には幼少期からの趣向を祝祭的に爆発させたものも多いが、36年ぶりの続編は相変わらずのこだわりと共に、自らが築いてきたバートン世界にすらセルフオマージュを捧げるかのような目配せ的な描写がいっぱい。序盤からウィノナ演じるリディアの現在地に納得しつつ、新旧キャストの饗宴、ボーダー柄、ユニークすぎるあの世、うねるような大樹といった馴染みのアイコンを目にするや、彼の作品群と共に育った身としてはどうしようもなく心が躍る。無尽蔵に飛び出す怪奇な人、物、事象。その全てに最新VFXではなく、ストップモーションや特殊造形、合成などの伝統技術によって命を与えるこだわりも健在だ。過去、何度となく続編製作が持ち上がった本作だが、ジェナ・オルテガを得たからこそ機が熟した側面は強い。『ダンボ』の頃から一点し、今好きなもの、やりたいことを存分に詰め込んだバートンの嬉々とした表情が目に浮かぶご機嫌な一作である。
中高年に勇気を与える映画!…だと思うんだけどもしかしたら違うのかもしれない
鬼才ティム・バートンの名を世に高からしめた傑作『ビートルジュース』から36年。
驚くべきことに36年も経ってしまったというのに、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラなど当時の出演者をそのまま起用して続編が作られてしまった。
36年経って続編が公開されるというのは奇しくも『トップガン マーヴェリック』と一緒である。
昭和の頃だったら往年の映画スターとか呼ばれて後進に道を譲ってるような人たちが、最近は引退なんかせずにガンガン新作に主役級で出演するのである。良くも悪くも今はそういう時代なのだ。
自分はウィノナ・ライダーと同世代である。
前作公開当時17歳だった彼女も53歳。
本作の冒頭で彼女を観た時は、あのゴス美少女も年を取っちゃったなあ…と、自分のことを棚に上げて(笑)しみじみと時の流れを感じてしまったのは事実である。
でも、ウィノナ・ライダーはさすがに栄枯盛衰の激しいハリウッドを生き抜いてきただけあって、その演技は円熟味を増し、年頃の娘との関係がうまくいかない悩める母親という役どころをコミカルに熱演して堂々たるコメディエンヌぶりを見せてくれた。
ウィノナ・ライダーの健在ぶりも嬉しかったけれど、さらに驚かされたのはキャサリン・オハラである。本作でもウィノナ演じるリディアの義母として出演していたのだけど、全然変わってない。
もちろん70歳という年齢相応の容貌にはなっているのだけど、前作と同じ、芸術家気取りでちょっと頭のネジが緩んだヘンテコなキャラクターを演じるそのテンポのいい演技力にはいささかの衰えも感じられない。
ビートルジュースを演じるマイケル・キートンも73歳。
そもそも前作でも奇抜なメイクとイカれた演技で年齢不詳のキャラクターだったから本作でも何の違和感もない。
メイクや怪演に頼らずにマーヴェリックを演じ切ったトム・クルーズの方が凄かったかもしれないけれど、マイケル・キートンはトムより11歳も年上なのである。前作から36年も経っているのに同じキャラクターを70代でほとんど違和感なく演じてみせたマイケル・キートンもとてつもない俳優だと言える。
撮影当時はティム・バートンと付き合っていたというモニカ・ベルッチの60歳の妖艶さにもビビってしまう。
映画の魔術が色々と駆使されてはいるのだろうけれど、それにしてもこんな色っぽい60歳がいるのか、モニカ・ベルッチって本当に魔女なんじゃないかと疑ってしまう妖艶さだ(笑)。
総じて本作では中高年がやたらと元気なのである。
本作には、ウィノナ・ライダー演じるリディアと、ジェナ・オルテガ演じるアストリッドという二人の主人公がいるのだけど、やっぱり物語の中心となるのはアストリッドだと思う。でも中高年の皆さんがあまりにも元気すぎてアストリッドはかすんでしまっている(笑)。
母親リディアの物語と娘のアストリッドの物語が並行して語られるので作品の焦点がどっちつかずでボヤけてしまうのだけど、最近のティム・バートン映画は常にとっ散らかっているのでもう慣れっこである(笑)。
前作をリアルタイムで観た50代から70代くらいの観客は自分と同世代の俳優たちが現役バリバリな感じで頑張ってるのを見てずいぶん勇気をもらえるのではないだろうか。かく言う自分がそうだった。
でも、本作のラストには前作のような多幸感はない。あるのは中高年の苦い孤独感である。
前作が公開された年にティム・バートンは30歳だった。夢と希望でいっぱいだったであろう若き鬼才も本作公開時は66歳。
押しも押されもせぬ大監督として世界に認められ、幾多の映画女優と浮き名を流し、映画業界の表も裏も知り尽くしたティム・バートンがたどり着いたのは、もしかしたら無名のオタク青年だった頃とさして変わらない孤独の境地なのかもしれない。
ティム・バートンは功成り名を遂げてリア充の仲間入りをしてオタク魂を捨ててしまったと言われることもある。
でも、ティム・バートンはオタクの孤独な魂を今も忘れずに持ち続けていると思う。
本作を観て自分はそんなことをふと思ってしまった。
俳優陣は奮闘してる
いくつになってもティム・バートン
タイトルなし(ネタバレ)
ウェンズデーがめちゃくちゃ良かったからこっちも見てみようと思ったんだけど
やっぱりそこまでのインパクトはなかったな。
世界観はティムバートンらしいんだけれどなんとも他の作品に比べ安っぽさが感じられるな。手抜いてる感があるよ。
ストーリーが散漫で何がしたいのか?どこに向かっているのか本当に分からなかった。
普通に考えればドロレスとのバトルになりそうなものだけれどほとんどお飾りのような脇役に成り下がっていて登場した意味が全く感じられなかった。
その一方でリディアとの絡みもすごい希薄だったし、アストリッドの話も中途半端だった。
視点を3人に当ててしまったためどの物語も薄く感じられた。
ティムバートンのお気に入りをみんな目立たせたくて三等分に主役を与えたけど全員が目立たないと言う結果になった感じだよね。
ティムバートンがジェナオルテガを痛く気に入っているのはよく伝わったけど。
この映画リメイクかと思ったらパート2なんだね。
前作を見てないから色々損した感はあったな。
前作を今から見ようかな?
続編が微妙だからどうしようか悩む。
ウィノナライダーの驚き顔がめっちゃ怖かったw
ティムバートンの化け物ばりにリアルで目がデカくてなんとも、、
ストレンジャーシングスでも活躍してたよね。
昔はずいぶん可愛かったよなー。
エイリアン4の時はほんと美し可愛かった。
ま、面白いってほどではないけど前作知ってるなら
もう少し面白く見れただろうなと思った。
ティム・バートンらしい映画ですね
それほど面白くないのに面白い…カリスマ的な面白さとでも言うべきか
前作の「ビートルジュース」が特別好きだったというわけでもないのだが、ティム・バートン監督作品ということと35年ぶりの続編というノスタルジックさに惹かれて鑑賞。
劇場では観逃してしまい配信で観たけれど、全体を通してまあテレビでも特にいいかなというレベルではあるが、本作は面白い面白くないなんて全くもって関係ない気がする。もはや伝統芸的なカリスマすら感じるとでも言うべきか。
マイケル・キートンのブッ飛び演技も冴えていたし、ウィノナ・ライダーを中心とした母娘孫のドタバタトリオも魅力的に映る。個人的にモニカ・ベルッチ推しということもあるがドロレスの復活シーンなんかは繰返し観たくなるほどハマった。その他ちょこちょこ飛び出す大技小技が全体を通して絶妙に効いている。
本当に何が良いのかよくわからない面白さが本作の魅力とも言えるのだろう。
褒めているのかけなしているのかわからないレビューになってしまったが…さすがはティム・バートン監督、エンターテイメントを知り尽くしている、ということで収めましょう。
35年ぶりのドタバタ
前作のキャラクターたちがそのまま登場した35年後を描いた物語。
ドタバタは前作と変わらず?(前作を見返してないので)
CGはあまり使わず昔ながらのセットを作り、メイキャップを施して描くことで、前作からの違和感を感じさせない作りをしている点は好感が持てる。
ただただリディアが好きなビートルジュースの破天荒な行動が騒ぎを起こすのを何も考えずに観るのは楽しかった。
必ずしも前作を見ていなくとも分かるけど…
ティム・バートン監督による1988年制作の『ビートルジュース』の35年後という設定の続編。ビートルジュースやリディア、デリアなどのキャラクターはオリジナル・キャストで、前作段階で600歳を超えていたビートルジュースを除いて人間たちは順当に歳を重ねている。
この35年いや実際は36年の間にCG技術なども格段に上がっているはずなのに、あえてジオラマ模型やパペットの感じが残っているのは、前作の世界観を保持し継続性を示すための敢えての演出だろう。
ドロレスのくだりが加わったことで若干とっ散らかった感があるが、難しいことを考えずに、まぁ、しょうもないダジャレ(なるほどアメリカで1971年から2006年まで放送された音楽番組 "Soul Train" を文字通りに解釈するとそうなるか!とか)を含めて笑いながら観ればいい作品だよね。
作中ミュージカルっぽい演出もあるのだが、それ以外にも劇中で使われているサントラがメッチャ世代的にツボだった。
映画業界には貢献しているのかもしれない
愉快な話でした
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