ヴェノム ザ・ラストダンスのレビュー・感想・評価
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エディとヴェノムは最強なコンビ!?
ヴェノムシリーズも、今作でいよいよラストなんだと思いながら鑑賞。
物語は、宇宙の果てに閉じ込められている邪神ヌルが、ヴェノムが持っている「あるもの」を奪うため、ゼノファージを差し向けたことから新たな戦いに巻き込まれるだけでなく、ヴェノムを回収しようとする政府機関からも追われることになるといった内容になっている。
物語の中で、ヴェノムが色々な動物に寄生するシーンがあるのだが、一番は馬に寄生するシーンでなかなかカッコ良かった。そして、寄生しているエディとヴェノムの掛け合いは自分は好きで、今作で見られなくなるのかと思うと少し寂しい感じもしました。
また、ヴェノムを追うシンビオートハンターのゼノファージが強すぎる、バラバラにしても再生能力が凄すぎて、倒せないんじゃないかと思っていたら、まさかの展開でこうくるのかと内心ビックリしました。
クライマックスでは、政府機関が確保していた様々なシンビオートが人間に寄生し、ゼノファージと戦うシーンは圧巻だったなぁ。
エンドロールの後に、実は続編があるような匂わせ感があったので、少しだけ続編があるのを期待しようかなと思います。
全体的には
楽しめたが、腑に落ちない箇所が目についた。
他のエイリアンが人間と百発百中でシンクロ出来てるのは何故?
ヴェノムは全然適合しなかったのでは?
ヴェノム達の創造主が放った追っ手は都合よく最初一匹で、そもそも完全体じゃ無いと目的の物が見えないという(笑)
そして最大の疑問がヴェノムはどう見ても悪者に見えないのに、何故スパイダーマンの宿敵となったのか?
設定がガバガバすぎる。
総評:二度と見ることのない、シリーズ最大の駄作。
・完全体じゃないと感知できないポンコツ追っ手が雑魚すぎる。だったらもうずっと擬態しておけばいいだけでは…と思ったけど、制作陣のご都合主義によって何度もバレる展開は失笑しか出ない。
・無駄に新規キャラや設定を増やしたせいで終始ゴチャゴチャしていた印象。(博士や宇宙人信仰ファミリー等)そしてその試みは、どのキャラにも思い入れはないので何のメリットにもなっていない。
・追っ手がきてる(しかも強敵)とわかっているのに、ダンスを我慢できないっていう意味不明な理由で完全体になって即バレてるのがご都合主義すぎるしヴェノムがアホすぎて萎える。
・終盤、いろんなシンビオートが暴れるお祭り展開があるが、どのシンビオートも人間といとも簡単に共生していたのだが…難しいことなんじゃなかったっけ?
・黒人が秒で改心したけど、だったらそこまでの反抗する件いらなかったよね。とにかく無駄な設定と無駄なシーンが多すぎ。
・追っ手の化け物、最初のシーンで何匹も転送されてたけど、後半のでんわで呼ばれるシーンまで何してたの?なんで最初からでんわしなかったの?一気に襲えば簡単にコーデックス奪えてたよね?
・オチが打ち切りレベルの適当さ。BGMの演出も相当滑ってた。
なんて最後だ
これまでのヴェノム映画を観てきて、
今回も期待が高まる中鑑賞したが、
最後はひどいものだった。
アクションや設定はよく、これぞマーベル映画という感じだったが後半で
ボスというほど大きい存在でもない敵を
相手にヴェノムが自分を犠牲にして倒していたが、これまでのヴェノムを観てきた身からすると「?」というかあまり好印象とは思えない脚本。結局それでヴェノムが生きてる伏線は無く(最後の最後であったかも?)、誰がどう見ても「ここは伏線張るべきでしょ」というところには過去作のヴェノム登場シーンを切り貼りしたシーン。
最後何かしらわかりやすい伏線さえあれば3.5なり4なりは評価できていたが、これは酷すぎる。こうなったら続編を作ってほしい。
死が二人を分つまで
原題
Venom: The Last Dance
感想
ジャーナリストのエディと宇宙共生生物の寄生によって誕生したダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズの第3弾!
<俺たち2人>でいることが、世界を破滅に導く。
ヴェノムに隠された秘密を知る、無の神にして世界の破壊者ヌルが、2人を分かつ最大最凶の敵として登場!
普通に楽しめました!
エディとヴェノムは最高コンビですし、動物に寄生するヴェノムカッコいいですし、終盤の色んなシンビオートとゼノファージが対峙するところは見応えありだと思います。
特にクリスマス扮する深緑色のシンビオートは痺れました!
紫色のシンビオートはここでの登場!?笑
なんかペイン博士微妙でしたね…。
ラストは自己犠牲でヴェノムがゼノファージを道ずれで溶けて死ぬんですがこれで完結するんですかね?笑
ってかゼノファージ強すぎ笑
ヌルはなんかごちゃごちゃ言ってたし、ポストクレジットはゴキブリ…笑
ってかエンドロール長すぎでした笑
またエディとヴェノムのコンビが見られる日が来るんでしょうかね〜
※さよならは別れじゃない
※決して忘れないよ相棒
エリア51から55へ・・・つまりイチローから松井へ
マリガン刑事は死んだことにされていたが、実はシンビオートが乗り移っていたため研究材料とされていた。辛い。こんな実験されるなんて・・・帰りたい・・・ET phone homeだ。そんなエリア55で研究しているテディ・ペイン先生もトラウマがあった。相手の男の子はロズウェル事件のTシャツ着てたし、何かと宇宙人に対する憧憬や恐怖が入り混じるストーリー。IT関係の仕事も辞め、家族で閉鎖される予定のエリア51へと旅行するマーティンの一家もなかなか良かった。
話がかなり複雑になっているのは否めない。宇宙が誕生する前から存在し、シンビオートの想像主でもある“ヌル”。なぜかヴェノムが持つコーデックスを狙っているのだが、ヴェノムとエディが完全に一体化したときのみに現われるという。そんなコーデックスは一度死んだことがある場合にだけ生まれる。はっ、俺一度死んだっけか・・・てな感じの。クライマックスでもいくつものシンビオートが研究員たちを宿主としてヴェノム化して襲ってくるゼノファージと戦うのだが、これがまた凄い。特に“クリスマス”と融合したキャラがカッコいい!
ラスベガスではミセス・チェンと再開して踊りまくったりするし、マーティンたちとの旅で「スペース・オディティ」を合唱したりもする。ヴェノムって歌もダンスも好きなんですね♪そして、『E.T.』をはじめとした様々な映画タイトルも語られているのが嬉しいところです。
冒頭のメキシコのシーンではいきなりバーテンダーが変わり、マルチバースをほのめかしていたけど、やはり『スパイダーマン』を意識したのでしょうね。前作でもアニメ版のスパイディが出てきたし、シンビオートもヴェノムもどこかでマルチバース化して登場する布石なのでしょうか。ポストクレジットでバーテンダーがゴキブリしか残っていない世界に放り出されたのもこれでしょうね。もう、サヨナラじゃないんだから・・・「セーラー服と機関銃」とか薬師丸ひろ子が登場してきたら満点にしてもいいぞ!
全編エディの情けない姿とそのヒーローっぷりにやられる
全編通してエディの情けない姿が笑えるんだよね。
あのなんとも惨めな歩き方とか、汚い格好とか笑
でも途中タキシード姿になると急にカッコよくなるからさすが役者だなあと思った。
で、その惨めさに対してのヴェノムのヒーローっぷりとのギャップにすっごいスカッとさせられる。
話自体はマーベルは新しい取り組みをする気は全く無さそうな、宇宙最強の敵が〜で、またそれ?って感じだけどさ、その辺はマーベルはそういうもんだという前提で見るしかないので諦めだけど。
今回ヌルの生み出した怪物が強すぎて人間は疎かシンビオートも全く歯が立たないので結構緊迫感はあった。どうやって倒すかは最初のエリア解体シーンでああ、これで倒すのねって最初からわかる演出でつまらなかったけど。
なんか続編ある終わり方してるのにヴェノムが死ぬって終わりはすごいやだね。
死んだやつが生き返るとかもう、このドラマでは死は終わりじゃないってなるとピンチがピンチに見えなくなるんよ。死んで生き返っていいのはゾンビだけ。
しかしそこまでアクションはないんだけど、ヴェノムの能天気さが面白くてエディが惨めなのでそのコミカルさがアクション少なめでも面白く感じたかな。評価だいぶ低いのでちょっとびっくりしたけど。
続編やったら見るけどいつやるのかなあ?
ラストダンスは私に。 続編ありきで映画を作らず、まずは目の前の一本に集中して欲しい…🌀
“親愛なる隣人“スパイダーマンの世界を拡張するダークヒーロー映画「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の第5作にして、スパイダーマンの宿敵“ヴェノム“を主人公に据えた『ヴェノム』シリーズの第3作。
メキシコのバーで飲んだくれていたエディは、自身がマリガン刑事殺害の容疑で指名手配されている事を知り、汚名を晴らす為一路NYへ。しかし、その道中で謎のモンスターに襲われる。彼らは邪神“ヌル“の僕であり、ヴェノムが持つ“コーデックス“と呼ばれる鍵を奪い取ろうと付け狙っていたのである。こうして、エディとヴェノムの逃避行が始まった…。
◯キャスト
エディ・ブロック/ヴェノム…トム・ハーディ(兼製作/原案)。
SSUの柱であった『ヴェノム』シリーズもこれにて完結。結局このシリーズって何だったんでしょう?スパイダーマンと出逢うことすらしないとは…。何のためにMCUの世界線に行ったんだお前ら😅
「シリーズの3作目は駄作になる」というジンクスは今作にもしっかりと当てはまっている。
このシリーズはエディとヴェノムのブラザーフッド感を楽しむものだったと思うのだが、壮大な設定を追加してしまった結果、本来の持ち味であるお気軽なスナック感覚が消え失せてしまった。
では、邪神ヌルだのゼノファージだのコーデックスだのと言った頭がクラクラする様な新設定によって、その分ストーリーの面白さが増したのというと全くそんな事は無い。だって、邪神ヌル様は特に何にもしないんだもん。
「貴様らを皆殺しにしてやる…」って、言葉だけかお前はぁっ!!どうせそこから出られないんだから、思わせぶりな事なんか言わずに黙ってジッとしとけッ!!
とどのつまり、何が一番悪いのかと言うと、ユニバースありきで映画を作ってしまっているという点。何でヌルがヌルッと出てきただけで何もしなかったのかと言えば、それは今後のユニバース内で彼を敵として扱う為でしょう。つまり、今作は今後の作品のための布石にすぎないという訳です。
本当にこの作品を面白いものにしようと思うのであれば、前振りなんか吹っ飛ばしてヌルをヌルッと登場させれば良い。『スーパーマンII 冒険篇』(1980)のゾッド将軍みたいに「宇宙で水爆を爆発させたら最強の敵の封印が解けてしまった!!どうしよう…😨」とか、この程度の展開でもアメコミ観に来る観客は納得するんだからさ。ちまちませずに大胆にガバッと行けガバッと。
そもそも「一番美味しいものは後に取っておく」という姿勢は客をバカにしてますよね。だって興行的に失敗すればその後なんてないんだから。実際、このSSUだって度重なる失敗により今後の予定は全て白紙になってしまった。今後ヌルがヌルッと現れる可能性は、現状限りなく0に近い訳です。
勿体付けずにヴェノムvsヌルを描いておきゃ、このユニバース自体が“ラストダンス“にならずに済んだのかもねぇ…。
それを差し置いても、今回の脚本は酷い。これまでが特別良かった訳ではないが、それにしたってこれは酷い。
まず第一に、新たな登場キャラを増やしすぎ。今作はエディ&ヴェノム、エリア51の科学者、軍人、ヒッピー家族という4つの視点から物語が進行していく訳だが、このうちエディヴェノ以外は全員が新キャラクター。科学者チームのトラウマとか葛藤とかを見させられても、こっちとしては何の思い入れもないから「ふぅん。で?」という感想以外が出てくる筈もない。
クライマックスはそんな各陣営のキャラクターが勢揃いしてすったもんだの大乱闘が繰り広げられる訳だが、はっきり言って「知らないクラスの同窓会に紛れ込んでしまった」という感じの気まずさと白けが画面に満ちて居る。監督はヴェノム軍団vsゼノファージで観客ブチ上げッ!になるとでも思ったのだろうか。全然知らない人たちに全然知らないシンビオートがくっ付いて全然知らないヴェノムになって全然知らないモンスターと闘う…って、それで盛り上がる訳ねーだろっ💢
第二に、ヒーローに自発的な意志や行動が見られない。
SSU第3作『マダム・ウェブ』(2024)が「美女がテンパる映画」なのだとしたら、本作は「オッサンがテンパる映画」。映画はエディ・ブロックのあたふたに始まりあたふたに終わる。
確かに、キャラクターがテンパる様というのは傍目に見ると面白い。それが深刻であればあるほど、その面白さがより一層高まるというのは映画の基本的なルールである。
しかし、これは一応「アメコミヒーロー映画」というジャンルの作品なのです。何故人がスーパーヒーローに夢中になるかというと、それは彼らが危機や困難を前にしても逃げ出す事なく立ち向かうから。その過程でどんなにテンパっていても、最後は覚悟を決めて強大な敵に相対さなければ、スーパーヒーロー映画としては失格である。
その点、本作は最後の最後までヴェノムとエディがただの「災難に巻き込まれてしまった人」に終始してしまっている。降り掛かる火の粉を払い除けるばかりで、自発的に強敵に飛び込んで行くという覚悟や気概が描き込まれていないのである。これをスーパーヒーロー映画と呼ぶ事は出来ない。『マダム・ウェブ』のキャシー姐さんを見習いなさい!人を救うためなら轢き逃げも辞さないんだぞあの人は!!
第三に、安いお涙頂戴演出。
ついに来てしまったエディとヴェノムの別れ。エディを守るため自ら強酸噴射装置の中に入るヴェノムの姿はさながら『ターミネーター2』(1991)の様で、彼の立派な最期には涙が止まりません…😭
なんてなる訳ねーだろっ!!何だその都合の良すぎる強酸装置は!!何でそんなもんが屋外にポテチンと置いてあるんだっつーの。大体、ヴェノムはなんであれが何でも溶かす激ヤバマシーンである事を知ってたんすかね?本当に、このクライマックスには何から何まで興醒め。こんなご都合主義では子供すら騙せません。
大体、ヴェノムのお漏らしを軍が採取していたのは復活させる為のフラグでしょ?こんなん絶対生きてるじゃん。人気キャラだから簡単には死なせられないというのはわかるが、だったら最初から殺すなっつーの。まぁアメコミの「死亡確認」=「生存確認」というのは今に始まった事じゃないんだけどさ。
監督/脚本はケリー・マーセル。彼女は『ヴェノム』(2018)では複数人いる脚本家の1人としてクレジットされていたが、続く『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)では単独で脚本を手掛けた。今回は監督にまで抜擢されているのだから、一段一段着実にステップアップしてきている様が伺える。
正直、何故マーセル監督がそこまで重宝されているのか前2作の出来を見る限りよく分からなかったりするのだが、実はこの人トム・ハーディのお友達。ビデオ屋でバイトしている時にハーディと知り合い、それ以来の長きに渡る友情で結ばれて居るらしい。つまりこれは物凄いコネ人事だったりするのです。
まぁ今作も興行的には成功している訳だから、このケリー・マーセル重用が完全に悪いという事ではないのだが、もっとアメコミの事を理解している適任者が幾らでも居るんじゃ無いですかね…。
個人的にはSSU最低の作品。これなら世評が最悪の『マダム・ウェブ』の方が、爆笑出来る分だけ100倍マシである。
心なしかトム・ハーディの表情も死んでいた気がする。彼も今回は駄作だと内心思って居たのでは無いだろうか。過去2作品にヒロインとして登場していたミシェル・ウィリアムズが今回出て来ないのも、「こんな作品に付き合っていられるかっ!💢」という態度の表れなのかも知れない。
唯一、カジノでのはしゃぎっぷりにはこのシリーズらしい楽しさがあった。変に気負わず、このくらいのノリとテンションで全編仕上げてくれれば良かったのにねぇ。
※今作に出てきたあの交戦的な軍人さん、どっかで見た事あるな…と思っていたら『ドクター・ストレンジ』(2016)のモルドさんじゃん。MCUにもSSUにも出演するとは、マーベルはこのキウェテル・イジョフォーという役者さんの事がお気に入りな様子。だったらもっと良い役用意してあげろよ!と思わん事もないが…。
さよならは別れの言葉じゃない。また会おうぜ、相棒(ヴェノム)!
1作目公開時はマーベル最凶ヴィランのフレーズだったが、今ではすっかり愛されキャラになった僕らのヴェノム。
いよいよシリーズもラスト…らしい。
喧嘩するほど仲がいい相思相愛のエディとの関係は…?
ヴェノムはどんなフィナーレを迎えるのか…?
もしこれを見なかったら喰っちまうぜ! byヴェノム
前作のラストで“あちら”とのマルチバースを匂わせたが(実際話は進められていたそうだが実現に至らず)、こちらへ戻ってくるなりマルチバースをディスるヴェノム。エディは二日酔いみたいな状態。
メキシコにいる二人だが、窮地。
カーネイジとの激闘、マリガン刑事の死の関与で追われる身。
身の潔白を晴らす為、頼れる知人に会いにNYへ。
二人を追うのは警察だけではなかった…。
かのエリア51。その地下深くに、地球に飛来したシンビオートを研究する極秘施設がある。
未知なるシンビオートの生態に興味尽きぬペイン博士と、施設の責任者であるストリックランド将軍。
ストリックランドはある理由からエディとヴェノムを追っていた。
遥か宇宙の果て。闇の牢獄にシンビオートの創造主“ヌル”が囚われている。復活の為にあるものを探し求めている。
それは“コーデックス”と呼ばれ、シンビオートが寄生した宿主が一度死んで蘇生した時に生成される未知なる力。
それをヴェノムが持っている。かつてライオットと対しエディが一度命を落としヴェノムが蘇生させた時に。
コーデックスを手に入れる為、ヌルはシンビオートハンターの怪物“ゼノファージ”を送り込む。
その脅威をマリガンに寄生したシンビオートから聞いたストリックランド。
唯一の対する方法は、コーデックスを持つシンビオートか宿主、どちらかを殺さねばならない。つまり、エディかヴェノムか。
エディとヴェノムの命運。
ストリックランドの追跡。
ヌルの復活。
三つ巴の行方は…?
メキシコからNYへ。
トム・クルーズばりに飛行機にしがみついたり、UFOマニア一家にヒッチハイクさせて貰ったり、前2作とちょい趣向を変えてロードムービーの装い。バディ×ロードムービーは鉄板。
トム・ハーディの一人二役、エディとヴェノムの掛け合いも名人芸。
『ドクター・ストレンジ』からキウェテル・イジョフォー、『アメイジング・スパイダーマン』からリス・エヴァンスがマルチバース出演?…と、つい思ってしまうキャスティング。
VFXアクションもふんだんに。
馬や魚やカエルに寄生したヴェノムの変身ビジュアルも見もの。(馬ヴェノムで疾走するシーンに掛かるQueenの楽曲が最高!)
マルチバースで複雑化した昨今のアメコミに乗らず、僕らのヴェノムは今回も気軽に楽しめるエンタメ。
…しかし、これで“ラストダンス”かと思うとちょっと物足りなかったり、全体的に雑だった気もする。
まず、シンビオートの創造主とかコーデックスとか、オンパレードのニューワードが唐突過ぎ。
シンビオートの創造主なんて今まで一度も話に出て来てなかったのに、そんなん居たの?
コーデックスの設定も然り。何か強引後付けなご都合主義。
シンビオート研究施設も突然。
にしてもストリックランドもペイン博士もシンビオートの創造主やコーデックスなど未知の事をよくすんなり受け入れ、把握出来たもんだ。
前2作で少しでも触れていたら鮮やかな伏線になっていただろうに…。突然生まれたであろう展開や設定だから仕方ないか…。毎度の事ながら話は決して褒められた出来じゃない。
物足りなかったのは敵も。
超速、怪力、不死身のゼノファージは怪獣みたいな造型でそれは良し。
しかし…、最後もゼノファージと闘うだけ。てっきりヌルが何らかの方法で復活し、壮絶なラストバトルが繰り広げられると思っていたら…。
ヌルの復活を阻止する攻防。だから幸か不幸か、サノスとの激闘のような最高の盛り上がりには欠けてしまった。
敵のインパクトは前作のカーネイジがシリーズでは一番だったかな…。
今回ミシェル・ウィリアムズ不在なのも個人的に残念。
代わりにペイン博士がヒロインポジションなのだが、印象に欠ける。
そのペイン博士も同僚も最後一時的にシンビオートの宿主となって闘うが、何だかここも説明皆無で置いてきぼり感半端ない。
…などなど。
最後なのにちと難点不満点多くなってしまったが、本作の一番のハイライトは、エディとヴェノムの運命。
どちらかが死なない限り、コーデックスは消えない。それはつまり、ずっとヌルの脅威に見舞われる。
まあ何となく予想していたとは言え、二人の別れのシーンは胸熱くなるものもある。
二人一緒になってから、嫌な事もあった。うんざりする事もあった。イライラ怒り爆発大喧嘩する事もあった。
が、最強の相棒で最高の友だった。
居なくなって分かるその存在…。
さよならは言わない。別れの言葉じゃないから。
だろ、相棒?
本当にそうなるかも…?
EDオマケ映像に復活を諦めないヌルと、ある生き物に一部が寄生して…?
何だかんだ続く…?
その時はまた暴れようぜ、相棒(ヴェノム)!
本当にこれで終わり?
ヴェノム1がとても面白くて、一気に3部作を通して鑑賞しました。何度もラスボスの存在を匂わせながら、手下のトカゲに苦戦して相討ちで終幕はあまりに呆気ないと感じた。
たかが酸で倒せるならそういう武器を作れよとも思った。
良い点としては、2人の友情の深さやチェンとの再会、シンビオートたちの共闘は胸熱でした。
続編があるなら是非観たい、というか絶対に作ってほしい。
人間臭いヴェノム
ライトな感覚をそのままにヴェノムとの関係性を終える物語。
ただ唐突すぎるビラン(アメコミとかは読んでない)のため、そんな関係があったのかぁ⁉︎と驚かされた。
この初期設定を持ってくるならシリーズ2作の中で小出しにして欲しかった。
シリーズ毎に人間臭くなるヴェノムやアクションも前作より派手になった点は楽しめたし、ヴェノムの馬へ憑依する多様性も面白かった。
もっと別のものに憑依しても楽しめた様に思えた。
シリーズ最後が一番駄作
マーベルはほとんど見てませんが、無印は珍しいダークヒーローモノということで見て、エディとヴェノムの掛け合いや絆を深めていく過程、本体がスライムなことを活かしたアクションが新鮮で素直に面白かったです。
それが新作出るたびにつまらなくなっていくとは…思わなんだ…(2はエンディングだけ好き)
2のときもそうでしたが、CGがシンドいのか2時間未満で納めるせいで話がテンポよく進むのは良いけど、話が薄すぎてつまらない。
ぽっと出のラスボス(ほぼ出ない)、露骨に姿晒してるのに世界に認知されない影薄い敵、登場意義が分からない上に絡み方が中途半端な家族、兄さんが死んだからなんなのな博士等登場人物だけでもいくらでも文句がでてくる。
展開も言わずもがな…
創作なので非合理なところが生まれるのは当たり前ですが、それにしたってツッコミどころがありすぎる。
B級映画なら許しますけど天下のマーベルですよね?
しかも今回は明るい場面が多いせいかCGが浮いてるように見えるときも多々あった。
核爆発というか酸の爆発でもゴキブリは生きることができるのだろうが、今作はもうここで終わっておいた方が良いと思いました。
エンドロール
終わった後にあれを見せられたら続くのか!??と期待してしまう。
始めはタイトルどおりこれでラストなんだと思って観てたので、最後だとしても、あの終わり方はとてもワクワクしました。
タイトルなし(ネタバレ)
完全体になると敵にバレるという今作の設定から、なかなか満足のできる戦いができないままだった感。
シンビオートがいっぱい出てきて味方してくれるのは胸熱ではありつつ、突然すぎるという印象だった。
エディって泥臭いキャラクターだと思ってたので、ニューヨークでの爽やかというか、それこそ憑き物が落ちた……悲しいけど前を向こう、みたいな終わりはちょっと意外。マーベル映画なのでエンディングまでだれも劇場を出なかったけど、でもその最後に流れた映像も、あ、こういう感じ……という……
ヴェノム単独映画の三作目。しかも一度バディものとして安定してしまったから、盛り上げ続けるのも難しいのだなと感じた。
ラスト…?
1作目から映画館で鑑賞しているが、一貫してダークヒーロー要素を押し出しているが安定のバディ物。
見どころは2人の絆。
今回も最終作としてより深い関係になった2人のやりとり、そして別れが評価ポイント。
後のアクションはツッコミ所も多く、ストーリーも目新しい事はなく予想通りに進む。
だがそこを気にしなければ普通に楽しめる作品。
続編というか、新シリーズも匂わせる映像で次があっても観たい。
話はよくわからないけど絆はわかる
今回のヴェノさんは人類に対してストレートに親愛の情を告げるシーンが多く
前2作含んだ最後の思い出回想シーンとかホントに切ない
チェンさんとヴェノムが踊るシーンはコミカルなシーンですが
チェンさんはヴェノムを少しも怖がらず、触手で抱えあげられても驚く様子も無く安心して身を任せ、ヴェノムも、自分に比べれば大分脆いチェンさんの体に無理なく負担をかけずに、本当にただの友達としてダンスを楽しんでいるのだと思うと凄く美しいシーンだと思いました
最後本当にエディーとはお別れしてしまったんだなと思うと、綺麗に終わったとは思いますがヴェノムには自由の女神見せてあげたかった😫
と、思ったら最後何か続く雰囲気出してきたので驚きました。
つづくんかーい🤪
タイトルなし(ネタバレ)
う〜〜〜ん……ヴェノムってこんなにつまらなかったか???最終作にしては大分残念な感じだった。エディとヴェノムのイチャイチャ?逃避行もっと観たかったしラスボス:ヌルとの壮大なバトルがあるのかと期待して観れば闘っていたのはほぼ手下という…ヤバイ相手なのは分かるがもっと何かしらの絡みが欲しかった感。突然出てきたヴェノムの持つコーデックス=鍵設定にもポカーン…だったし。シンビオート総結集のバトルもなんか薄かった…そんな簡単に人間守ったりするの???単体じゃどうにも出来ないからか…??それに今回の登場キャラもなんかなぁ…という感じだった。研究者達はまぁいいとしても横入りしてきたあのファミリーは…何???笑 正直要るのかなぁ…と思った。ラストはエディだけが生き残るエンドだったけどこれもあんまり意外性がないというか…どうせなら心中エンドでも良かったかな〜〜〜笑
全体的に観てももうちょっと内容練って欲しかったです。
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