「結局ヴェノムの何が「最悪」だったのか」ヴェノム ザ・ラストダンス 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
結局ヴェノムの何が「最悪」だったのか
クリックして本文を読む
映画版のヴェノムは、ヤバい見た目と、人の頭を食うという嗜好性に反して、どうにも残虐さが足りないなぁと一作目から感じていたのですが、とうとう最後までそう感じたまま終わってしまいました。というか本作に至っては普通に正義の味方状態…
性格もちょっと幼稚なクソガキ、くらいの印象で…
他のキャラの描写もかなり薄く、特に将軍のペラペラさときたら…
部下を私人殺害ミッションに送り込んで、逆に殺されて、それを逆恨みしまくって私情に走るって…え、あんたどうやってそんなんで将軍にまで…
邪神ヌルは原作コミックではサノスに匹敵する超強大ヴィランらしく、さすがに簡単に倒されることはないだろうとは思ってましたが、だからって顔見せに終始ってのはいくらなんでも…ねぇ…
ヴェノムが持つ鍵も、なんで今になってヴェノムだけが持ち得たのかが全然説得力ないし…なんかたまたま持っちゃいました、みたいな…
最終章と言いつつ邪神ヌルを出してきたあたり、トム・ハーディではなくなるにしてもシンビオートのキャラクターはなんらかの形で続投するのでしょうが…
うーん、期待しづらい。
コメントする