ヴェノム ザ・ラストダンスのレビュー・感想・評価
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これで終わりか………
IMAX先行上映で鑑賞。
全体的に急ぎ足でしたが、無事に3部作を締め括れてよかったと思える作品でした。
ラストダンスに相応しいアクションがてんこ盛りで、大自然や研究施設などで繰り広げられる戦いに興奮しました(一部シーンでは画角が縦に広がって迫力が増していました)。終盤ではシンビオートの仲間たちも加わり、エンドゲームのような大集合バトルになって凄かったです。
そして何よりも感動したのは、ヴェノムとエディの絆でした。今回もエディは相変わらずヴェノムに振り回されており、特にヴェノムがスロットを楽しむ光景はどこか笑える場面になっていました。さらに、過去の回想シーンでは2人(?)が過ごしてきた時間が尊いものに感じ、それも相まって最後の別れでは涙が止まりませんでした。たとえ相棒を失ったとしても、その存在は消えることなく残り続ける宝物になることを痛感しました。
惜しかった点としては、ヌルの存在感が薄かったことです。予告編で強調されていた割には、手下のシンビオートハンターに命令する程度に留まっていたのが勿体なかったです。ポストクレジットシーンより別作品に持ち越しているように見えましたが、せめて少しだけでも復活してヴェノムたちと戦って欲しかったなと思いました。
完結編だとわかっても、観終わった後はどこか寂しくなりました。それでも、マーベルは安定の面白さがあると実感できました。
設定がガバガバすぎる。
総評:二度と見ることのない、シリーズ最大の駄作。
・完全体じゃないと感知できないポンコツ追っ手が雑魚すぎる。だったらもうずっと擬態しておけばいいだけでは…と思ったけど、制作陣のご都合主義によって何度もバレる展開は失笑しか出ない。
・無駄に新規キャラや設定を増やしたせいで終始ゴチャゴチャしていた印象。(博士や宇宙人信仰ファミリー等)そしてその試みは、どのキャラにも思い入れはないので何のメリットにもなっていない。
・追っ手がきてる(しかも強敵)とわかっているのに、ダンスを我慢できないっていう意味不明な理由で完全体になって即バレてるのがご都合主義すぎるしヴェノムがアホすぎて萎える。
・終盤、いろんなシンビオートが暴れるお祭り展開があるが、どのシンビオートも人間といとも簡単に共生していたのだが…難しいことなんじゃなかったっけ?
・黒人が秒で改心したけど、だったらそこまでの反抗する件いらなかったよね。とにかく無駄な設定と無駄なシーンが多すぎ。
・追っ手の化け物、最初のシーンで何匹も転送されてたけど、後半のでんわで呼ばれるシーンまで何してたの?なんで最初からでんわしなかったの?一気に襲えば簡単にコーデックス奪えてたよね?
・オチが打ち切りレベルの適当さ。BGMの演出も相当滑ってた。
なんて最後だ
これまでのヴェノム映画を観てきて、
今回も期待が高まる中鑑賞したが、
最後はひどいものだった。
アクションや設定はよく、これぞマーベル映画という感じだったが後半で
ボスというほど大きい存在でもない敵を
相手にヴェノムが自分を犠牲にして倒していたが、これまでのヴェノムを観てきた身からすると「?」というかあまり好印象とは思えない脚本。結局それでヴェノムが生きてる伏線は無く(最後の最後であったかも?)、誰がどう見ても「ここは伏線張るべきでしょ」というところには過去作のヴェノム登場シーンを切り貼りしたシーン。
最後何かしらわかりやすい伏線さえあれば3.5なり4なりは評価できていたが、これは酷すぎる。こうなったら続編を作ってほしい。
完全な駄作
2作目を観て惚れ込んで英語版の漫画を読んだりスパイダーマン映画を全部観たりした人間ですが、失望した。本当に酷い。いいところはCGのみ。
なにこれ?笑
元々シリーズ通して痒いところに手が届かないような脚本の悪さはあった。
一つの映画として完成させる気概が感じられない作りで、作中で説明できない膨大なキャラ設定を削る事が出来ず、散らかった要素を突っ込むから纏まり悪く脚本を汚していた。
それでもエディとヴェノムの関係性やキャラ作りはとても良く、ノイズを除けば脚本の骨は面白かった。
しかし今作は脚本の骨がない。
映画1本の起承転結の中で出来ることは限られているのに全く絞れていない。
制作背景について何も知らないのだが、今作は多数の人間が脚本に口出しをして利権や内部政治なんかで忖度しまくった結果、脚本が散開しヤケクソで世に出した代物なんじゃないだろうか?笑
どうだろう?こう考えてしまうくらい酷い
本当にこれを面白いと思って世に出したとは思いたくない。
色々酷いがこれだけは言いたい。中華系のおばちゃんとカジノで踊るシーンはマジで面白いと思ったのか?この作品に必要だと思った???何を見せられてんねん????映画館出ようかと思ったよ。
残念だ。本当に。
ラストダンスには物足りない
異色のバディ映画
死が二人を分つまで
原題
Venom: The Last Dance
感想
ジャーナリストのエディと宇宙共生生物の寄生によって誕生したダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズの第3弾!
<俺たち2人>でいることが、世界を破滅に導く。
ヴェノムに隠された秘密を知る、無の神にして世界の破壊者ヌルが、2人を分かつ最大最凶の敵として登場!
普通に楽しめました!
エディとヴェノムは最高コンビですし、動物に寄生するヴェノムカッコいいですし、終盤の色んなシンビオートとゼノファージが対峙するところは見応えありだと思います。
特にクリスマス扮する深緑色のシンビオートは痺れました!
紫色のシンビオートはここでの登場!?笑
なんかペイン博士微妙でしたね…。
ラストは自己犠牲でヴェノムがゼノファージを道ずれで溶けて死ぬんですがこれで完結するんですかね?笑
ってかゼノファージ強すぎ笑
ヌルはなんかごちゃごちゃ言ってたし、ポストクレジットはゴキブリ…笑
ってかエンドロール長すぎでした笑
またエディとヴェノムのコンビが見られる日が来るんでしょうかね〜
※さよならは別れじゃない
※決して忘れないよ相棒
エリア51から55へ・・・つまりイチローから松井へ
マリガン刑事は死んだことにされていたが、実はシンビオートが乗り移っていたため研究材料とされていた。辛い。こんな実験されるなんて・・・帰りたい・・・ET phone homeだ。そんなエリア55で研究しているテディ・ペイン先生もトラウマがあった。相手の男の子はロズウェル事件のTシャツ着てたし、何かと宇宙人に対する憧憬や恐怖が入り混じるストーリー。IT関係の仕事も辞め、家族で閉鎖される予定のエリア51へと旅行するマーティンの一家もなかなか良かった。
話がかなり複雑になっているのは否めない。宇宙が誕生する前から存在し、シンビオートの想像主でもある“ヌル”。なぜかヴェノムが持つコーデックスを狙っているのだが、ヴェノムとエディが完全に一体化したときのみに現われるという。そんなコーデックスは一度死んだことがある場合にだけ生まれる。はっ、俺一度死んだっけか・・・てな感じの。クライマックスでもいくつものシンビオートが研究員たちを宿主としてヴェノム化して襲ってくるゼノファージと戦うのだが、これがまた凄い。特に“クリスマス”と融合したキャラがカッコいい!
ラスベガスではミセス・チェンと再開して踊りまくったりするし、マーティンたちとの旅で「スペース・オディティ」を合唱したりもする。ヴェノムって歌もダンスも好きなんですね♪そして、『E.T.』をはじめとした様々な映画タイトルも語られているのが嬉しいところです。
冒頭のメキシコのシーンではいきなりバーテンダーが変わり、マルチバースをほのめかしていたけど、やはり『スパイダーマン』を意識したのでしょうね。前作でもアニメ版のスパイディが出てきたし、シンビオートもヴェノムもどこかでマルチバース化して登場する布石なのでしょうか。ポストクレジットでバーテンダーがゴキブリしか残っていない世界に放り出されたのもこれでしょうね。もう、サヨナラじゃないんだから・・・「セーラー服と機関銃」とか薬師丸ひろ子が登場してきたら満点にしてもいいぞ!
2025 48本目
全編エディの情けない姿とそのヒーローっぷりにやられる
全編通してエディの情けない姿が笑えるんだよね。
あのなんとも惨めな歩き方とか、汚い格好とか笑
でも途中タキシード姿になると急にカッコよくなるからさすが役者だなあと思った。
で、その惨めさに対してのヴェノムのヒーローっぷりとのギャップにすっごいスカッとさせられる。
話自体はマーベルは新しい取り組みをする気は全く無さそうな、宇宙最強の敵が〜で、またそれ?って感じだけどさ、その辺はマーベルはそういうもんだという前提で見るしかないので諦めだけど。
今回ヌルの生み出した怪物が強すぎて人間は疎かシンビオートも全く歯が立たないので結構緊迫感はあった。どうやって倒すかは最初のエリア解体シーンでああ、これで倒すのねって最初からわかる演出でつまらなかったけど。
なんか続編ある終わり方してるのにヴェノムが死ぬって終わりはすごいやだね。
死んだやつが生き返るとかもう、このドラマでは死は終わりじゃないってなるとピンチがピンチに見えなくなるんよ。死んで生き返っていいのはゾンビだけ。
しかしそこまでアクションはないんだけど、ヴェノムの能天気さが面白くてエディが惨めなのでそのコミカルさがアクション少なめでも面白く感じたかな。評価だいぶ低いのでちょっとびっくりしたけど。
続編やったら見るけどいつやるのかなあ?
これで終わりなの?
ラストダンスは私に。 続編ありきで映画を作らず、まずは目の前の一本に集中して欲しい…🌀
“親愛なる隣人“スパイダーマンの世界を拡張するダークヒーロー映画「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の第5作にして、スパイダーマンの宿敵“ヴェノム“を主人公に据えた『ヴェノム』シリーズの第3作。
メキシコのバーで飲んだくれていたエディは、自身がマリガン刑事殺害の容疑で指名手配されている事を知り、汚名を晴らす為一路NYへ。しかし、その道中で謎のモンスターに襲われる。彼らは邪神“ヌル“の僕であり、ヴェノムが持つ“コーデックス“と呼ばれる鍵を奪い取ろうと付け狙っていたのである。こうして、エディとヴェノムの逃避行が始まった…。
◯キャスト
エディ・ブロック/ヴェノム…トム・ハーディ(兼製作/原案)。
SSUの柱であった『ヴェノム』シリーズもこれにて完結。結局このシリーズって何だったんでしょう?スパイダーマンと出逢うことすらしないとは…。何のためにMCUの世界線に行ったんだお前ら😅
「シリーズの3作目は駄作になる」というジンクスは今作にもしっかりと当てはまっている。
このシリーズはエディとヴェノムのブラザーフッド感を楽しむものだったと思うのだが、壮大な設定を追加してしまった結果、本来の持ち味であるお気軽なスナック感覚が消え失せてしまった。
では、邪神ヌルだのゼノファージだのコーデックスだのと言った頭がクラクラする様な新設定によって、その分ストーリーの面白さが増したのというと全くそんな事は無い。だって、邪神ヌル様は特に何にもしないんだもん。
「貴様らを皆殺しにしてやる…」って、言葉だけかお前はぁっ!!どうせそこから出られないんだから、思わせぶりな事なんか言わずに黙ってジッとしとけッ!!
とどのつまり、何が一番悪いのかと言うと、ユニバースありきで映画を作ってしまっているという点。何でヌルがヌルッと出てきただけで何もしなかったのかと言えば、それは今後のユニバース内で彼を敵として扱う為でしょう。つまり、今作は今後の作品のための布石にすぎないという訳です。
本当にこの作品を面白いものにしようと思うのであれば、前振りなんか吹っ飛ばしてヌルをヌルッと登場させれば良い。『スーパーマンII 冒険篇』(1980)のゾッド将軍みたいに「宇宙で水爆を爆発させたら最強の敵の封印が解けてしまった!!どうしよう…😨」とか、この程度の展開でもアメコミ観に来る観客は納得するんだからさ。ちまちませずに大胆にガバッと行けガバッと。
そもそも「一番美味しいものは後に取っておく」という姿勢は客をバカにしてますよね。だって興行的に失敗すればその後なんてないんだから。実際、このSSUだって度重なる失敗により今後の予定は全て白紙になってしまった。今後ヌルがヌルッと現れる可能性は、現状限りなく0に近い訳です。
勿体付けずにヴェノムvsヌルを描いておきゃ、このユニバース自体が“ラストダンス“にならずに済んだのかもねぇ…。
それを差し置いても、今回の脚本は酷い。これまでが特別良かった訳ではないが、それにしたってこれは酷い。
まず第一に、新たな登場キャラを増やしすぎ。今作はエディ&ヴェノム、エリア51の科学者、軍人、ヒッピー家族という4つの視点から物語が進行していく訳だが、このうちエディヴェノ以外は全員が新キャラクター。科学者チームのトラウマとか葛藤とかを見させられても、こっちとしては何の思い入れもないから「ふぅん。で?」という感想以外が出てくる筈もない。
クライマックスはそんな各陣営のキャラクターが勢揃いしてすったもんだの大乱闘が繰り広げられる訳だが、はっきり言って「知らないクラスの同窓会に紛れ込んでしまった」という感じの気まずさと白けが画面に満ちて居る。監督はヴェノム軍団vsゼノファージで観客ブチ上げッ!になるとでも思ったのだろうか。全然知らない人たちに全然知らないシンビオートがくっ付いて全然知らないヴェノムになって全然知らないモンスターと闘う…って、それで盛り上がる訳ねーだろっ💢
第二に、ヒーローに自発的な意志や行動が見られない。
SSU第3作『マダム・ウェブ』(2024)が「美女がテンパる映画」なのだとしたら、本作は「オッサンがテンパる映画」。映画はエディ・ブロックのあたふたに始まりあたふたに終わる。
確かに、キャラクターがテンパる様というのは傍目に見ると面白い。それが深刻であればあるほど、その面白さがより一層高まるというのは映画の基本的なルールである。
しかし、これは一応「アメコミヒーロー映画」というジャンルの作品なのです。何故人がスーパーヒーローに夢中になるかというと、それは彼らが危機や困難を前にしても逃げ出す事なく立ち向かうから。その過程でどんなにテンパっていても、最後は覚悟を決めて強大な敵に相対さなければ、スーパーヒーロー映画としては失格である。
その点、本作は最後の最後までヴェノムとエディがただの「災難に巻き込まれてしまった人」に終始してしまっている。降り掛かる火の粉を払い除けるばかりで、自発的に強敵に飛び込んで行くという覚悟や気概が描き込まれていないのである。これをスーパーヒーロー映画と呼ぶ事は出来ない。『マダム・ウェブ』のキャシー姐さんを見習いなさい!人を救うためなら轢き逃げも辞さないんだぞあの人は!!
第三に、安いお涙頂戴演出。
ついに来てしまったエディとヴェノムの別れ。エディを守るため自ら強酸噴射装置の中に入るヴェノムの姿はさながら『ターミネーター2』(1991)の様で、彼の立派な最期には涙が止まりません…😭
なんてなる訳ねーだろっ!!何だその都合の良すぎる強酸装置は!!何でそんなもんが屋外にポテチンと置いてあるんだっつーの。大体、ヴェノムはなんであれが何でも溶かす激ヤバマシーンである事を知ってたんすかね?本当に、このクライマックスには何から何まで興醒め。こんなご都合主義では子供すら騙せません。
大体、ヴェノムのお漏らしを軍が採取していたのは復活させる為のフラグでしょ?こんなん絶対生きてるじゃん。人気キャラだから簡単には死なせられないというのはわかるが、だったら最初から殺すなっつーの。まぁアメコミの「死亡確認」=「生存確認」というのは今に始まった事じゃないんだけどさ。
監督/脚本はケリー・マーセル。彼女は『ヴェノム』(2018)では複数人いる脚本家の1人としてクレジットされていたが、続く『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)では単独で脚本を手掛けた。今回は監督にまで抜擢されているのだから、一段一段着実にステップアップしてきている様が伺える。
正直、何故マーセル監督がそこまで重宝されているのか前2作の出来を見る限りよく分からなかったりするのだが、実はこの人トム・ハーディのお友達。ビデオ屋でバイトしている時にハーディと知り合い、それ以来の長きに渡る友情で結ばれて居るらしい。つまりこれは物凄いコネ人事だったりするのです。
まぁ今作も興行的には成功している訳だから、このケリー・マーセル重用が完全に悪いという事ではないのだが、もっとアメコミの事を理解している適任者が幾らでも居るんじゃ無いですかね…。
個人的にはSSU最低の作品。これなら世評が最悪の『マダム・ウェブ』の方が、爆笑出来る分だけ100倍マシである。
心なしかトム・ハーディの表情も死んでいた気がする。彼も今回は駄作だと内心思って居たのでは無いだろうか。過去2作品にヒロインとして登場していたミシェル・ウィリアムズが今回出て来ないのも、「こんな作品に付き合っていられるかっ!💢」という態度の表れなのかも知れない。
唯一、カジノでのはしゃぎっぷりにはこのシリーズらしい楽しさがあった。変に気負わず、このくらいのノリとテンションで全編仕上げてくれれば良かったのにねぇ。
※今作に出てきたあの交戦的な軍人さん、どっかで見た事あるな…と思っていたら『ドクター・ストレンジ』(2016)のモルドさんじゃん。MCUにもSSUにも出演するとは、マーベルはこのキウェテル・イジョフォーという役者さんの事がお気に入りな様子。だったらもっと良い役用意してあげろよ!と思わん事もないが…。
コンパクトにしたことで生まれた小粒感
ヴェノムシリーズは多様性の存在だけではなくて、その先の「融和」についての作品だったと思う。全く違う生命体であるエディとヴェノムが一つの体にいることが最も象徴的だろう。
一方で、価値観を異にするもの同士の融和と反する対立も描いてきた。このバランスがヴェノムシリーズの魅力だったかと思う。まあ、アメコミのアクション映画なので、そんなことはどうでもいいといえばどうでもいいのだが。
本作は、異文化交流の果て結ばれた夫婦が死別するかのような物語である。
エディとヴェノムの時間は1年ほどであったし、最期まで息を合わせることもできなかったが、互いに同じ価値観にすり合わせることが融和ではないことも示した。
全く違う存在だとしても互いを認め合うことこそ多様性の世の中においての融和なのだ。
今回はエディの地元ではなかったのでチェンさんはさすがに出ないかと思っていたけれど、思わぬ形で(少々強引に)出てきてくれて何か嬉しくなった。シリーズ通して出ている人がチェンさんとエディしかいないからね。エディの事情を知っている人という意味でもチェンさんは貴重。多様性の大事なピースでもある。
あとはなんだろう。物語のスケールに対して尺が短かったような気がして大作の風格は失われてしまった気はした。
アクション映画でよくあるファーストミッション。作品冒頭に小さな出来事を見せるアレ。そのファーストミッションが引き伸ばされたような感覚の作品だった。
つまり、何か少々小粒感を感じる。
それでも最低限の笑いと大団円で、綺麗に締めくくれたのではないかと思う。
絶賛することは出来ないが及第点はあげていい。
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