ボルテスV レガシーのレビュー・感想・評価
全154件中、41~60件目を表示
私はいまひとつはまらず
アニメ版はかすかに覚えている程度でしたがその世代であるのと、フィリピン人の先生のオンライン英会話を受講しているので、そのあたりの興味で観ました。特撮はよくできているように思いましたし、アニメ版をよく覚えている方ははまるかなと思いましたが、私は乗り切れませんでした。パシフィック・リムもあまりはまらなかったのでそういうことなのかも。アニメロボットものは好きなのですが。
大真面目
レガシーには「遺産」や「伝統」「次の世代に受け継がれるもの」という意味があるらしい。
ボルテスVが超絶カッコ良かった。
YouTubeで流れているものもあったので、既視感は否めないのだが、それでも大スクリーンに映し出されるボルテスVの迫力といったら至福である。
ツッコミどころはめっちゃある。
あるにはあるが、それを補ってありあまる情熱がある。演者は皆、大真面目だ。
元がロボットアニメなので赤面する台詞やシチュエーションもあるのに果敢に向かっていく。
フィリピンでの熱狂ぶりが窺える要素でもあった。
とにかく、主役機「ボルテスV」の書き込みが半端ない。冒頭にあるVフォーメーションからの合体シーンなんか、思わず「おおぉっ!」と声が漏れる。
痺れた。
コレだけでも充分、元が取れる程のクオリティだ。
戦闘シーンもカッコいいし、天空剣はもう、テンション爆上がりだ!
格闘シーンがふんだんにあって、あんなに殴ってたっけと疑問にも思うのだけど、敵を睨み付け拳を握り込むボルテスVは掛け値なしにカッコいい!
ドラマパートのショボさなんかも粉砕してくれる。
この作品を見ながらに思うのは、日本のロボットアニメの未来だった。
いっぱいある。
ストックは山のようにあるのだ。
コンバトラーVとかダイターン3とかゴライオンとかライディーンとかダンガードAとか鋼鉄ジーグとかダンクーガとかタツノコシリーズにも巨大ロボットは出てくる。
マジンガーZから連なる巨大ロボットアニメのコンテンツが日本には数多く眠っている。
…後に続いてくれないかなぁ。
あのクオリティでそれらの巨大ロボット達が実写化される未来を想像するとワクワクする。
昭和の少年達を夢中にさせた巨大ロボット達を現代のCGクオリティで映像化してくんないかなぁ。
東映とかパンプレストが主導してやってくんない?
ダメかなあー
世界規模でみたら馬鹿デカいビジネスにもなりそうなんだけどなぁ…国内で作ったらヤマトみたいな事になるから、それは嫌なんだけどさー。
そんな未来が待っているとしたら、本作が残した功績は絶大で…その魁になる本作はまさしくレガシーでレジェンドにもなり得る。
日本のコンテンツを愛と情熱をもって映像化してくれてありがとうーーー!
少年時代に戻ったような気分でした!
最高でしたー!
と、おそらく女子には全く共感されないであろうレビューでしたw
作品への愛をビンビンに感じながらも、無性に歌舞伎が見たくなる
ツッコミどころばかりの90分ではありますが、過剰すぎる作品への愛と必要以上に忠実な原作再現に大変満足してます。
やはり熱血漢・クール・巨漢・ちびっこ・紅一点の5人構成は最高ですね。この構成のルーツってどこにあるんだろう? ガッチャマン?
強いてリクエストをするなら、見栄を切るシーンでのタメが足りない。静から動、動から静のメリハリがないため、せっかくの映像も迫力に欠けます。
このあたりはもしかすると歌舞伎をルーツとする日本独特の感性なのですかね。
久々に歌舞伎や講談といった日本の伝統芸能を摂取したくなりました。
あと主題歌が堀江美都子さんではなかったのはしょうがないとしても、吹き替え版は浅川マキさんテイストだったのは偶然なんですかね? 字幕版も同じ人の歌?
まさかまさかの完結しない終わり方ですが、11月からのドラマ放映があるようなので、つづきはそれに期待します。ありがとうございました。
愛の配分という問題、そして感謝
元になってるフィリピンのオリジナルドラマをYouTubeで全編観てから、封切りで映画も観ました。
「ここで終わるの?」
というのが感想です。
これじゃ、初めて見る人は「?」になっちゃいますね。
日本用に再編集したというから、あえて映画館に行ったのですが、新鮮味はゼロです。
多くの方と同じく、とにかく「冗長」。
と、ここまでは、日本側のプロダクションへの評価。
一方で、
オリジナル制作のフィリピン側には、感謝と敬意しかありません!
私はリアタイで見てた世代ですが、まさか、こんなにデカく成長して、異国から帰ってくるなんて…YouTubeで初めて見たときに涙が出ました。
主題歌を、あえて日本語を歌わせているのは、「オリジナルのパッションを残したいから」と聞いたことがあります。
国民が主権を勝ち取ったあの時代、国民の背中を押したのが、このアニメだったと知りました。
フィリピンの第2の国家と言われるほど、フィリピン国民たちのメンタリティーに深く指している、ボルテスv。
復活させてくれて、そして日本を熱くさせてくれてありがとう。
泣くよ、そりゃ
背後の敵を狙える武器が欲しかったね
魅せ場はパイロットスーツに着替えてからの搭乗シークエンスと合体シーンまで
とにかくまず殴りに行く戦闘シーンはそれほど盛り上がらず特にバイザンガに捕まってから何の反撃も出来無いのはアニメもそうだったけどマリアンヌ博士の特攻に尺を増やしたからとても間延びしてた
せっかく特攻に尺を増やしたなら適当にミサイル撃って特攻じゃなくて効果的な攻撃を喰らわせたので敵のヘイトを取ったから優先的に反撃されて
特攻とかすれば良かったよね
あと説得されるのが嫌で通信切ったなら切ったまま特攻して欲しかった
なんなら日本向けだけでもスカールークに投石するシーンとまとめて編集でカットして欲しかったくらい
ザンドラちゃんテラかわゆす。
日本映画界では不可能な原作の忠実な再現も日本語主題歌も
地球防衛軍の棒立ち演技もアサイラムかと見まがう特撮も
戦闘中は従順だけどプリンス・ザルドスと二人っきりになったら絶対ドSになる
ザンドラちゃんの可愛さで全部許しちゃう。
後、ズールがムロツヨシではなく岡本健一にしか見えなかったのは自分だけ?
大きすぎる愛を実感した。
ようやく見れました。
いやあ凄かったです。初めて見たフィリピン映画でしたけどボルテス愛が無いと作れませんね。
円盤とかドクロ要塞とか若干CGが甘い所もありますが、全体としてかなり良くできていました。
主人公達は英語名でしたが見た目の違和感は無く若干設定も変更がありますが概ねアニメ版のボルテスその物です。
今更ネタバレもなにも無い気もしますが、ほぼアニメ版ボルテスをそのまま実写化したと言って良いでしょう。
日本だとアニメ版と実写版の乖離が激しかったり謎設定変更があったりで微妙な気分にさせられますが、この作品についてはそれが無い、あっても気になるレベルでは無いのでご安心を。
そう言わないといけない日本の現状が悲しくなりますね。
実写化はこう言うので良いんですよ。
名作ほど余計な事はせずに原作にできるだけ忠実で。
特にシナリオは意味不明な謎改変無しでお願いしたい。
あと現地ではTVドラマもやっているらしいので
続きのある終わり方ですね。エンドロールの後にボアザン星に捕まっている父親の映像もあるし続編であと2つ位映画作れそう。
原作に程よく現代の価値観を織り込んだ良作
テンポの悪さを指摘するレビューもありますが、原作の展開を考えたら仕方ないと思いました。原作では主人公の母親がやや冷淡に見えてしまうため、その穴を埋めるための物語を入れた結果だと思います。
最近の風潮では、子供が戦いの最前線に立つ描写はセンシティブなものと扱われますし、多少冗長になってもそのフォローは必要でしょう。
基地内のスタッフがほぼ男女半々の比率になっており、管理職クラスの軍人が女性になっていたりするところに「リメイク」と「模倣」の違いを感じました。
70年代に作られたアニメを今もそっくりそのまま作ったら、価値観が合わずに違和感だらけになっていたでしょう。しっかり再現するところは再現し、加筆すべきところは熟考の上加筆した良作だと思います。
ボルテスVの力強さ、歩く姿に怒りや悲しみまで帯びて見える様子に、まさに「大きすぎる愛」を感じました。日本の子供だった自分が、子供の頃に感じた「かっこいい」が詰まっているように思え、「かっこいい」が国境を超えたことに驚かされました。
あえて残念なところを挙げるとしたら、字幕で見たほうがいいです。
日本生まれの作品のはずなのに残念なことですが、全体的に演技のレベル、そしてセリフの翻訳センスがあまりよくありません。
役者さんの演技と言葉が合っていなくて、非常に間延びした話し方をするな、とたびたび感じます。
MXの再放送でアニメ版偶然予習
悪くない、良かった。
吹き替え版鑑賞。
MXの再放送でアニメ版偶然予習出来てたのが良かったかも、、、結構忠実。
フィリピンの人たちのボルテスVへの愛が半端ないのが解ったかも、、、
最初気付かなかった堀江美都子さんの吹き替え、私自身久々だったかも、、、上手い!健在!劣化感じない。
あと、主題歌だけではなくアニメと同じBGMだったかも、、、そこがイイです!
日本の実写作品キングダムとかアニメのBGMアレンジして使うのダメなのかな?著作権?
24-112
想像以上に再現度が高い
初めはまぁこうなるよね。と見ていたらまぁーロボのクオリティは高い。ロボットものとしてはかなり評価できる。
ストーリーはなんと感動。期待していなかった分かなり楽しめた。
主題歌バックにしての合体シーンがとにかく素晴らしく、これだけでも...
懐かしい
子供のころに見ていたアニメがフィリピンで人気となり、実写映画化となり注目を集めていたので見てみた。
今回はテレビ版の1,2話に当たる部分の日本独自編集での映画化。
フィリピンで1話辺りがどの位の放送時間かは判らないが今回の映画では結構な尺を削ったと見られる。
場面の繋がりでカットする前と後で結構不自然な繋がりと成っている所が多々あった。
CGで作られたボルテスの合体場面や戦闘シーンは結構良かったがボアザン星人側がどうしてもコントに見えてしまってしょうがない。
この続きがテレビで放映するので多分観るであろう。
フィリピン様ー! とてつもない偉業です!!
ボルテスリアタイ世代です。
私は好きを通り越して信者レベルで思い入れがあるので、個人的には☆100かな。
なので今回は映画観賞というより、新たなる伝説をこの目でしかと見届けようと拝むような気持ちで劇場に向かいました。
それゆえこの感想に客観性など皆無なので参考にしないで下さい(笑)。
とにかくこの実写版を制作してくださったフィリピンのスタッフの方々及びキャストの皆さまには、感謝感激雨あられです!
原産国を遥かに上回る凄まじい熱量、その深すぎるボルテス愛には感動を禁じえません。
原典のアニメが傑作なのが前提だとしても、古い作品を極上の現代エンタメに引きあげてしまったフィリピン様のお国柄が素晴らしい。素晴らしすぎます。
悪く言えば「しょせん何十年も昔の、日本のいち子供番組」にすぎないボルテスを、フィリピンは国民的コンテンツとして長年にわたり超厚遇しているわけですからね。
なんて、何てブラボーな感性なのでしょう……。
日本も今世紀に入ったころからアニメや特撮が徐々に市民権を拡大していきましたが、その点フィリピンはもっとずっと昔からボルテスLOVEを表明してましたからね。そう、日本ではオタクが蔑まれていた頃からですよ。
偏見に囚われず、年齢や性別も関係なしに、良いものは良いと認めてくれる国。
来世はフィリピンに生まれてきたいくらいです!
内容について一言だけいうなら、映像はとっても綺麗です。
ハリウッドにもそんなに見劣りしないんじゃないかと思いました。
ま、ひねくれた奴はこのレベルの映像でもチープだとかいうのかもしれないがな。そんなゴミみてぇな誹謗中傷の類はガン無視すりゃいいんだよ!
チープ厨は変な好奇心出さずにブロックバスターだけ観とけや。
おっと、つい心の声が駄々洩れしてしまいました(笑)。
ともかく当時ボルテスを見ていたアラフィフ世代にはお勧めですよ~!
作品背景を知っている人専用
ボルテスV愛が炸裂
オリジナルのボルテスVは大好きな作品でして、内容の良さからもっと脚光を浴びても良い作品じゃないかとずっと思っていました。それがフィリピンで実写リメイクされ凱旋公開され大変嬉しく思います。観た感想としては作品へのリスペクトや愛があれば演出や合成、脚本の多少の粗は全て霞んでしまうという事です。ストーリーや設定もそのままなので先の展開がわかっている為、ハラハラして観る事はありませんでしたがそれでも合体シーンで流れる現地歌手によるボルテスVが流れた際は感動で泣きそうになりました。70年代のロボットアニメの実写なのでリアルな科学的ツッコミ等はやめてポップコーン食べながら気軽に鑑賞する作品です。
健一がスティーブ等、人物の名前が違うのが少し慣れるまで時間はかかります。
この素晴らしい愛と熱意の作品、ボルテスVを愛してくれたフィリピン国民の皆さんに感謝いたします。昔、職場に来ていたフィリピン人の皆さんとボルテスVの話で盛り上がった事を思いだしました。
良く出来たファンアート
その画作りから強いボルテスV愛を感じます。
しかし、各マシンの機体名が(ボルトクルーザーとかボルトボンバーから)1号機2号機という風に無機質に変わっていたり、武装名もクルーカッターからクローカッターに変更されていて残念でした。これらは翻訳時に修正できたであろうから余計にです。
また、ボルテスバズーカは右掌が銃把に右親指がトリガーになるのが面白いのに見切れていて悲しい。
そして主題歌ですが「〽︎地球の(地球の)夜明けは(夜明けは)もう近い」でのコーラスのリフレインが無かったのが寂しかったです。
でも合体シーンといいTV版のオープニングを再現したことといいボルテスV愛に溢れていました。
総じて良く出来たファンアートといったところでしょうか。
ボルテスⅤ愛は感じるけども…
東映公式がYouTubeにて配信していた原作アニメを全話視聴してから本作を鑑賞しました。
まず結論から言いますと、「原作に対する愛や敬意は存分に感じ取れるけど、映像作品としてこれはどうなんだろう…」という評価です。
まずボルテスⅤやビーストファイター(原作では獣士)のデザインについてですが、こちらはCGモデルのクオリティも高く、アレンジの仕方もここ最近の実写巨大ロボのような細かいディテールが施されていてスクリーンで観ても見劣りしないデザインになっていたのが良かったです。
バトルシーンも軽快なアクションの原作アニメとは打って変わって重厚感溢れる殴り合いがメインのものになっており、こちらも実写らしいアレンジだったと思います。
また、ボルテスⅤの合体シーンでは原作同様に主題歌(こちらではフィリピンの歌手の方が歌われているバージョン)が流れるのですが、原作では合体バンクに合わせてぶつ切りされる事が多かった歌が1番と2番をうまく組み合わせて合体シーンときっちり合うようになっていたのも良かったです。
ただ、ドラマパートについてはあまりにもダラダラと展開されすぎていてちょっと評価し難いですね…
特に中盤からのバイザンガ戦(原作アニメの2話)における母親が戦闘機に乗って特攻を仕掛ける流れが原作と比べるとかなりテンポが悪く、セリフやカット割も無駄に多くなってしまったために説明過多となり原作にあった気迫や無情さが感じ取れない演出になってしまったのがとても残念でした。
あとはボアザン帝国側の衣装デザインがアレンジを加えられすぎていて個人的には少しガッカリしましたね(ボルテスチームは原作通りだったのですが…)
特にザンドラ(原作で言うカザリーン)の衣装がやたらと肌の露出が多くなり、貴族らしさが損なわれる俗っぽいデザインになっていたのがとても残念でした。
あと皇帝ザンジボル(ザンバジル)の衣装も肩のところに謎のビニールチューブのような物がついており、若干のチープさを感じてしまいました。
評価できる点は色々あるのですが、その分マイナスポイントも色々あるのでなんとも評価が難しい映画でした…
全154件中、41~60件目を表示