「過ぎたるは及ばざるが如し。ただし強烈な愛」ボルテスV レガシー 撃たれる前に撃てさんの映画レビュー(感想・評価)
過ぎたるは及ばざるが如し。ただし強烈な愛
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最初からツッコミどころは沢山あるものの、それを補って余りある圧倒的な熱量、そして強引な説得力。最初の30分は合体時のテーマソングが日本語で歌われているなど迫力満点で歴史的名作か?と期待したものの残りの時間はひたすら冗長。主人公の母親である博士の特攻シーンもやたら長く一々キャストのアップで台詞を言わせるなど、この会話の間敵はずっと待ってくれてるのか?とか敵は何でここまで攻撃しといて急に手を緩めて遊び出すのか?という言わばお約束のツッコミを入れざるを得ない展開が続く。
ただ後で知ったのだが、この展開は実際のアニメの話をそのまま実写化しているということで改変は全く行われていないということらしい。
最近では原作改変が大問題になっているが、改変し過ぎも駄目だが、無駄を省かずそのまま全部やっちゃうのも良くないのだなって感じた力作。
ただ原作への強い愛は十二分に感じスタッフキャストの熱意は日本人としてとても嬉しく思う作品。フィリピンのスタッフキャストに敬意を表する。
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