「【”健やかに、柔軟に、安全に。”1970年代日本で放映された5レンジャー&合体ロボ映画、堂々の降誕!半世紀前の日本のテレビアニメがフィリピンで実写化されて現代日本の映画館で上映って凄くない?】」ボルテスV レガシー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”健やかに、柔軟に、安全に。”1970年代日本で放映された5レンジャー&合体ロボ映画、堂々の降誕!半世紀前の日本のテレビアニメがフィリピンで実写化されて現代日本の映画館で上映って凄くない?】
ー マシン5機が合体し、ロボットボルテスVになり異星人が作ったロボットと戦う1972年に日本で放映され、ブームとなったテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」(全40話)の実写版だそうである。
何故か、フィリピンで人気になり、ナント映画と90話にも及ぶテレビシリーズになったそうである。
何で、”そうである”ばかり書いているかと言うと、私、1972年にこのTVを観る事が物理的に不可能だからである。
それにしても、何だか凄いなあ。だって、半世紀前の日本のテレビアニメが、現代の日本の映画館で上映って真面目に凄くない?ー
■ボアザン帝国軍(みんな、変な角を生やしているが、ナカナカのイケメン、美女揃いである。但し、地球人を完全に馬鹿にしている。ホントにもう!)に攻撃を受けた地球防衛軍は、マリアンヌ・アームストロング博士が開発した新兵器の投入を決める。
基地に招集されたスティーブ・アームストロング(ミゲル・タンフェリック)らアームストロング博士の息子3人を含めた5人は帝国軍が送り込んだ最初の獣型ロボットを斃すが、その後新たなる強力な牛型ロボットに苦戦する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・”そうかあ、それで昭和のかほり高き、映画の作りになっているんだね!”事前に読んだ資料内容を思い出しつつ鑑賞する。
・最初は、5人の戦士が秘密戦隊ゴレンジャーみたいな色違いで登場し、”ええっ、秘密戦隊ゴレンジャーより、こっちが先なの?”と驚きつつ、観賞続行。
・そして、5人が合体し、ボルテスVになり異星人が作ったロボットと戦うシーンは、ナカナカである。
一々、技を繰り出すときに技の名前を叫ぶのも、お約束であり、大変宜しい。
・又、ボアザン帝国軍のすかしたプリンスにへこへこする側近の連中の姿も宜しい。特に科学者(だそうである)ザンドラが美形で大変よろしい。
だーが、ボルテス側にもジェイミーという美形が居り、且つスティーブと恋仲らしい。ここをもっと掘り下げてね!(ホント、スイマセン・・。)
<今作を鑑賞しようと思った動機は、予告編でマークA・レイエスV監督が、ムッチャ良い笑顔で、”頑張って作ったよ!みんな観てね!”というようなコメントする姿が良かったからである。
今作を観ると、半世紀の間にフィリピンの映像技術の進化と共に、フィリピン内でこの作品シリーズが愛されて来た事が良く分かるのである。
終わり方が、”続編を作るからね!”という感じをビンビンに漂わせていたな。何だか、楽しみである。じゃーね。>
共感ありがとうございます。
70年代はロボット物アニメが毎日の様に放送されてましたが、今作は“ちゃんとしてる”作品だったと思います。フィリピンの人たちもそう思ってくれたんですかね。