「まめぐさん親孝行ヨカッタ」ボルテスV レガシー サリ夫さんの映画レビュー(感想・評価)
まめぐさん親孝行ヨカッタ
吹替版を鑑賞。
ボルテスリアタイ世代なのは勿論、フィリピンでの人気も存じ上げておりましたが、日本の漫画やアニメの実写化、しかも海外作品ともなると普通は警戒しますよね💦
予告の出来がどんなに良くとも文化的な背景の違いは必ず現れるので、あまり期待していませんでした。
ただそんな実写映画化逆輸入のニュース性よりも吹き替え版に中島愛さんを器用したキャスティングに感服し観劇を決めました。
多少でも彼女を知っている人にはご存知の通り彼女は日比のハーフで、ご本人は多く語っては来ませんでしたが、少なからず苦労されてきた部分が見て取れます。
そんな彼女を吹替に据えるというのは恐らく偶然ではないでしょう。ただそんな経緯を知っていてかつ配役まで繋げた配役担当の仕事は賞賛に値すると思えました。
もっと他の可能性…有名処人気処芸能人枠などではなく、あえて彼女を配役する事でこの作品の根底に流れる家族愛や種族を超えた愛に沿った、現実世界のストーリー性が加える事で我々観客のエモーショナルな部分に訴えかけるという見事なマーチャンダイズに拍手を送りたく、そしてそんな背景設定だけでない見事な演技を見せてくれた彼女にも拍手👏
普段演じることの多い可愛らしい系ではなく、凛々しくも艶のある演技はさすがにもうベテランの域とも言え期待に違わない「らしさ」をしっかり出せていたと感じました、お見事!
…日本版オリジナル名『岡めぐみ』がめぐみ繋がりの所はさすがに偶然でしょうかね😅
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