ボルテスV レガシーのレビュー・感想・評価
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フィリピンの方々に感謝
字幕版の時間が合わないとずっとスルーしていたら、終映になりそうなので吹替版で鑑賞しました。
でもこれも悪くない。
オリジナルが1970年代の日本のアニメ。
地球側は日本人風(俳優はフィリピン人)なので日本語を話しても違和感がない。敵側は西洋人風(私感)(同フィリピン人)だが。
序盤に流れる主題歌が日本語!
日本のアニメは見ていない、というか存在も知らなかった。(当時、父がアニメ等は子供の物で、強制卒業させられた)
でも当時のアニメの雰囲気を感じられ、十分評価できる作品になっている。
2023年のレガシーTV実写シリーズは、オリジナルアニメに比較的忠実に再現されているので仕方はないのだが、昭和から21世紀にアップデートもしてもらいたい思いもある。
母親博士が特攻かよ。地球軍の中枢にいる博士が、後先考えずに息子が窮地に陥っているからと行動する。しかもそれしかない最終手段でもなかった。敵は倒せなかった。無駄死に。その後の結果は別物問題。こんなことが美徳だと言う考えは化石です。これに対するマイナス評価はすごく大きい。
本作は実写TV90話の初めの15話位らしいので全体への評価はできない。
でも1980年代の映画化が頓挫し、本国日本では忘れられていたアニメが、異国フィリピンで実写化されるなんて感謝しかない。
よくぞ!
これをよくぞ実写化したと思う!
素晴らしい!
アニメーションで見ていた世代からすると映像としての見応えはとてもあった😆
まぁ、ストーリーや演技の事は取り敢えず置いておこう(笑)
ちなみに特典のボルテスⅤペーパークラフトも作った😁
フィリピンの皆さんに感謝
ネットでの予告情報を見ただけでテンション爆上がり。
幼少期に見ていたボルテスVがCGで超絶カッコ良くなって戻ってきてくれた事、それだけで幸せですよ。フィリピンの皆さん、そしてスタッフの皆さんに感謝です。
とはいえ、いざ作品を見てみると「詰めの甘い」部分がチラホラ。。。
ドクガガが投入されたシーン。
市街地でビルをぶち壊していたら、次のカットで洋上から地上に向かって暴れるドクガガ?? その次はボルテスチームと空中戦を行っていて「ドクガガは量産型で世界各地に投入されているのかな?」(結局1体でした。カット割りがあまりに支離滅裂過ぎる)
ドクガガ撃退後、お母さんの誕生日を祝うのですが・・・非常に細かで無粋なツッコミになってしまうのが「ケーキだけで料理はないの????せめて食卓で料理の用意くらいは・・・・」
そのお母さんのクライマックスシーンがかなり長すぎて、間延びしていると感じました。
とはいえ、ボルテスを筆頭に敵メカも戦闘シーンも大迫力で素晴しかったです。映画館の大画面と、重低音のアレンジされた劇中音楽やテーマソングは最高でした。
スタッフさんの「ボルテス愛」は確かに感じました
アニメの実写化は難しい
わたしは、ボルテスの大ファンです、少しは期待していたレガシーですが、出来の悪さにガッカリ、演出が悪いのか、出演者の言葉と表情があっていない、あのカッコいいBGMの使い方も中途半端、母役の女性がスカルークに石を投げつける場面いらない、攻撃獣士改めてビーストファイター、前屈みで威嚇する場面も必要ない、肝心のボルテスロボもゴツゴツしててカッコ悪い、長浜監督や富野監督の演出のように感情移入出来ない、当たり前の結果かな。
今まで数々のアニメが実写化されてきたがことごとく失敗、いかにアニメ化というものが難しいことだと感じた。
長短あり、思い入れがないと厳しい面も
【あらすじ】
ある日、地球はエイリアン種族『ボアザン帝国』により宇宙から侵略される。
ボアザン帝国の繰り出すUFOに世界中の主要都市や油田は壊滅的な打撃を受け、地球防衛軍の艦隊も帝国のロボット兵器ビーストファイターになすすべもなく壊滅してしまう。
しかし、地球には、ボアザンへの備えとして5機の飛行メカ『ボルトマシン』があった。
ボルトマシンはUFOを次々と撃墜するが、ビーストファイターには歯が立たない。
5機のマシンは合体し、パワーアップした真の姿である巨大ロボット『ボルテスV』になり、ビーストファイターに戦いを挑むのだった。
地球の運命は5人の男女のボルテスチームと、彼らを支える秘密基地ビッグファルコンに委ねられたーー。
【作品の背景その1】
元々この作品は1977年に東映動画で長浜忠夫監督が超電磁シリーズの第二作目として制作していた作品でした。それをフィリピンでリメイクし、またTVシリーズ放映されていた物の一部を劇場向けに再編集した物らしいです。
フィリピンで放送されていたTVシリーズは、今年の11月12日(火)から東京MXで放映予定と公式webサイトで見ました。本作はおそらく本放送前のプロモーションの一環なのでしょう。
このため、劇場版単独では回収されていない伏線や、結末はTVを見ないと分からない作りになっているようです。
【感想】
とにかくボアザン帝国襲来からボルテスチーム出撃までの展開が早い!
普通の映画ならば主人公がどういう背景で、悩みを持っていたのかが描かれて本格的にロボットで戦うのはクライマックスになるはずですが、早々に地球防衛軍は在来兵器での攻撃を断念し、真実を隠したまま訓練を受けていたボルテスチームを緊急招集。
けれど発進シーン、そして日本語主題歌に乗せて合体する姿はとてもかっこ良かったです。
ボルテスVに合体してからもコクピットで各パイロットがズシンズシンと歩くリズムに乗せて上下する演出など、ロボットの巨大さを感じさせる演出も良かったです。
また、ボルテスの右腕が変形するバズーカや、腰からベルト状のチェーンを繰り出し、お腹から出てきたコマで攻撃するなど、意外な武装や、正統派のパンチ、そして天空剣から繰り出されるその名の通り敵をVの字斬りにする必殺技など、男の子や少年の心を持った大人に十分楽しめるギミックが詰め込まれています。
また、ヒロインのジェイミーが生足ミニスカを翻しながらシートに座る姿はとてもまぶしかったです。招集シーン前の忍者装束で松林に隠された機関銃に手裏剣や2丁拳銃で実戦さながらの戦闘訓練をしている姿も、5人の中では一番強そうでした。
ボアザン帝国の女性幹部のザンドラも美人でセクシーで眼福でした。
ただ、滑り出しは良かった物の中盤になってアームストロング家の母のマリアンヌがバリアーの張られた基地の中に入れないはずが、いつの間にか内部に避難できたのは良い物の、特攻するのはちょっとと思いました。パイロットスーツを着ていなかったから、脱出装置を使っても上空で酸欠になるか凍えそうですが・・・。死ぬ展開は良いのです。ただ、生きる努力を放棄している辺りはお涙頂戴で少し冷めました。
この辺りの下りは原作を脚色したのか、『母を訪ねて三千里』や『みなしごハッチ』など昔の日本のアニメは保護者である母親がいない状態で冒険が始まる物だし、エヴァンゲリオン初号機の暴走のように、母親というのは子供を守るためには命を賭けるのだ、という親子の絆を描きたかったのかもしれません。
前述の通りTVシリーズの掴みとしては良い物の、後に述べる理由から私の中ではこの作品の評価はそこまで高くありません。
【作品の背景その2】
wikipediaで調べましたが、フィリピンのボルテスVは早くも日本で放送された翌年1978年に英語の吹き替え版が放送されていた物の、独裁者を倒すストーリーが時のマルコス大統領政権を脅かすと判断され、わずか4ヶ月に満たない放送で打ち切られてしまったそうです。
その後、1986年のエドゥサ革命により、マルコス政権は打倒され、革命後の残りの80年代から2010年代にかけて何度か再放送されたそうです。
ここまで書くと私個人としては、なぜ古いアニメの矛盾点を今日的な視点でアップデートしなかったのかが分かります。
ボルテスVは彼らが子供時代に取り上げられた娯楽であり、自由と解放をもたらした革命の象徴なのでしょう。それを変えるなんてとんでもない! と思うでしょう。
SLAM DUNKのTV版をyoutubeで無料公開して映画版ではキャストをごっそり変えたり、リトル・マーメイドをリメイクするのにオリジナルと異なる黒人となった事でファンの反発を買いましたが、そうした感情をフィリピンのボルテスVの制作陣が抱く事は想像に難くなく、オリジナルから可能な限り変えずに作られたのだ、と捉えています。・・・と、ここまでがポジティブな感想です。
以下はちょっとネガティブな内容が続きますので、この作品を心から好きな人はどうぞ読まないでブラウザかマウスの戻るボタンをクリックするか、最近のスマホだったら左フリックしていただけますと幸いです。
【しかし、厳しい(蛇足な考察なので読み飛ばし推奨)】
今日的な目で見ると、ボアザン帝国が地球を侵攻する理由がまず不明なのです。
例えば、トランスフォーマーのようにエネルギー資源を狙っているなら、油田地帯を無傷で占領しようとするでしょう。
あるいはジョン・スコルジーの『老人と宇宙』(映画じゃなくてすいません)のサロング族やララエィ族のように人肉を魅力的な食料として感じているのでしょうか? それとも奴隷として強制労働させたかったのか?
少なくともマリアンヌを捕虜にしようとしなかったので人類その物を収奪対象として見なしてはいなかったでしょう。
単に領土が欲しかったのならば占領している描写もないのです。
味方となる地球防衛軍の描写もいささか首を捻る物でした。
地球防衛軍の空母機動部隊と戦車隊を全滅させて1日で地球を征服しかけているエイリアンの侵略に核兵器の使用を検討しないのでしょうか? ガンダムSEEDのニュートロンジャマーみたいな核兵器無効化装置とか小難しい事や、ATフィールドで使徒にはN2兵器が効かないとかエヴァンゲリオン的設定でなくても良いのです。
敵が市街地にいるから核兵器を使えないとか、地球防衛軍を組織できたのに核兵器は各国の分裂を招くとか理念的な物でも良いから示して欲しかったと思います。
※最近私が読んだ記事ではアメリカが北朝鮮のミサイルに反撃するのに射程距離の長いミサイルがなく、北朝鮮を攻撃するのに、ミサイルは北極海越しにロシア上空を通過するそうです。仮に北朝鮮がアメリカにミサイルを撃ち、アメリカがそれを反撃した時に、ロシアはそれを北朝鮮向けなのか自国向けのミサイルか判別することが出来ず、必然的にロシアはアメリカを攻撃し、核の応酬の果て放射能汚染で人類は絶滅するそうです。ワンチャンスとしては太平洋をパトロールしているであろうアメリカ戦略原潜が北朝鮮に反撃すればロシア上空を通過しませんが、方角とアメリカを攻撃された状況を正確に認識していなければロシアや中国は自国向けの米国の先制攻撃と誤解してやはり核戦争で人類は絶滅します。
このように、一発の核ミサイルでも真意を誤解する事で人類は滅びる可能性があるので無闇に発射する事は出来ないのです。現状北朝鮮もミサイル実験は日本のEEZ外や、核保有をしていない日本の上空だけを飛ばすようにして米国を刺激しないように慎重に行動しているのです。…迷惑極まりないのですが…ひと度核を撃てば人類同士の同士討ちで全滅する(蒼き流星SPTレイズナーの火星の米ソはそうでした。こっちは完全にグラドス軍の策略でしたが)とか、恒星間航行できるボアザンが核を撃ち返して来たらマズい、だから撃たない、というのも一つの理念としてあってもよかったのでは。
通常兵器の描写はどうかというと、空母機動部隊でボアザン帝国と戦うのに戦闘機や水上戦闘艦も主力兵器のミサイルを撃っているようにも見えず、現代の海戦において対空防御や対地射撃などの補助的な役割の大砲でビーストファイターに抵抗するのは軍事ファンには疑問でした。
対空戦車がないのならば、地上の兵士がUFOを攻撃するのに必要なのは米国がアフガニスタンの対ソ戦を支援した携行式の対空ミサイルでしょう。少なくとも対歩兵用の突撃銃ではないはずだ、と思います。
【今後の展望】
ボルテスVは当時の視聴者やフィリピンのファンにとっても特別な作品だとは分かりました。が、私個人としては、現実の革命を経験したフィリピン人がエドゥサ革命の経験を下敷きに、第4の超電磁シリーズの続編を新規で作ってくれた方が良いのでは、と思いました。
とはいえ、レガシーのTVシリーズを全て見ないと判断も出来ないので、これからしばらくボルテスVに付き合ってみたいと思います。
★3と感じていますが、当時のファンや子供向けであったり、大人になった男性は子供と一緒に楽しむべき作品であった、という自戒と、レガシーのTVシリーズへの期待を込めて、★4として評価します。
【24/11/9追記~超電磁ロボボルテスVを2話まで見て追記】
東京MXでのボルテスVの再放送で2話まで見たので、追記します。
TV版ボルテスは少なくとも私が思っていた疑問点は全て解消していました。
地球防衛軍はボルテス放送時から2024年現在でも実用化されていない宇宙空間でも戦えるロケット戦闘機で応戦し、プリンス・ハイネル(レガシーではプリンス・ザルドス)率いるスカールーク(ドクロ船)に多弾頭ミサイル(MIRVの核ミサイルの発展型か)すらも放っています。
少なくとも、核兵器と明言しなくても連想させたり、核兵器を使わなくてもここまでやったんなら仕方がないよね、と映像的に納得できる表現がされていました。
また、バイザンガ戦でのボルトマシンとビッグファルコンの実弾訓練など、それって同士討ちで戦力低下を招くんじゃ…みたいなところもビッグファルコンの上に標的を用意してくれて、その後の戦闘と違う事が分かり、徐々に盛り上がっていく戦いを見せてくれました。
そしてなにより剛光代博士(レガシーのマリアンヌ)!
ボルテスチームの訓練が全員命がけの上、夫が死んだ物として地球を守るために命がけの訓練を科すなど、マリアンヌよりも心を鬼にしている描写が際立ちました。
また、いつの間にかバリアーの中に入っていた問題も、光代が戦死するきっかけになった戦闘機が地下からビッグファルコンの前の滑走路に現れた事から、ビッグファルコンにはバリアーを張った時に出入りできる隠された地下トンネルがあったんだろうな、と推察できるようになっていました。
また、光代は特攻ではなくて、重傷の中で戦闘機を操縦してバイザンガに戦いを挑んだ中で操作を誤って事故のような形で戦死しているので、狂気の中にも納得がありました。
あと、アニメ版だとハイネル城(地底城)を1話で作り上げており、本格的に地球を支配して君臨するつもりだった事が見て取れ、ボアザンの目的に悩む必要もなくなりました。
城郭とは要塞だけでなく行政施設や威信財でもありますので、明言しなくても絵だけで分かる優れた描写だと思いました。
長く書きましたが、レガシーのスタッフはたぶん本気でボルテスを語り伝えようとして、マリアンヌを愛情深い母親として描き直すことで、現代の子供たちに届くようにしたかったのでしょう。
レガシーがボルテス愛1億倍と言われる由縁ですね…。
ロボがいいだけに…
ボルテスVのロボ感がすごい、こんなにリアルに、かっこよく作っていて、戦いも見せ所が多かったと思います。本当にボルテスVが好きな人が作ったんだなあって。そこはいい。
それゆえ、あのドラマパートは…何?
石を投げても届かんやん。
内臓損傷で飛ばないでしょ。
などなど、おいおいな展開と演技で、むむむでした。
もっとバトルシーンを増やしてくれると、盛り上がったのになぁと想いました。
愛がすごい
合体シーンがとにかく素晴らしかった。
日本でやってる戦隊モノとかも、こういう方向性への進化したら良かったんじゃないかなー。
あと、昔のアニメによく出てきたような太っちょキャラが良かった。やっぱ物語にはこういうキャラが必要だと思うのだが、日本の特撮では見かけなくなってしまったよね。スーツアクターの都合だろうか。
オリジナルのアニメは知らないのだけど、なぜか歌は良く知ってた。
この映画はこの映画が作られた背景が面白いので、その辺知ってるか知らないかで評価は分かれそう。
ストーリーはすごくつっこみどころが多くて、正直いえば万人にすすめられる作品ではない。
この脚本の荒さがアニメオリジナル準拠なんだよ、と言われれば、ふーんそうか、と言うしかないのだけど、個人的には映像のクオリティを上げたのであれば、脚本の荒さも直してほしかった。でもそれだとオリジナルを歪めることになるとファンは感じるのだろうか?
ともあれ、この映画の最大の特徴は原作に対する愛、に尽きる。それさえあれば、瑣末な欠点などあまり問題ではない。アニメや漫画の実写化はかくあるべしと思う。「原作のここが最高だよね」という作り手の熱(こだわり)がなければ、その作品は魂が無いも同然だと思う。妙なオリジナル要素を入れて作品のクオリティを上げようとするのは努力の方向性を間違っている。
昭和っぽさそのままで戸惑うが楽しかった
コンバトラーVとかボルテスVはリアルタイムで観ていた世代。ただ、そんなに見直していなかったから内容的にほとんど覚えていなかった。冒頭で宇宙人が地球に攻めてくるんだっけと思い出した程度。だから脚本に少し戸笑ってしまった。昭和のロボットアニメだし仕方ないけど、数々の強引な展開が用意されていた。
宇宙人が攻めてくることを予想し設計されたボルテスV。その乗組員を務める5人の子どもたちがボルテスVに乗り込むのは攻められてきたその時が初めてという展開は、昭和のロボットアニメっぽさ全開の始まり方だ。他にもボルテスVに味方基地を攻撃させて訓練するとか、母の行きすぎた行動とか、こんなんだっけ?と戸惑うものばかり。
でも、ボルテスVが合体するシーンは、そうそう!こんなんだった!とさすがにテンションが上がる。敵との戦闘シーンもなかなかにカッコいい。やはり昔のロボットアニメ。ロボット同士の殴り合いがメインという戦い方だ。武器もこんなんだったなーと懐かしむ。超電磁ゴマってネーミングも今となると笑える。最後の天空剣の出し方やキメポーズもカッコよかった。こういう戦闘と合体のシーンだけで十分満足できる。当時はおもちゃ業界の意向でアニメの設定や話の展開の影響を受けていたという話を大人になって聞くと、それはそれで意味があったのかもなと感慨深くなる。
観終わった後、気になったからオリジナルアニメを2話分観てみたら、その2話がちょうど本作に相当する箇所だった。そして、かなり忠実に作られていたこともわかった。あの強引な展開はオリジナルに沿ったものだったのかと。愛を感じるなー。まだまだ続く話(TVドラマはちゃんと作られているのだろうか)のようなので、続編も楽しみに待っていたい。
ちなみに映画とは関係ないが、オリジナルアニメのキャラクターデザインを「超人ロック」の聖悠紀が担当していたことにも驚いた。
フィリピン版マイナスワン🇵🇭
これってブラック企業VSブラック企業って事で宜しかったでしょうか( ˙▿˙ )☝
家族経営は問題あると思いますよ✋
フィリピンの若者が偉く素直なのですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
シンジ君だったら途中で乗らなくなるかも😭
ママ、ケーキを食べる前に早く手さげ鞄をおろして!楽になるから✋
ボルテスVかっこいいね👍(((o(*゚▽゚*)o)))
愛されているのが嬉しかったです
フィリピン産「ボルテスV」実写作品。
侵略者からボルテスV で地球を守る少年少女の物語。
ストーリラインは無理があるし、かなり間延びも感じられる。でもオリジナルがそもそもそんなもんでしょう。
CGも細部に予算の都合が見られもしましたが、ボルテスの格闘シーンはど迫力で見応えがありました。
兎に角合体シーンが最高。
イントロがかかった瞬間「おぉ!」って声が震えましたよ。
その再現度や心意気には涙もポロリ。
何というか、とにかくボルテス愛に満ち溢れている本作なんです。
フランス版「シティーハンター」も素晴らしかったですが、熱量としてはこちらが上(力が入りすぎて作品がまとまってない所とか)をいっていたと感じました。
どちらにせよ、違う国で日本のコンテンツが愛されているのが伝わってきて、それが何とも嬉しかったです。
45分なら楽しめた。
まず、筆者は昭和生の男性として多少のスーパーロボットアニメに対するリテラシーはあるものの、ボルテスVは見たことがない。それくらいの温度感。
流石に心配だったので東映のYouTubeオフィシャルサイトで前日譚を見た上での鑑賞となりました。
前日譚では、アームストロング父の地球での出来事から故郷に戻ってからの出来事少々が描かれるので、本編では「あの子達がこんなに成長して!前日譚見ておいてよかった!!」と思ったのもつかの間、二兄弟しか前日譚では出ていなかったのに3人目がいて、結局よくわからんのでした。次男の存在感が強すぎるんだよなぁ。アニメ版のキャラ設定がよく見える良い配役だとは思うのですが。
と、いきなり細かいことを書いてしまいましたが、
いかにもあの頃のロボットアニメ!
を大真面目に実写化しているのは「良くやってるじゃん」と好意的に見られます。
ですが、90分の一本の映画としてはストーリーも登場人物の行動原理もお粗末その物で、素直に「厳しい」と言わざるを得ません。
なのに、パシフィック・リム感のある音楽と巨大ロボットを見ていると心がワクワクしてしまう自分の安さが悔しかったです。
元々これ一本で完結する作品というわけではなくて、実写版TVシリーズの1・2話を劇場で特別上映したという立ち位置だと聞いたような気がします。そう思ってみれば特に不満はありません。
博士の顔がDr.ストレンジ過ぎる!
スパロボのお陰で知ることが出来たボルテスVを実写から見ることになるとは(笑)
ロボットアクションカッコいいし天空剣など各武器の演出も素晴らしいのですが、もうちょいボルテスの武器を駆使して欲しかったです。パンチが主体過ぎる!
ストーリー仕方無いとしてもありがちな展開は少しダレますね、ただ全体的に良い作品だと思うので是非ともテレビ版でしっかり見たいです。
ボルテスピンクと敵幹部可愛いし、
【”健やかに、柔軟に、安全に。”1970年代日本で放映された5レンジャー&合体ロボ映画、堂々の降誕!半世紀前の日本のテレビアニメがフィリピンで実写化されて現代日本の映画館で上映って凄くない?】
ー マシン5機が合体し、ロボットボルテスVになり異星人が作ったロボットと戦う1972年に日本で放映され、ブームとなったテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」(全40話)の実写版だそうである。
何故か、フィリピンで人気になり、ナント映画と90話にも及ぶテレビシリーズになったそうである。
何で、”そうである”ばかり書いているかと言うと、私、1972年にこのTVを観る事が物理的に不可能だからである。
それにしても、何だか凄いなあ。だって、半世紀前の日本のテレビアニメが、現代の日本の映画館で上映って真面目に凄くない?ー
■ボアザン帝国軍(みんな、変な角を生やしているが、ナカナカのイケメン、美女揃いである。但し、地球人を完全に馬鹿にしている。ホントにもう!)に攻撃を受けた地球防衛軍は、マリアンヌ・アームストロング博士が開発した新兵器の投入を決める。
基地に招集されたスティーブ・アームストロング(ミゲル・タンフェリック)らアームストロング博士の息子3人を含めた5人は帝国軍が送り込んだ最初の獣型ロボットを斃すが、その後新たなる強力な牛型ロボットに苦戦する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・”そうかあ、それで昭和のかほり高き、映画の作りになっているんだね!”事前に読んだ資料内容を思い出しつつ鑑賞する。
・最初は、5人の戦士が秘密戦隊ゴレンジャーみたいな色違いで登場し、”ええっ、秘密戦隊ゴレンジャーより、こっちが先なの?”と驚きつつ、観賞続行。
・そして、5人が合体し、ボルテスVになり異星人が作ったロボットと戦うシーンは、ナカナカである。
一々、技を繰り出すときに技の名前を叫ぶのも、お約束であり、大変宜しい。
・又、ボアザン帝国軍のすかしたプリンスにへこへこする側近の連中の姿も宜しい。特に科学者(だそうである)ザンドラが美形で大変よろしい。
だーが、ボルテス側にもジェイミーという美形が居り、且つスティーブと恋仲らしい。ここをもっと掘り下げてね!(ホント、スイマセン・・。)
<今作を鑑賞しようと思った動機は、予告編でマークA・レイエスV監督が、ムッチャ良い笑顔で、”頑張って作ったよ!みんな観てね!”というようなコメントする姿が良かったからである。
今作を観ると、半世紀の間にフィリピンの映像技術の進化と共に、フィリピン内でこの作品シリーズが愛されて来た事が良く分かるのである。
終わり方が、”続編を作るからね!”という感じをビンビンに漂わせていたな。何だか、楽しみである。じゃーね。>
気分が上がる
正直、話には無理がある(アニメオリジナルの段階で無理があるので映画の問題ではない)のだけど、あの曲がかかってくると、気分はメチャ上がる。話は簡単だ。「宇宙からの侵略者と合体ロボットで戦う若者の話」以上である。物語はツッコミどころ満載だ。まるで子供だましのお涙頂戴だ。いけー!そこだ!カタルシスはわかりやすい。
逆に考えると、あの曲で気分の高揚が感じられない人にとっては、ただのちゃっちいロボット特撮かもしれないので、そういう意味では人を選ぶ映画ともいえるのかもしれない。
鑑賞動機:幼少期に再放送で何度も観た記憶10割
都合により吹替版鑑賞。昔の記憶はだいぶ薄れストーリーはほとんど覚えていないが、合体シークエンスと主題歌のコンボ攻撃に大興奮。細かいディテールも良くぞここまでやったなと。格闘戦の重量感は素晴らしい。
一方で編集の限界か、だいぶ間延びするところや同じようなシーンが頻繁にあったり等は残念。
マリアンヌ博士が大人かわいい…のに…絶望した。
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