十一人の賊軍のレビュー・感想・評価
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北越戦争で長岡藩が敗れたことは役所広司主演の「峠最後のサムライ」で観ました。今回は新発田藩の生き残り戦略です。
鳥羽伏見の戦いから始まった戊辰戦争は新政府軍の進攻により長岡藩を中心とした北越戦争に突入。
奥羽越列藩同盟の中心であった長岡藩は河井継之助の奮闘虚しく敗退。
長岡藩の敗戦は役所広司主演で「峠最後のサムライ」と言う映画になりました。
十一人の賊軍は冲方丁原作ですが、史実としては弱小藩であった新発田藩は奥羽越列藩同盟に名を連ねたけど、実は旧幕府軍の旗色は悪いと思っていて本当は新政府軍につきたかったと言うことで、このような賊軍があったのかは分かりません。
多分フィクションだと思いますが、ストーリーとしては面白かったです。
新発田藩を存続させるために、集められた罪人と派遣された新発田藩士は誰も個性的でした。
彼らを最後まで戦えば解放すると騙して利用し最後は殺害を目論んだ家老は筋書はその通りとなりましたが、その結果家老の最愛の娘が、罪人の監視を命じられた許嫁が戦場で殺されたこと、父親が助命の約束を反古にしたことに心を痛め自害してしまいました。
家老としての職責は果たし新発田藩は守ったものの、愛娘を失うと言う最悪の最期を迎えてしまう。
悲しいストーリーです。
迫力はあるがそれぞれの人物描写が物足りないかも
東京国際映画祭2024オープニング作品!
監督、俳優陣登壇ありでの鑑賞!
時代劇物はあまり見ないのでこういう機会じゃなかったら見てなかったと思うので体験として見れて良かった気がする。
和製「スーサイドスクワッド」的な感じ?
思ってたより生首だったり切られた体の断面、大砲でぶっ飛んだ肉片描写があるので、苦手な人は注意かも…
個人的には大砲とか爆薬でぶっ飛び肉片がちょっと…
結構豪華な俳優陣が揃っているが、
思いの外バンバン人が死ぬ!
なんならまだそんなに活躍しないのに!?ってくらいで死んでいく…
贅沢な使い方といえばそうだけど、なんかもっとそれぞれの個性を活かした活躍描写欲しかったなぁ、個人的にはもったいないって印象。
でも実際の戦争ってそんなもんなのかもなぁ、別に個性強いやつが活躍するわけないし、なんもしないけどそこそこ生き残ったりした人もいただろうし。
またなんか終わりにかけて若干ギャグなのか?みたいな部分もあり、え?って感じがあったかな…
とりあえず阿部サダヲが憎たらしい感じ。
くっそーー!ってなる。
阿部サダヲさんも登壇して欲しかったなぁー
あと本山力さん演じる老いた侍がかっこ良かった…強いじぃが結局かっけーのよ!
刀の戦いも多いけど、結構意外なくらい爆発するので多分思っているより迫力も楽しめる気がするので、鑑賞の際は大きめの画面で爆発に巻き込まれてください!
最後石碑が出るかと思いました
主役と裏主役
白石監督と阿部サダヲさんの名前を見て
またすごい阿部さんの演技が観れる✨と
期待値爆上がりで試写で観させていただきました!!
主役は仲野太賀さんと山田孝之さんですが
このおふたりの演技はもう大安心、大安定の上手さとおもしろみのあるものなので
思う存分ストーリーや世界観を楽しむことが出来ました。
他の作品では観ないテイストの殺陣のリアル感と
主役でもお構い無しのやられ方。
リアルはたしかにこんな風に急にくるなんて当たり前だっただろうし、恐ろしさを感じました。
他には無いそういう所も個人的には好きでしたね!
後半の仲野太賀劇場はもう、さすがすぎて
太賀くんの瞳の変わりようが観ててゾクッとしたのと
本気度がすごくて、思わず涙が出ました。
そして裏主役といっても良い、阿部サダヲさん。
やっぱり白石監督とあらば、そうかな?と思ってましたが案の定😂
もうほんと、怖すぎる!
阿部さんの瞳の操り方どんだけすごいん!
と思いながら
恐怖を感じながら観てました。
公開されてからも観に行った作品です!
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