劇場公開日 2024年11月29日

ザ・バイクライダーズのレビュー・感想・評価

全82件中、81~82件目を表示

3.550年以上前のアメリカの空気感

2024年10月29日
iPhoneアプリから投稿

冒頭から音楽がカッコよく映像もとても綺麗でした

のっけから観るのがとても楽しみになります

1965〜1973年にかけて撮られた写真集にインスパイアされた映画だそうで、全てが真実という訳ではないみたいですが、何となく実際の空気感を感じる事が出来ます(その時代に生きてないけど何となく)

トム・ハーディが相変わらず迫力のある役で、主役のオースティンバトラーのカッコいい事。そしてジョディカマーは美人だし。

アングラ感がとても漂っていて、少しヒッピーなところもあるので、昔のアメリカに興味があったり、好きな方には刺さるかと思います。

それとウォーキングデッドでも有名なノーマンリーダスも明るい役で出られてるので、ノーマンファンも必見かも

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Francice

3.5男っていくつになっても子供な生き物

2024年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

単純

60年代のアメリカに実在したバイク集団「アウトローズ・モータサイクル・クラブ」の日常を架空のバイク集団「ヴァンダルズ」として映像化。
序盤こそ単なるバイク好きなヒャッハーで陽気な連中のパーソナリティな面を垣間見れるが、次第に道程が危うくなり人数が増えていくにつれて統率が取れなくなり、知らず知らずのうちに“道を踏み外して”しまう。「こんなはずじゃなかったのに…」と離れていくメンバーは、ベトナム戦争を機に社会への不満を爆発させる70年代以降の若者達を投影しているのかも。そのあたりは、メンバーの1人を演じるマイケル・シャノンがイイ味出してた。
ヴァンダルズのリーダー役のトム・ハーディもハマっていたが、何よりもオースティン・バトラー扮する喧嘩っ早い若者ベニーがギラギラしてた。そんなヒャッハーな男共に振り回されるのが、ベニーの恋人キャシーを筆頭とする女性達。口に出さずとも、「男っていくつになっても子供」な生物なのだ。
ちなみにエンドクレジットで流れる曲「Bikeriders」は、ベニーとキャシーの関係をそのまま表したもの。歌っているバンドであるルセーロのヴォーカルのベン・ニコルズは、本作の脚本兼監督であるジェフ・ニコルズの実兄。

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