「見応えのある大好きな空気感に大満足 アメリカ・シカゴに実在した暴走族とその家族をモデルにメンバーの栄枯盛衰を描く一級の骨太ドラマ」ザ・バイクライダーズ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
見応えのある大好きな空気感に大満足 アメリカ・シカゴに実在した暴走族とその家族をモデルにメンバーの栄枯盛衰を描く一級の骨太ドラマ
時代設定が1960〜70年代、そして暴走族組織の幹部とその家族が織りなす組織内でのファミリー愛や他組織との抗争など組織の栄枯盛衰を描くストーリーライン、そして重厚でレトロな美しい映像、という所が大好きなマーティン・スコセッシ監督作品『グッドフェローズ』『カジノ』『アイリッシュマン』などに通じる雰囲気があり、メチャクチャ楽しめました
主役の1人ベニーを演じるオースティン・バトラーさん、やっぱりメチャクチャかっこいいですね、背も高くて男前で細マッチョで、確かにあんなのいたら妻になるキャシーの様に同居中の恋人がいても一目惚れするかもなと思っちゃいます
そんなもう一人の主役 妻キャシーを演じるジョディ・カマーさん、とっても綺麗で気丈な女性を力強く演じ素晴らしかったです、決してスタイルは良さそうではありませんが全身から滲み出る色気が最高にセクシーでした
そして暴走族のボス ジョニーを演じるトム・ハーディさん、とても人気のある方ですがヴェノムの時もそうだけど私には彼は合わなさそう、イマイチにしか見えませんでした
声がしゃがれていてそれが高い声なので違和感がめちゃくちゃあるのと、ちょっと姿勢が悪いですね、立ち居振る舞いがとてもカッコ悪くて・・・
ファンの方に怒られそうですが、なんか迫力があって今作の役もメチャクチャかっこいい、なんて言われてますが、どこが・・・という感じでした
とは言うものの、総じて◎
作品全体に漂う空気感が大好きで、またお気に入り作品が1つ増えました