ザ・バイクライダーズのレビュー・感想・評価
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バイク乗りの黄金時代を描く
《試写会にて鑑賞》
1965年、アメリカ・シカゴ。
実在した伝説的バイク集団を基にした作品。
主人公の妻のインタビューで進んでいくストーリー。
グループ間での成長と破壊。
抗争、葛藤、苦悩、けじめ。
そこにはバイカーたちの生き様がたくさん詰まっていました。
そしてラストの切なさ…。
とにかく俳優陣が超豪華!
オースティン・バトラー、トム・ハーディ、ノーマン・リーダスの絵になるライダー姿は必見。
当時のアメリカの空気感も堪能することができて大満足です。
お土産ありがとうございました🏍️
50年以上前のアメリカの空気感
冒頭から音楽がカッコよく映像もとても綺麗でした
のっけから観るのがとても楽しみになります
1965〜1973年にかけて撮られた写真集にインスパイアされた映画だそうで、全てが真実という訳ではないみたいですが、何となく実際の空気感を感じる事が出来ます(その時代に生きてないけど何となく)
トム・ハーディが相変わらず迫力のある役で、主役のオースティンバトラーのカッコいい事。そしてジョディカマーは美人だし。
アングラ感がとても漂っていて、少しヒッピーなところもあるので、昔のアメリカに興味があったり、好きな方には刺さるかと思います。
それとウォーキングデッドでも有名なノーマンリーダスも明るい役で出られてるので、ノーマンファンも必見かも
男っていくつになってもバカな生物
60年代のアメリカに実在したバイク集団「アウトローズ・モータサイクル・クラブ」の日常を架空のバイク集団「ヴァンダルズ」として映像化。
序盤こそ単なるバイク好きなヒャッハーで陽気な連中のパーソナリティな面を垣間見れるが、次第に道程が危うくなり人数が増えていくにつれて統率が取れなくなり、知らず知らずのうちに“道を踏み外して”しまう。「こんなはずじゃなかったのに…」と離れていくメンバーは、ベトナム戦争を機に社会への不満を爆発させる70年代以降の若者達を投影しているのかも。そのあたりは、メンバーの1人を演じるマイケル・シャノンがイイ味出してた。
ヴァンダルズのリーダー役のトム・ハーディもハマっていたが、何よりもオースティン・バトラー扮する喧嘩っ早い若者ベニーがギラギラしてた。そんなヒャッハーな男共に振り回されるのが、ベニーの恋人キャシーを筆頭とする女性達。口に出さずとも、「男っていくつになってもバカ」な生物なのだ。
ちなみにエンドクレジットで流れる曲「Bikeriders」は、ベニーとキャシーの関係をそのまま表したもの。歌っているバンドであるルセロのヴォーカルのベン・ニコルズは、本作の脚本兼監督であるジェフ・ニコルズの実兄。
全米3位4億制作費用
1965年、シカゴ。不良とは無縁の日々を送っていたキャシーは、ケンカ早くて無口なバイク乗りベニーと出会って5週間で結婚を決める。ベニーは地元の荒くれ者たちを束ねるジョニーの側近でありながら群れることを嫌い、狂気的な一面を持っていた。やがてジョニーの一味は「ヴァンダルズ」というモーターサイクルクラブに発展し、各地に支部ができるほど急速に拡大していく。その結果、クラブ内の治安は悪化し、敵対クラブとの抗争も勃発。暴力とバイクに明け暮れるベニーの危うさにキャシーが不安を覚えるなか、ヴァンダルズで最悪の事態が起こる。
「最後の決闘裁判」のジョディ・カマーがストーリーテラーとなるキャシー役を務め、バトラーがベニー、ハーディがジョニーを演じた。監督・脚本は「MUD マッド」「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズ。
2023年製作/116分/アメリカ
原題:The Bikeriders
配給:パルコ
劇場公開日:2024年秋
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