「毎日生きなきゃならない。毎日生まれたばかりのように。」宝島 ぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
毎日生きなきゃならない。毎日生まれたばかりのように。
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原作の中でも特に好きなセリフです。
アメリカとヤマトから虐げられてきた沖縄の歴史の中でも、特に過酷な時代を生き抜いた人々が、画面の向こうにそのままいるように感じた。
コザの繁華街は匂いや温度まで伝わってきそうなほど臨場感があった。
アメリカー相手に商売する女性も、ヤクザも孤児も、みんな生きるのに必死なのは、4人に1人が亡くなった沖縄戦を生き延びた人たちだから。
そういう新たな気づきを得られたのは、俳優さんの演技や映像が真に迫るものだったからだと思う。
ただ、ストーリーやセリフは所々どうしてもちぐはぐに感じた。
「占領下の沖縄の歴史」と「オンちゃんの行方やいかに」という両輪を行ったり来たりするのは、3時間ではとても忙しすぎたのでは。
ネトフリか何かで10話以上で観たかった。
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