劇場公開日 2025年9月19日

「本土とは全く違う「戦後」の風景に脚光を当てる」宝島 ニコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 本土とは全く違う「戦後」の風景に脚光を当てる

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ
ノーキッキングさんのコメント
2025年9月21日

共感ありがとうございました。
ガマの集団自決まで盛り込むと、映画の色合いが変わってしまいますね。(だからグスクの少しだけ)原作と違うのでしょうが、700ページは畏れ多くて……

ノーキッキング
sow_miyaさんのコメント
2025年9月21日

全く同じ部分でモヤモヤしていたので、とても共感します。
その上で、ちょっとすり合わせですが、映画の中で、戦果を配ったのはレイだという場面はあったと思います。それに添えた手紙は、原作ではウタが書いたということだったと思いました。
ウタのエピソードが削られた煽りは大きかったですね。

sow_miya
ひなさんのコメント
2025年9月20日

ニコさま🙂
ここまで100件超えのレビューを読んできて、私の語彙力不足で表現できないことを伝えていただけるレビューに出会えました。

>少し調べればそういった出来事や当時の社会構造は知識としては知ることができるが、本当に理解する必要があるのはその時そこにいた人々、直接影響を受けた人々の感情だ。物語はそこに思いを馳せる手助けをしてくれる。そういう意味で有意義な作品だと思う。

>「戦後」という言葉から浮かぶ風景が本土の人間と沖縄の人々とでは全く違うということ、かの時代を生きた沖縄の人々の感情を、本作から生々しく感じた。その違いを踏まえると、現在の沖縄の抱える問題の見え方もまた変わってくるのではないだろうか。

沖縄の「戦後の空白」と、その空白に確かに存在した沖縄の人達の心を、伝えようとしてくれた映画だと思いました。

長尺も熱量も沖縄の方言も、ウチナンチュとヤマトンチュ=沖縄と私達の間にある、今だに超えられない壁や埋まらない溝なのではないか、と考えながら観ていました🤔

ひな
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