アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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よく出来てる!
内野さんはさすがの演技力で、これまでのどの役とも違う、抑圧された退屈さの中に影と小さな怒りの種火を感じさせる、いかにも公務員のつまらないおじさんだった。
何であんなペライチのチラシ信じるかなぁ。
調べないで進めるかな個人取引なんて。
とかちょっとツッコミどころはあるものの、あれだけ家庭内での力関係が弱かったら言われた通りにするのかもしれない。
詐欺師は“話の中に本当のことを織り交ぜてリアリティを出す”とか聞くけど、氷室の不動産屋の部長としての生い立ちを話してるときの感じが、何となく変な設定で具体的すぎるなぁと思っていたら、ソレだった。
熊沢は途中でそのことに気づきながらも言わない。
かつて胸ぐら掴んだ攻撃的な部分や強い性格が、全て消えたわけではなかった。
ただ、家族のため・生きるために隠していただけ。
全てが明らかになったときの2人の晴れやかな笑顔は、作戦成功そのものよりずっとアッパレな気持ちに。
こういうエンタメ作品、好きです!
肝心な部分がセリフのみ…
ダークヒーローに必要なのは闇堕ちしたきっかけと流れ、そこに説得力があれば観客は悪者でも共感したくなると思うのですが、この作品ではセリフのみではしょってしまい、何となく察してくださいみたいな作りにしてしまっていましたが、これって結構重要な気がします
そもそもコメディ的な詐欺作品なので失敗はないだろうと言う事と冒頭シーンで岡田将生氏にもう1人女性の仲間がいる事が判明していたので、彼女が誰なのかがわかってしまうと何となくオチが見えてる感じは気になりましたが、まずまず面白かったので平均的な評価にしました
上手くまとまっている映画だけど、
面白いか面白くないかと言えば、面白かったと思う。
しかしどのシーンもどこかで見たことあるような場面を繋ぎ合わせたようであり、最後にどんでん返しがあるだろう予感が明らかなストーリーが展開されていく。要するに、かの名作「スティング」をなぞっているのは明白なわけで。
それが悪いとは言わないが、せめて「カメラを止めるな!」のような爽快なカタルシスがあれば良かったのだが、今回はあまり見られなかったのが残念だった。
だけどそもそもそういう物語だから不自然な点もあっても、そこはスルーしてあげなくてはならない。これもまたお約束😁
ただ少しだけ言わせて。
理不尽な圧力をかけて逆に謝罪をさせた挙句にワインを頭からぶっかけてヘラヘラしていた情けない公務員が、その直後に高級スーツを着込んで高級腕時計を身に付けて、VIP会員制の高級倶楽部でビリヤードをたしなんでいるのは、あまりにも不自然すぎやしないか😓
それに15億円もの大金を全てカウントするなんて時間的にも手間としても有り得ない。仮に1000万円を確認するのに1分として、1億円で10分、15億円なら150分、2時間30分もかかるのに本当にやりますかねぇ。でもそうしないとあのトリックは成立しないからしょうがないんだけど😝
でも、あの敵方の弁護士が実は…というのは読めなかった。
庶民が平和に暮らすコツ、知ってますか?怒りを持たないことです。
波風立たない暮らしを本望に生きている、冴えない税務署署員熊沢。追い込まれ、逃げ場もなく、どんどん腹を括って悪党を追い詰めていく展開は爽快。だけど、どこか内野聖陽の役者としてのポテンシャルがわかっているので、変貌してもこっち(観客側)に驚きがない。だからなんだか物足りない。むしろ、いつも冴えない役ばかりしてる役者が変貌していくからこそゾクゾクと見入ってしまうはずなんだが。結局、この肝心なところがイマイチと思えたのが惜しい。
岡田将生の演技には最近とくに目を見張る。誠実な役は十八番だし、イジられ役も愛嬌あるし、憎らし気な悪役もできる。この前は殺され役もしてた。だから彼に限ってはどう転ぶのか読めないのがいい。
だいたい展開が読める方向へと進んでいって、こんなもんだろうと思った矢先に、ああ、そういえば七人ってことを忘れてた、のオチが待つ。なかなかよかった。
ちょうど扶養控除の書類書いた3時間後だった
面白かった!
やはり悪い奴が懲らしめられるのは後味が良い。
タイトルに7人の詐欺師って入っていたから、
最初集まったときに、あれ?6人?と思いつつも、
忘れちゃうぐらいにお話しに引き込まれていきました。
みんな良いキャラ!で上手い!!
猿時さんもカッコ良い!!!
猿時さんが写メ見ながら、
ひとり祝杯?の缶ビール開けるシーンは、泣けたな…。
スッキリまとまっていて、テンポも良く、あっという間に終わってた。
7人目、氷室が捕まって殴られたところまで判らなかったー。
いちばんカッコ良いかも~!!!
サブタイトルがどうでしょうか?
期待した以上に面白く鑑賞できました😀
あえて気になったことを少し🙇♂️
前宣伝などでバッドエンドはありえないと想定できるため先が読めてしまうのがどうなのかとは思いました(個人的には分かりやすくていいのですが)
偽札への入れ替えについては最高の謎解きの場面なのですがあまりに非現実的かなと
最後に明らかになる最大のサプライズにしても数えたら1人足りないので早々に7人目があの人だと分かったり(笑)するのでサブタイトルに人数はいらなかったのに
そのオチは禁じ手では?
大好きなオーシャンズシリーズ的チーム犯罪映画で上田慎一郎が主演の内野聖陽と6年間掛けて脚本を準備したという観る前から面白いことが保証された作品なのだけれど良くも悪くも整いすぎていてガツンと来ないのだ。一番の問題は小澤征悦のキャスティングでコメディイメージが邪魔をしてワインを頭から掛けられても悪くも恐くもない。時間をかけて騙しのトリックや階層が深くなるのは良いが製作委員会メンバーがコンプラを気にして会議室であれこれ調和したであろう部分が不満として残る。岡田将生に父親とのしんみり要素は不要でイケメン天才詐欺師というだけで十分、悪は悪でええやん。そもそも納税のために(!)金をだまし取るって設定にロマンが無さ過ぎて萎える。同僚の仇討ち話もあまり好きではなく警察内にも金目当ての悪いやつがいていいし、虐げられたメガネのリーマン公務員は蘇る金狼でいって欲しいのだ。
勝手に私事的にだが、邦画で久々にヒット?!
大変申し訳無い処だが、勝手なイメージで岡田将生って女性受けする為(タメ)だけの所謂(イワユル)甘いマスクのイケメン?なのかと思っていたが、これまた失礼しました。 中々やってくれちゃうナイスガイだった事を知らされた気がした。{ファンの皆様にはご免なさい,最初(ハナ)っから悪いイメージに思っちゃっていた事をお許しを頂きたい}m(_ _)m…。
ここ最近、私個人として邦画は何言っているのかも全てが分かり過ぎちゃって,突っ込みたくなっちゃったり…で,逆に字幕とかで細かく理解出来ない位の方が映画作品の本当の?面白さを感じ摂(ト)れる様になっていたが、この作品にカンしては日本語じゃないと本当の面白さが解(ワカ)らなかった様な気がしたのは確かである。 悪しからず…,
内野聖陽の魅力たっぷり
面白かったけど
内野聖陽の真面目な税務署職員は似合わないというか、笑ってしまいますね。彼はTVドラマの伝説の刑事ゴンゾウの頃のコミカルな演技が良く似合います。今回もハマってましたね。
面白かったけど最後のピンチを切り抜けたトリックは観客も騙してるような見せ方にしたかったのでしょうけど演出が足りなかった気がします。最近のドラマに多く見受けられますけど。
岡田将生は最近よく映画に出演してますね。
スッキリ!
ちょうどいい緩さと温さ
「カメラを止めるな!」の上田監督作品ですが、オリジナルは韓国ドラマなのでそういう意味ではちょっとオリジナリティに欠けたかもしれません。ただ、ちょうどいい具合に「緩く」また、決して斬新な映像ではなく安定した映像&お話でした。
そうなんです、いい意味で「古く」いい意味で「王道」でしたね。
決して2時間無駄にはさせませんし、気持ちの良い詐欺事件でした。
ただ、私がおしゃれに感じるのはお金を盗むのではなく、「使えなくする」という風にしても良かったかな。もちろんそれでは復讐にもなりませんが。あの機械で「透かし」だけを変えるっていうのもありかと。
それにしても神野三鈴のエロチックさは・・・やはり私が還暦過ぎのジジイだからでしょうか(自爆)「アンチヒーロー」での東京高等裁判所 判事役もなかなか良かったですが。
しっかりと観客を楽しませることに徹したエンタメ作品
既存作との差別化が必要
内野聖陽演じる税務署員と、天才詐欺師の岡田将生が色んな詐欺師とチームを組んで悪徳社長から脱税したお金を徴収する話。
地面師たち、オーシャンズ11、コンフィデンスマンJPなんかの要素を混ぜて割ったみたいな感じ。
既視感はあるけど、安定のキャスト・ストーリーで面白かった。
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