アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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怒り
アングリースグワッド良かった。 サラリーマンならわかるわかる、じゃないのかな。色々と感情移入しやすかった。絶対悪を懲らしめる作品は、一般的に感情移入しやすい。そして俺は、詐欺師ものがコメディタッチで、何か昔から好きなんですね。 道尾秀介さんの「カラスの親指」や 洋画の「オーシャンズ」シリーズ大好きだ。 税務署や警察署と癒着した起業家(小澤征悦)を相手に、税務署職員(内野聖陽)が詐欺師集団(岡田将生ら)とタッグを組んで、復讐する。具体的には、脱税したお金を取り戻す。そんなストーリーです。 小澤征悦の悪モンぶりが刺さる刺さる。冒頭のセリフ 「庶民が平穏に暮らすコツを知っているか?…それは、怒りという感情を持たないことだ」 …主人公は、頭からワインを浴びせられ、笑って顔を上げろと言われる。 あ〜、これ飼い慣らされた日本人にホントに痛い言葉だわ。このシーンは象徴的な屈辱的シーンだった。 しかもその起業家は、主人公の同期の親友を自殺に追い込んでいることが後ほどわかるのである。 怒りに火が付いて、タガが外れる公務員。詐欺師の誘いに乗っかっていく。 「詐欺はするが、モラルを持って詐欺をする」と主人公。 詐欺という犯罪に加担する、妻と娘のいるサラリーマンの顛末は如何に? ヒヤヒヤする、真面目な公務員と詐欺師集団の奇妙な団結が、コメディタッチで描かれる。 最後まで、目が離せない展開だ。非常にスリリングだ。ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤ。面白い。 面白い映画って俳優がいい。 内野聖陽さんはホントにいつも別人になりきるなと感心しきり。川栄李奈さんは昔からハマり役をもらうし、演技が上手い。印象的なのは、この二人だろうか。 この映画は、いいです。
映画の日
せっかくの映画の日なので何か1本見ようと思い、レビュー評価の高かったこちらを鑑賞。 前半は話のテンポも良く展開も面白そうだったのだが、途中から設定が雑な感じがして、入り込めなかった。氷室の過去も断片的な説明だし、その他の詐欺師とのつながりも唐突感が。 ケイパームービーなのでまあそこは割り切るとして、それにしてもレビューほど印象に残るものは感じられず、残念ながら自分のツボではなかったよう。 内野さんの演技と、最後のトリックは良かった。
面白かったよ!
ファーストディ 観る予定無かったけど時間がありましたので。良かったよ!面白かった。カメラをの上田監督らしい。地面師たちも入っていて。オチもありましまし。
楽しめました!
あっぱれな面白さ!愛すべき詐欺集団に乾杯!
今期、No.1の面白さ! 内野聖陽さんと岡田将生の掛け合いが最高にスリリング! さすがカメ止の上田監督だなぁと、エンドロール終わった瞬間拍手したくなりました。 しなかったけどw 1秒も無駄なシーンがなくて、リアリティしかなくて、笑えるし、泣けるし、なんだコレ!? なにも予習せずに、騙されたと思ってw 観て欲しい秀作映画! 海外にも通用するんじゃないかしら? 詐欺集団の個性的メンバーも一人ひとりのキャラが素晴らしい!注目したくなる役者さんがいました! あー、もう一回観たくなりますね! 拍手喝采!
後半の畳みかけと爽快感
上田慎一郎監督作品の中では、今までで一番メジャーな俳優のキャスティングだったので、楽しみに鑑賞。 上田監督って、けっこう古典的な脚本と演出が好きなのね。 でも後半に向けての畳み掛けと爽快感は、なるほど上田監督の特徴かもしれませんね。 しかし、岡田将生さん、小澤征悦さん、森川葵さん、川栄李奈さんなど、役柄がピッタリすぎるなぁ。
272 構成演出はほぼスティングと一緒
2024年公開 もしスティングを後から見た人がいたら 本作の方が洒落ていると感じるかもしれない。 この手の映画はやはり一番最初にスティングを見る事をお勧めする。 とはいえ内野聖陽のリアルな感は素晴らしい。 それと相変わらずの岡田将生の存在感の高さ。 悪役バッチリの小澤征爾。 含めて今までの上田慎一郎監督作より数段上の俳優陣。 なんだかんだいっても名声ある方が感情移入も容易い。 ロケ地もカネもかかってるよなー やはり大手が上田監督に声をかけた模様。 この監督作は今後見続けるんだろうな。 70点 鑑賞 2024年11月30日 イオンシネマ近江八幡 配給 ナカチカピクチャーズ パンフ購入 ¥900
仕事きっちり
映画の時間をきっちり使って色々な形で喜ばせてくれた。上田監督は観客目線を見失っていないところがいいのではないかと思った。原作は韓国ドラマとのこと、映画にするにはおそらくかなり大胆に改変したんじゃないか。原作ドラマも見てみようかな。
最初に森川葵がバイクで出てきたんで、後半の9番のキーホルダーがついたバイクも森川葵かと思ってしまった。ヤラレタ。
1・2・3・4・5・6!?1人たんないよ!あっ7人いた
2024年映画館鑑賞113作品目
11月30日(土)イオンシネマ新利府
通常料金1800円−dポイント300円
監督と脚本は『カメラを止めるな!』『イソップの思うツボ』『スペシャルアクターズ』『100日間生きたワニ』『ボプラン』の上田慎一郎
脚本は他に『3月のライオン 前編』『3月のライオン 後編』の岩下悠子
粗筋
税務署に勤める公務員がひょんなことから詐欺師とその仲間と手を組み無敵の脱税王に復讐する痛快娯楽クライムサスペンス
韓国の人気TVドラマのリメイクらしい
脚本が良い
元の話がよっぽど良いんだろう
脱税王が税務署や警察署とも癒着しなかなか手を出せない
マコトやマコトの父が刑務所暮らしになったのもマコトの母が弁護士を辞めるハメになったのもおそらく橘大和の策略だろう
特訓でビリヤードが上達し仲間の磁石による不正行為も手伝いビリヤード名人橘大和を負かした熊沢二郎
その流れで他人の土地を売り付け15億円騙し取る計画
税務署署長で橘の協力する安西元義の密告で詐欺がバレてしまう
橘の部下で司法書士の酒井恵美子の通報で警察に逮捕されてしまうわけだがじつは偽警察で脱出成功
まんまと大金を奪い取った詐欺グループ
橘に残った大金は全て仲間の丸健太郎が営む印刷工場で刷った偽札にすり替わっていた
詐欺仲間は公務員を除くと何度数えても6人しかいない
じつは橘側にスパイがいた
偽警察の時点で通報した司法書士が仲間ではないかと勘繰ったが正解だった
おそらく彼女はマコトの実の母親だろう
橘に殴られて思わず手を差し伸べる恵美子を払いのけるマコトに今おもうと「こまかいな」と感心する
とにかく熊沢二郎演じる内野聖陽の演技力が素晴らしい
コミカルな芝居もシリアスも良い
今でも充分かもしれないがもっともっと彼は高く評価されるべきだ
それにしてもなぜ韓国人はこんなに頭が良いのに日本のこととなると愚かなことばかりするんだろうか
日本人もそうだがいくらインテリでも感情的になって怒りを露わにすると失言はしやすくなるしとんでもない行動をしてしまう
怒りは敵と思えと徳川家康も言ってるし
怒りは貧乏人の娯楽とも言うがヤフコメ民とかを見てると妙に納得してしまう
熊沢が橘をボコボコにしたのは妄想で実際は怒りを抑えて税務署の者として報告するべきことは報告しその場を立ち去った
そんなわけで自分は頭が良い方ではないが気をつけたいところだ
配役
中野北税務署の職員で真面目で小心者の熊沢二郎に内野聖陽
出所したばかりの天才詐欺師の氷室マコトに岡田将生
二郎の部下で国税局に栄転予定だったが正義感が強すぎてピンチになる望月さくらに川栄李奈
二郎の上司で中野北税務署署長だがじつは影で橘大和と癒着している安西元義に吹越満
熊沢の親友で地元警察の刑事の八木晋平に皆川猿時
マイカーをそろそろ買い替えたい兼業主婦の熊沢の妻の熊沢佳子に金谷真由美
演劇部に所属し芝居に打ち込む熊沢の娘の熊沢夏美に河村花
マコトの仲間のスリで俳優業もしていたことから変装の名人の白石美来に森川葵
マコトの仲間の当たり屋でデカい体を生かしている村井達也に後藤剛也
マルコと仲間で表向きは印刷工場を経営している道具屋の丸健太郎に上川周作
闇金の元締めでマコトにもカネを貸している詐欺仲間の五十嵐ルリ子に真矢ミキ
いつも右手に金槌を握っているマコトの仲間でルリ子の娘の五十嵐薫に鈴木聖
ルリ子の護衛の栗木に竹井洋介
ルリ子の護衛の桃木に川口貴弘
橘コーポレーションの代表で10億円の脱税王の橘大和に小澤征悦
橘の司法書士の酒井恵美子に神野三鈴
熊沢の同期で橘の脱税を摘発しようとしたら濡衣を着せられクビになり自殺した岡本に矢柴俊博
岡本の妻に結城さなえ
岡本の娘に松井彩華
納税納める居酒屋の店長に淺場万矢
居酒屋の店長の息子に朔太郎
税金を納める工場の社長にイッキ
車の売主に重岡漠
住宅地の通りでルリ子の護衛にマコトと間違われる男に黒木俊穂
チャリティーの施設長に森恵美
美来からスリの被害に合うクラブのナンパ男に上野郁弥
モミジ不動産の社員の中園に野田英治
モミジ不動産の社員の春日部に佐藤あみ
こんなことが許されていいのか
定年まであと数年、波風立てずつつがなく過ごす税務署職員の人生が、ある日、世の中の不条理に酷く踏み躙られる こんなことが許されていいのか いやー面白い、年の瀬の一本に強くおすすめ あの「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督作品、仕掛け天こ盛りなのに見やすいしわかりやすい、前情報ゼロでいったがフルに楽しめると思う
やり返しが面白い
韓国ドラマ由来とのことで、らしい爽快感があったと思う。 脱税分の処理とか、身元が割れてる主人公家族は大丈夫かとか、署長より上もヤバいのではとか気になるところはあるけど、シンプルな逆転劇を楽しめた。 ビリヤード、ちゃんとわかってないけど面白そう。
7人目はあの人
韓国ドラマが原作とのこと。
役人は汚職するもの、が常識らしい韓国っぽい話だと思いました。
「密輸1970」でもそうだったが役人は地位を利用していい目を見る、私腹を肥やすものなので庶民はお役所騙して当然、みたいな考えがあるような気がする。
テンポがあまり良くないが、橘の憎々しさ全開でやっつけちゃって!という気分がぐいぐい高まる。氷室の家族の事情や、熊沢の同期の件などエピソードが強く情に訴えるのも韓国映画的。さらに、友達の警官が公務中に私的に協力したり警察の資材使っても「俺が黙ってりゃ無問題」が全然OKらしいのも韓国的かも、知らんけど。
何度か危機に陥るが都度逃れてからの、ラスト、どんでん返しでカタルシス
そうこなくちゃ。コンゲームは巨悪が倒される予定調和がいいんです。
7人の詐欺師、7人目は誰かと思えば。鮮やかに騙されていい気分。
そういえば彼女、氷室の写真見て「イケメン詐欺師ね」って言ってましたね、さらっと息子自慢してて後から思い出して笑った。良い親子です。
一見妻と娘の奴隷みたいな熊沢も、あれはあれで良い家庭なんでしょう。妻と娘、買い物から帰ってきて、パパがいつも同じもの着てるからってパパの衣類を買ってきてましたよね、パパの浮気は疑ってたけど素人劇団なら協力するって、嬉々としてたし。
税務署の汚職署長は望月の活躍で脱税摘発せざるを得なくなり、彼女は国税局に栄転、よかったね~、マルサで活躍しそうな人材です。
橘から巨額を奪ったがその中からきっちり納税しているのがさすが公務員。
(もちろん差額は山分けですけどね)
橘の頭からワイン掛けてやればよかったのに。
岡田将生が良い。ご結婚おめでとう。何を演じてもあのルックスのまま、意外と変幻自在な演技でなりきる。善玉か悪玉か見かけから予想できないのでストーリーの先読みを難しくする。いつも困ってるヒトな印象あってコメディも得意だし。内野聖陽良いんだけどケンジに見えちゃって困った。ぱんつ畳みながら小指立ってたような(気の所為?)
スカッとした!
真面目な税務署員が詐欺集団にどんな風に絡んで行くのが興味の的でした。家族や同僚、友人と絆を大切にする主人公でしたが意を決して踏み入れた詐欺社会は面白おかしく緻密な計画が有りました。 クセ者揃いの壮大な計画は痛快なエンターテイメントで裏の裏までドンで返しですっかり騙されてしまいました。 税務署員の内野聖陽、詐欺集団のボスの岡田将生、悪徳社長を演じた小澤征悦等、個性派キャストが勢揃いで不穏な動きに目を離せなかった。
おもしろかった!!
邦画は好きでない私が、あの「カメラを止めるな」の上田監督と前評判のよさで観ました。おもしろかった!!です。「カメラを止めるな」より洗練された出来でしたね。詐欺師の映画って期待を超える面白さを期待しますが、その通りでした! 序盤からどうなるんだろ?ってワクワク感ありで、転結は期待以上の結果。最高!でした。邦画嫌いの私の感想なので間違いないです。うるっとくる場面もあり、期待以上の作品でした!超お勧めですね!
楽しい楽しい楽しい
久しぶりの映画館での鑑賞で、この作品を選んだ自分に拍手👏 うっちーの公務員ぶりが素晴らしい👍すごい共感。 憎たらしい脱税王から大金を巻き上げるなんて、庶民にとっては最高のおかず。 それで偽善者のずる賢い役に小澤征悦さんがどハマり。まじめにやるほどコミカルになる役者さんですね。 真矢みきさんの登場もカッコ良くてニヤリ。 映画全体的に抜け感があって、でも岡田将生の詐欺師のストーリーは筋が通っているからブレていない。 めちゃくちゃ楽しかったです! ありがとう〜
小悪党の文化祭
詐欺師をはじめ、当たり屋やら闇金やら個性強めのメンバー。悪人ってそんなにバリエーションあるのねぇ。そこにあからさまに公務員なおじさん。 どうしたらそこが組むのかと思ったら、なるほどね。 詐欺師チームは小悪党な面々なのに対し、敵は巨悪。 金と権力のある悪人と公務員は相性が悪い。 ワインまみれの熊沢さんの怒りに堪える表情が素晴らしい口火を切った。 あの顔が漫⭐︎画太郎みたいで。 詐欺の下準備の光景が、巨額の詐欺なのにワチャワチャしてて、なんだか文化祭のようで楽しい、トンカチいるし。 ビリヤード対決で計画が動き出してからはワクワクが止まらない。 さすがにバレるだろって感じの所もたまらない。 結末はスカッと爽快。 ずっと6人だったけど、7人目って誰? あぁ、そういうこと? なに⁈違う。 ちょ、アンタなの⁈ わぁ面白い! 最後こんな感じ。 楽しかった。
リアリティーが全くない
詐欺がメインとなる作品においては、思いもよらないトリックによって、いかに観客を驚かせるかが、作品の良し悪しを左右するものだと思います。にも関わらず、本作は詐欺のシナリオにリアリティーが全くありません。また、どの詐欺のシーンも不自然でスマートさにも欠けています。あまりにもお粗末過ぎて、何処が不自然なのかいちいち書きませんが、どうしてこんなにも薄っぺらい脚本でOKが出るのか理解に苦しみます。百歩譲って詐欺の作品ではなくコメディ作品だと割り切って観たとしても残念ながら面白くありません。
気持ちよく騙してくれる作品だったw
脱税の疑いのある1人の権力者に濡れ衣を着させられ酷い屈辱を受けたとある税務署職員。その人物から税を徴収するため、彼は戸惑いながらも自分を騙した詐欺師から"悪"を用いて"悪"を罰する提案をされ、それに乗る。 詐欺師達の手口があまりにも巧妙で、途中まで自分も騙された感覚に陥ったけど、逆にそれが何だか気持ち良くすごく引き込まれる作品だったw😊
良かった
細かいことを言えばツッコミ所満載なのだがあえて言わない。 ラストもよくある展開で別に捻ったものでもないがこういう明解なストーリーが私は好きなようだ笑 観終わってスッキリすればそれで良い。 ちょっと言わせてもらうなら内野さん以外の演技がイマイチかな。
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