「真面目な税務署員と天才詐欺師の異色タッグ」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 映画ファンさすせそさんの映画レビュー(感想・評価)
真面目な税務署員と天才詐欺師の異色タッグ
税務署員の熊沢(内野聖陽)はいかにも公務員と言った感じの人物で職務を真面目にこなしつつも後輩が納税者と揉めそうになると事を穏便に済ませようとフォローして無難な日々を過ごしていた。
だが、正義感の強い後輩の望月(川栄李奈)が巨額脱税をしていると噂の実業家の橘(小澤征悦)の所に乗り込んで騒ぎを起こしてしまい、熊沢ともども処分を受けてしまう。
処分の撤回を求めて橘に謝罪して事が収まったかに思えたが、晴れぬ思いを抱き続ける中で偶然にも天才詐欺師の氷室(岡田将生)と知り合い、彼と組んで脱税分のお金を詐欺で奪い盗る計画に加わることに――
生真面目な公務員が正義のためとはいえ、詐欺に加担していく様がコミカル。
相手の実業家も権力者とつながっており一筋縄では行かない相手で、綱渡りのようなスリルに終始ハラハラさせられました。
やや現実離れした滑稽な部分もあるけど、詐欺のための下準備やタネ明かしがよく出来ていてなかなか楽しめました♪
コメントする